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GMが破綻と、今新聞を読みました。
しかし、内容を見ると「60~90日ほどで復活する」といった内容が書かれていました。
復活するなら破綻しなくていいのでは?と疑問に思いました。
「国有化」などということも書いてありましたが、正直意味がわかりません。
どなたかわかりやすく説明していただけませんか?
お願いします。

A 回答 (7件)

GMを普通の企業が倒産するように放っておくと、関連企業の連鎖倒産、不良債権の連鎖、失業者の増大、などが起こり市場に任せておいては米国の経済システムを破壊してしまいかねないような存在で、いわゆる「大きすぎて潰せない」企業なのです。


またGMの利益の多くが金融で儲けを出しており、車会社の皮を被った金融企業のような事まで言われているところでした。その為、米国の金融バブルがはじけたこの状況下でGMも他の金融系企業と同様にバブル崩壊によって、多大な損出を出しているのです。
そんなこんなで米国は国有化によってこの問題に対処しているという事です。

また、国有化されたからといって、その後民間企業として利益を出し大企業としてやっていけるかというと「打ち出の小づちでもなければ無理なのではないのか」というのが多くの人の見解です。

ただ米国は、これまで機密としていた軍事技術で、転用可能なものをGMへ流しているそうです。またGMは90年代電気自動車の開発も行っています。米国の新興企業にはプリウスの10倍とも言われる燃費性能を持った電気自動車が販売されています(まぁ燃費が10倍なら価格も10倍という高級自動車ですが)。
米国は国家を挙げてGMを復活させようとしているという事で、さあどうなるのかと言ったところですね。
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すんごく簡単に言うと、破綻したということは借金を踏み倒したということです。

借金棒引きが認められなかった以上破綻なくして復活は不可能です。

通常は借金を踏み倒した上で、残った資産を清算して債権者に分配します。今回はそうではなく、会社を復活させる代わりに、復活させた会社の株式を分配します。

通常それでは清算より分配が少なくなりますが、今回は税金投入による会社の復活なので、そういった破綻の上での再生が認められた形です。
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破綻は、過去のしがらみを一旦切る意味があります。



瀕死の状態のGMに色々な権利を持った人や会社があります。
例えばバンク・オブ・アメリカやJPモルガンなどの金融機関からの融資(有担保の)、社債などの無担保のもの、部品業者の売り掛け金とか、労働組合の健康保険等の費用など立場の違う権利をもった人たちです。
破綻しても、GMには資産は残っています。その権利を持った人のほとんどがGMの出した再建案に同意できれば良いのですが、立場が異なるので今回同意できませんでした。

そこで一旦破綻させその権利関係をなくして、今回ある程度事前調整できた方向で再建に向かうようです。

ここから裁判所含む国が関与して残った権利関係を整理するみたいです。

例えば有担保の融資をしていた金融機関は、本来なら担保があるので優先てきに権利が与えられるはずでしたが、金融危機の時公的資金を貸してもらったせいで権利を捨てることになり、それより優先度の低い無担保の社債を持っている人は新生GMの株の10%を代わりにもらうことになりました。これはプロでない人も買っているからみたいです。

そして破綻したGMのうち不採算なところと将来性のあるところを分けて将来性のあるところを新生GMとして再生させるということです。

腐ったみかんがある箱から腐ったところまだ行けるところを分け新たに小さい箱に入れ直してみかんとして売るような感じです。
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 GMは労働団体の力が強く、例えば高年齢の期間工(派遣社員)なら年間10万ドル(一千万円)の人も少なくありません。


 その他社と比べ異常なほど高い高給がGM破綻の直接の原因です。
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m& …

そのため、一旦破綻させ、派遣切り・・・又は賃金をカットするのがその理由です
http://www.redcruise.com/nakaoka/?p=268
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GMは、毎月赤字を出し続けて、米国政府が何十億も出して援助してあげている。


そして、GMの車は、アメリカでしか売れません。

GMは車を作っている。部品工場もたくさんある。
そこには何万、何十万人もの人が働いている。
彼らが失業するとアメリカ経済に大きな打撃となる。
なので、米国は助けた。助けないと、オバマ大統領などへ批判が出るので。

しかし、助けても、赤字を出し続けるし、人気の無い車なのでアメリカはいつか倒産させないとならないかもしれない。

国有化と言っても、GMが複雑なので、色んな手続きが必要で、それに3ヶ月ぐらいはかかる。
国有化というのは、倒産しそうなGMを助ける、という意味で、救急車で運ばれたようなものです。
それだけ体力も無い状態。会社は、何をするにもお金が毎月必要ということ。

つまるところ、本当は倒産させた方がいいのに、無理に復活させようとしている、一種の賭けと逃げです。
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アメリカ政府はGMの株を買ってGMを


アメリカ政府のものにしたのです。それが国有化なのです。

アメリカ政府がGMの株を買わない場合、
アメリカ政府がGMの運営がしませんし、復活もありえません。
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GMは破綻しました。

このまま誰からも支援が無ければ、世界中に20数万人居る従業員は職を失い、GMに部品を提供して居た関連会社や、GMの販売会社、資金を提供していた金融会社。などなど家族も含めて、想像付かない多くの人々を巻き込み、単なる製造会社の破綻、破産じゃすまなくなるのです。
一旦、アメリカ政府が国有化して、アメリカ人から徴収した税金でた立直しをするのですが、オバマさんは一企業のために税金を注入するのは宜しくないと考えたようですが、全世界にサブプライムローンの問題が終結していないのに、又、新たな不安材料を世界に撒き散らすのは芳しくないと判断されたのでしょう。
復活はありえないと思います。破綻の危機を脱出できるだけで、浮かびもしなければ、沈みもしない、何とか生きてます。くらいで推移するでしょう。
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