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今日明日あたりに、古典の第一歩として生徒にいろは歌を教えたいと思っています。ところが、読む本によって訳が微妙に違ったりやけに言葉が難しかったりして、どう教えればよいのか自分の中で消化しきれなくなってしまいました。
そこで、中学生でも簡単に理解できる平易な現代語訳を教えていただきたいのです。それと、品詞分解の勉強にもつかいたいので品詞がどうなるのかも教えていただきたいです。特に「あさきゆめみし」のところを「浅き夢見し」とすべきか「浅き夢見じ」とすべきかのところが知りたいです。どちらが正しいというものではないと思うのですが、「見し」と「見じ」の訳の違いを教えていただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

まず、1000年も前の歌ですので、幾つか解釈の別れるところがある事は教えられるべきかと思います



その中の一つとして、かなり判りやすく書かれていると思われるものをご紹介します
(参考URL)

また、「みし」についてはこの歌全体をどう解釈するかで大きく違って来る語だと思います

-あんなに咲き誇っている花だっていつか枯れてしまうのだから、
どんなに凄い人だってそれがずっと続く訳じゃない、
今日も一日何とかやって来て-
と来て、「あさきゆめみし ゑひもせす」
・酒を飲んだ訳でもないのに、はかない夢なんか見るもんじゃないよ(見じ)
・酔ってる訳じゃないけど、ついつい夢を見てしまう(見し)

最後の解釈の仕方次第で歌の調子がかなり変わってしまいますよね

参考URL:http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Labo/6084 …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。「見じ」と「見し」の両方の訳を教えてくださってありがとうございます。私は「見し」の方で教わっていたので目からうろこな気分です。
確かに最後の解釈で印象が違ってきますね。私的な見解としては「見し」の方がなんとなく前向きな感じがして好きですが。
また機会がありましたらよろしくお願いします。

お礼日時:2003/03/19 13:39

色は匂へど 散りぬるを   



わが世誰そ 常ならむ    

有為の奥山 今日越えて 
 
浅き夢見じ 酔ひもせず

花は色あざやかに咲いてはいるが、やがって散っていく
私たちがすんでいる今の世の中の人々も 変わっていく
(私たちは)かない世の中を、今日も生きていく
(限られた人生だから)酔って、つまらない夢をみないようにしよう 

注:にほい   色美しくはえる
  常ならぬ  変わる
  有為    この世ははかない
  せす    あそばす、したもう

こんな風に私は解釈します。
いろいろな文献は、「見じ」を取っています。
「見じ」の「じ」は打ち消しの推量をあらわす言葉ですから
・・・・しないようにしようという解釈になります。
「見し」と取ると
「酔って、詰まらない夢をみてしまいます」というようになって
意味が不明になってしまうと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。単語の意味も教えていただき参考になりました。今回ははやく回答していただいた下の方に良回答をさしあげたいと思います。ご了承ください。
また機会がありましたらよろしくお願いします。

お礼日時:2003/03/19 13:41

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