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短期プライムレートとは、どういうものでしょうか?
一般的にどういうときに、使われるのですか?

A 回答 (1件)

プライムレートとは市中の商業銀行が企業に貸し出しをするときの最優遇金利のことです。

このうち貸し出し期間が1年までのものを「短期プライムレート(通称 短プラ)」と呼んでいます。

以前は日銀が市中銀行に融資する時に適用する「公定歩合」を基準として、これに0.25%(違うかも知れない)上乗せした水準で全部の銀行が同じ金利を使っていました。

ところが金融の自由化が進むに従って、各銀行の調達金利つまり預金などのコストが一律ではなくなり、公定歩合に依存することが現実的ではなくなってきたことと、独占禁止法上の問題もあったりして、1989年からは各銀行ごとに異なった金利を提示するようになりました。

金利の根拠となるのはそれぞれの銀行の預金やコールマネーなどの資金調達コストです。一般的に都市銀行に比較して地方銀行の方がすこし高いようです。

短プラが優良企業に貸し出す最優遇金利とはいっても、世の中には色々な資金調達方法があるので、現実には短プラよりも低い金利で貸し出しをしている例もあります。

最近では企業の格付けが行われていて、取引振りや財務状況などによって貸出金利に差をつけるようになりましたが、基準となるのは短プラだと思えば良いでしょう。
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