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しばらく見ない間に、薫がパンドラにいたり中学生になっていたりでわからなかったのですが、そもそも未来を予知した何かが薫は成長したら、パンドラの首領になって、世界征服に乗り出すらしいとのことですが、そもそも薫と京介はエスパー中心の世界を作ろうとする京介と、皆が共存する社会を目指したい薫とは、政治思想が全く違うのですが、京介は何がしたくて薫をパンドラに引き入れたのでしょうか?

A 回答 (1件)

 薫がエスパーとノーマルの共存を目指しているのは、まだ子供で現実を知らないから。


 予言で薫がエスパーたちを率いて立ち上がるのは、薫が大人になるにつれ、ノーマルたちの差別意識の強さを知り、虐げられてきたエスパーたちの真実を見て、エスパーたちを守ることを決心するからだと思われます。
 別にパンドラの首領になって世界を征服しようとするのではなく、エスパーたちが人間らしく暮らしていくために、彼らを守るために戦うのです。
 そうすることが正しいと思っているわけではなく、他にどうしようもなく迷いながらも戦っているという心情は、皆本にブラスターを突きつけられる未来予知のシーンからも明らかです。
 京介は、過去に信頼していた仲間から裏切られたトラウマを持っています。
 京介には、薫がいずれエスパーのクイーンとして立つとしても、自分のように悲しい思いをさせたくないという心情から、早いうちにノーマルへの思いをあきらめさせようと言う考えが根底にあると思われます。
 そのため、ノーマル(皆本)に失望するように仕向けたり、パンドラのエスパーたちと接触を持たせて、エスパーへの親近感を持たせたりしようとしているのでしょう。
 ちなみに京介は別に根っからの悪人と言うわけではありません。
 京介にとってノーマルは信用できない相手で、守るべきエスパーたちのためには現在の社会秩序など二の次だと思っているだけです。
 だからこそ薫は京介にひかれるところがあるのです。

この回答への補足

回答ありがとうございます。ということは、薫は今後バベルとパンドラとの二足のわらじでしょうか?

補足日時:2009/06/12 23:02
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