プロが教えるわが家の防犯対策術!

ヤマハJ専2年目です。
作曲(JOCに向けて)についてお聞きします。
白紙の状態から曲を作るのに、本人はどうして良いか分からず、何も出来ません。とりあえず思いついたメロディーを弾くのですが、リズムはメチャメチャ、
ひたすら取り留めのない音になってしまいます。
私は全くの素人なので、教える事も出来ません。
ちょっとしたアドバイスと言うか、曲作りのヒントなど、教えていただけないでしょうか?

A 回答 (4件)

J専ってまだあるんですね。

私はもうオバサンですが、まだあることに感動致しました。私もJ専出身です。当時では、地域で1期生でした。もちろん、JOCには数えきれないほど出ました。

本題ですが、

>とりあえず思いついたメロディーを弾くのですが、

これだけでも十分です。とりあえず思いついたことを音に出来るだけ、作曲への意欲がある証拠です。そういう意欲、音に対する行動力があるというのが、子供にとっては重要だと思います。それすらできない人が居るということをよく覚えておいた方がよいでしょう。

>リズムはメチャメチャ、
ひたすら取り留めのない音になってしまいます。

それは、大人と違って、すべてが自由だからなせる技です。作曲家にもなると、いかに今まで培ってきた音楽における様々なルールから自分を解き放つかが重要になってきます。そんなとき、子供のころに無邪気に、なりふり構わず音と遊んでいた経験が役に立っていると感じることがあります。peacementhさんがおっしゃっているように、そのような自由さこそ、音楽には(殊に作曲では)必要で、理論や規則に縛られない世界で音を探求する体験は、後に大切な宝物となるでしょう。もちろん、理論や規則に縛られながら作曲をする喜び(束縛の中で見出す自由の発見)もあるのですが、それはもう少し大きくなってからということで。

>私は全くの素人なので、教える事も出来ません。

親の立場では、子供がどんな曲を作ろうと、それを暖かく「世界でたった一つの曲だね」と言ってあげることです。子供のうちから、作曲の結果を気にすることはありません。もし、お子さんが作曲の道に進まれるとするなら、素人では推し量ることもできない、もっと複雑で大きな障壁に、ご本人自身がぶつかり乗り越えねばならない局面が訪れます。そのとき、ずっと暖かく自分の曲を受け入れてくれた親の存在は大きいものになりえます。こういった芸術関係では、親ができることって、実は、わが子のためにお金を出し、無条件にほめて元気づかせて、一つ一つのことをクリアする度に一緒になって喜ぶ、ぐらいのことしかできません。「それぐらい」と言いましたが、これは親しかできないことです。

>ちょっとしたアドバイスと言うか、曲作りのヒントなど、教えていただけないでしょうか?

作曲のヒントは、ご本人で見つけるものです。
簡単な作曲法があると巷では言われていますが、それはほとんどウソです。なぜなら、作曲というのは、子供であっても、その子らしい様式(スタイル)の萌芽がみられることがあり、それにヒントがマッチする可能性は非常に低いからです。つまり「自分は本当は○○のような音楽を創りたい」という願望は、子供にだってある可能性が高い。ただそれを音や言葉で表現できないだけです。ですから。外部から何かヒントのようなものを与えると、独自のイメージやスタイルの芽を摘んでしまう可能性があり、非常にもったいないと思います。お子さんが、JOC当日ぎりぎりまで、白紙であっても、特に気にしないことです。「書けないから書けない」と言う子供は、実は非常にプライドが良い意味で高く、作品に対して自己批評が厳しい証拠でもあります。
しかしながら、JOC当日に白紙であっては、失敗体験となって、心に傷がついてしまう恐れがありますから、そのようにならないように、普段から、無茶苦茶なリズム、響き、音であっても良いから、
  「何か思いついたら、そのときすぐに譜面に書く」
という癖をつけさせる手伝いは、親にできるかもしれません。楽譜を作成することに慣れることは、大きな武器です。譜面にささささーーと早書きできると、作曲作業が効率化し、イメージと具体的な音の配列との関係が、感覚的に体得できるようになると思います。

こんなところですが、結論を言えば、結局、親はそれほど頑張らなくても良いということです。できることは、子供には絶対にダメ出しをしないことです。これは創作意欲に傷がつく可能性大です。これが「演奏」となると、練習する時間を延ばす工夫をするなどの協力は親にできますが、作曲は、ほとんど本人次第でしょう。
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この回答へのお礼

返信が遅くなりまして、申し訳ありませんでした。
私からすると、「とりあえず思いついたメロディー」を聞くと、本当にとりとめが無くて、まるで息継ぎをしないで、話をしているように感じます。
でも、それだけでも立派に、作曲への意欲がある証拠なんですね。
大人は沢山の曲や歌を聞いてきているので、耳が規定観念にとらわれ過ぎていたのかも知れませんね。
子供の自由な発想を、もっと大切にしてあげなくてはいけないのですね。
こちらも、何回も読み直し、「ハッ」とする所が沢山あります。
私はいつもダメ出しばかり・・・・。
いままで子供も辛かったとおもいました。
本当に、本当に有難うございました。
沢山の方々にすばらしいアドバイスを頂き、まずは私の考え方を改めようと、思いました。
本当にありがとうございます。
親が頑張りすぎて、子供の自由さを奪っていたようです。

お礼日時:2009/06/16 10:06

#1です(^-^)



御礼をありがとうございました。

ちょっとゲーム感覚で
こんなやり方をさせた事もあります。

ドレミファソラシド
↓↓↓↓ ↓↓↓↓
1234 5678

の様に数字を決め、

『じゃあママの誕生日は?』

『5月11日!』

『ソードドだね!
じゃあパパは?』

『3月15日!』

『ミードソね!
じゃあここまではー
ソードド、ミードソね!』

なんてやった事もあります(^-^)

題名は『誕生日』みたいな♪


他にも
『おかあさん』のイントネーションを

『ドソファド』と
音に直してみたり(^-^)


とにかく楽しんで
世界に一つしかない
お嬢様の曲を完成させて下さいね!!
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この回答へのお礼

私は子供にとても無理を押し付けていました。
自由に作ってごらん、と言いながら、やっと出来た曲に「リズムが合ってない!」とか「イメージと違うんじゃないの?」とか・・・・。
自分は何も出来ないくせに・・・・・。涙か出てきます。
そもそも音楽は楽しむものですよね。
お遊び感覚で、本当に自由に作らせてあげたいと思いました。
今は疲れ果てて眠ってしまいましたが、明日は「1234・・・・」のゲームで
楽しくやってみます。
何回も本当にありがとうございます。
心から感謝いたします。

お礼日時:2009/06/15 22:06

今まで積み重ねてきた修行の内容によって方法が変わります。


鍵盤とドレミを一生懸命勉強しているならば、自分で発明したドレミのパターンをメモするという意味で5線を使うわけですが、譜面の読み書きができないとなると開発して、録音して覚えて演奏するという方法になります。

質問文の内容からしてこういった方法も多分通じないでしょうからウラワザを解説します。
リコーダーでできるほど簡単な「ちょうちょ」の譜面か曲を用意します。そして、どこかの音を違う音にしてみる方法です。

ソミミ~ソミミ~ とくるところをソミド(ドは高いほう)にしてみるだけで違う曲として十分聞こえます。
たった一ついじっただけなんですけどね。

ゲーム音楽などをメインにしている作曲家が大量の曲を作る手口・・・もとい技の一つです。真っ白から作れないってんなら、もともとあるものを改造してしまえという発想です。

別に卑怯でもなければインチキでもありません。
全てにおいて自由。ルールは無い。
これこそ音楽の一番最初の入り口です。

そして勉強を重ねると最後に行き着く先はルールの最初から最後まで覚えると再び定められたルールは「何でもあり」を証明しているというのがわかるのです。

ただ、メチャメチャ、取り留めの無い終わり無き音楽というのも実は究極の位置にあるものだったりします。
ルールの無い音楽で理論という名のルールを知らない。つまりはどんな作曲家よりも自由ということ。

無意識に「こういう音がきたらこうだ!」ととらわれ、このままでは平凡すぎると苦悩する私のような悩みも無いのですから。音楽の学校である以上成績というものがついて回るものの、本来音楽に甲乙など誰がつけられるものか。

ラップ音楽なんてどうなってしまう?メロディーさえないじゃないか!

私が言いたいことは唯一つ。優等生になろうと思わないことです。
現代音楽の創始者と呼ばれるドビュッシーという音楽家は、学生時代音楽の評価は常に最悪だったそうです。
それは今までに無い常識破りな音楽ばっかりをやっていたからだといいます。
しかし、その人がいなければ現代音楽は生まれなかったとさえ言われています。

そんなわけでヒントは簡単です。
本人が楽しいと思える音を開発するだけ。

その子に伝えてあげてください。
良い音楽ライフを!
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この回答へのお礼

なんだか目からウロコです・・・。
全てにおいて自由。ルールは無い。
落ち着いて考えれば、なるほど、その通りです。
私は、子供が苦し紛れに作った曲に、注文ばかり押し付けて(自分は出来ないくせに・・・・・)尚更やる気を無くさせていたようです。
「優等生になろうと思わない事。」とにかく綺麗な曲、可愛らしい曲にばかりこだわり、変なリズムだとダメだしばかり・・・・。
早く気付けばよかった・・・・。
何回も読み返しました。
先ずは私の考え方を改めなくてはいけませんね。
とても勉強になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/06/15 21:58

元J専講師です(^-^)



J専2年目と言う事は
小学2年生でしょうか?

まだまだ
お子様の年齢や学習内容では
白紙から『作曲』をする『引き出し』はたくさんありませんので難しい部分もありますね。

私はJ専1~2年の生徒さんに
作曲にトライさせる時、
物語を作ってきてもらったり、
好きな物のリストを作らせて

そのイメージに合ったモチーフを一緒に探しました。

例えば、
『小さな小人の兵隊が
女の子の家にプレゼントを持って来て、
楽しく遊んだんだけど
プレゼントを渡し忘れた!』
なんて話しを作って来た子がいました。

それを以下の様に連想していきます。

小さな小人…短いスタッカート気味の可愛いメロディー

兵隊…マーチかなー?

女の子…『いらっしゃい』と迎え入れて…


この様にシーンに合わせてモチーフをたくさん作り、
良いモチーフを広げて行きます。

広げ方はご指導があったかもしれませんが、
『ゼクエンツ』にしたりいろいろです(^-^)


また好きなもの、
例えば『さくらんぼ』だったら
『ドドソソファファミー』
の様に
チェリーが二つ並んだイメージのモチーフから入ります(^-^)


子供さんが、
今この時期目にする
身近なテーマが1番ですよ♪

壮大な大人っぽい曲は
いつでも作れますから
あまり周りに捕われず
お嬢様の大切な心の中を表現させてあげてくださいね(^-^)
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この回答へのお礼

早速の御回答、ありがとうございました。
モチーフ作りに悪戦苦闘していて、最初の音も思いつかないのです。
「小人」ならスタッカート。なるほど!
このように考えていくと、イメージし易いですね。
まずは、お話作りから始めようと思います。
親子共々曲作りに疲れ果て、途方に暮れていました。
さくらんぼのイメージもとても分かり易く、とても良いヒントになりました。
本当に有難うございました。
J専の講師の方からの御回答を頂けるなんて、思いませんでしたので感謝いたします。有難うございました。

お礼日時:2009/06/15 18:10

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