No.5ベストアンサー
- 回答日時:
地味ですからね 生きていくということは
ささやかなものですから
だから盆と正月がある
戦国は勇ましくもないし派手でもない
ライオンは食べるだけものしか狩らないのと同じ
できるだけ決戦を避けます あたりまえですよね
体がいくつあっても 足りない 命のやり取りですからね
ではどうするか 数の論理で行く
城を明け渡すなら命を助けるといったように 武装解除もせず
いってみれば 逃がす 衝突をできるだけさけて 実をとる
武勇とかなんとかは 脅しにつかうもの
現在が保障されているヤツ(家を継げたもの)は なおさら腰がひけている
そんな塊で 戦場にいく だから 数がいる
相手の何倍も揃えれば 普通は勝ち
しかし現在を改善したいヤツ等は手柄を必死でさがす
でも今となにも変わらないでは 小説も歴史読み物も漫画も書けない
起承転結がいる 激しさもいる 読み手がいるのでね
それがベースだからね
とくに漫画は絵で状況を書く
歴史論文や資料文献のように想像力が掻き立てられない
センゴクといわず歴史漫画は 束になっても
あなたには申し訳ないですが
歴史ではなく 歴史のようなものを設定して書いたもの
というふうにおもう ごめんね
いや、いいんです。歴史好きでものすごーく詳しい方から見れば、そうなのかー、と新鮮な感じです。確かに、現実だけじゃ物語にはなりづらく、水戸黄門とかでも大幅なつけたしが行われているのは、私でも知っていることですので、詳しい方から見れば、・・・・ということになるんですね。勉強になりました。
No.6
- 回答日時:
「信長公記」をベースとした作品ですので、統一性があるので良作かと思います。
史実性に関しては、真贋不明という部分も過分にありますので回答しかねますが、妥当ではないでしょうか?
少なくとも、戯曲的な飛躍はないのでいいものだと思います。
ただし、個人的には常に問題提起しておきたいのですが、
信長を主軸とした戦国歴史観は、武田・長尾家を過大評価する悪癖があります。
全体的に信長が関わった大名たちの評価が極端になっている部分は十分に配慮するべきでしょう。
例えば、NHK大河ドラマで放映中の直江兼続などは過大評価されすぎている傾向があり、東北関ヶ原での最上義光公の評価は不当に蔑まれています。
センゴクでは一般認識として凡人・愚将とされる存在をボロカスにしない部分などは行為的になりますが、やはり信長中心の歴史観を誘導してしまう問題はあるでしょう。
ちなみに、あえて原作に注文をつけるとすれば、当時の経済観でしょう。
いわゆる借用書のやりとり・情報戦の描写はリアリティを感じるでしょうが、証文の信用性を一発で無為にする徳政令のような行為は不可能ではありません。
あの当たりの描写はむしろ、戦時における兵糧調達で激変する”米相場”戦などにすれば、戦国時代の庶民像と穀物流通なども描写できたように思います。
確認しておきますが、独自解釈であり、史実性については保証できない作品として読むことが大前提です。
なるほど、たくさんの資料を読んでいても基本的には解釈するのは作者ということですね。個人的には、信じやすい性格なので気をつけます・・。武田家が過大解釈ですか。言われてみれば、隣に互角の戦いをした上杉、今川、北条でにらみ合ってたのですよね。
確かに、マンガの武田の描かれ方ですと、周辺の国を制圧してなきゃおかしいですよね。でも、センゴクの評価は悪いものではないみたいなので安心しました。
とりあえず、歴史好きな人も一定の評価をセンゴクにしているようだとわかりました。もっと、ボロボロな評価かと思っていたので1ファンとしてはうれしい限りです。みなさま回答ありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
十二分に面白いですよ。
最近、歴史の解釈にも新しい視点でどんどん切り開かれているように、
漫画における歴史物も変わってきているように思います。
最初の頃とは趣が変わってしまったのは残念ですが、
その辺は別の読み物と思えばよいことですし。
ちなみに、別の意味で私も「へうげもの」は大好きですね。
漫画における歴史ものでは新しいですよね。わたしもそう思い評価しています。歴史漫画しながら、歴史をつらつら語るというやり方が。
最初の資料をいろいろ読んで、実際は違うという書き方がさすがにネタ切れしたんですかね。私も今の形は形で好きなんですけど。センゴクの出世物語を書きたいのか、センゴクの目を通した歴史を書きたいのか定まってないですよね作者的に。ちょっと、今後が心配です。
みなさん、へうげもの好きなんですね。今度読んでみます。
No.3
- 回答日時:
最近読んでないですけど、こういう歴史モノっていうのはマンガであれ小説であれ主人公というのは「頭脳明晰、沈着冷静、勇猛果敢なスーパーヒーロー」として描かれることが多いですが、「突撃と根性だけがとり得の猪武者」として描いてあるのが面白いですね。
同じ著者が「ヤマト猛る」で全く同じタイプの主人公として描いていますが、それが上滑りして失敗した感がありましたが、戦国時代に場面を変えたら上手い具合にハマったと思いますね。
連載をどこまで描くかわかりませんが、個人的には戸次川の合戦での負けっぷりをどのように描くのか興味があります。
言われてみれば、仙石はスーパーヒーローではないですね。蒼天航路なんかは曹操をヒーローにしすぎて負け戦のときのリアリティーが完全になくなっていました。根性だけでがんばる昔の人っていうスタンスはなかったかもしれませんね。うまくハマっていると思います
歴史好きな方から見れば、仙石=大敗した武将なんですよね。戸次川の合戦は読みたくないかもしれません・・・。
No.2
- 回答日時:
姉川の戦いの解釈はしびれましたね。
桶狭間や長篠、叡山焼き討ちなどは、いろんな人が再構築していますが、姉川の戦いって今まで、スルーされてきていたように思います。金ヶ崎の退き陣から「うーん、このまま負けるものか」くらいの位置づけで、疑問は提出されていなかったように思います。
それを、現地の地形などから「説明付かないじゃん、通説では」としていました。
これが、絵を作らなければならない漫画家という職業の宿命かなと思った次第。
すっごい脇役の脇役を主人公というか、軸に持ってくる発想が面白いと思っています。これと、あとへうげものがどうなるかが今後、楽しみです。
私も姉川の戦いの解釈はしびれました。
この通説には疑問が残る。ってやつですよね。そういえば、姉川の戦いで山崎新平の戦闘シーンが紙面とコミックで差し替えられていましたよね。個人的には歴史好きな方からの相当なクレームがあったのではと思っています。
へうげものですか。個人的にはあの絵柄が・・・・。
No.1
- 回答日時:
私は好きです。
言葉でなら、さらっと戦闘シーンを記述できる、あるいは、マンガでも荒唐無稽(まぁ光栄のゲームみたいに)な映像ですまそうとおもえば、済ませる。
作者は、戦闘現場を見て、戦闘シーンとしてありえる(それも、本人にとってといえば、それまでですが)映像を再構成してマンガにしています。
なので、読んでいて、「それもありだね」と感じます。
東大の本郷先生と対談していましたが、本郷先生も好きだそうです。
東大の先生と対談していたのですか。それは知りませんでした。歴史好きな方は、すごい細かいところまでクレームするというイメージがあったので、東大の先生でも好きと言っていたのでしたら個人的にうれしいです。漫画の歴史ものはいつも荒唐無稽ですよね。でも、最近はセンゴクもそっちにいきそうですよね・・・・。
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