アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

使役動詞と知覚動詞は本でもおなじ単元で取り上げられますが、その共通点は何ですか? どちらも、その後に目的語+動詞の原形をということだと思いますが、それだけですか? 他に共通点はないのでしょうか? 使役動詞といっても、have let make の3語しかありません、それに対して、知覚動詞はいくつもあります。それなのに2者を同じ扱いをするのはどこか奇妙なような気がするのですが。

A 回答 (1件)

使役動詞というのは,英語の causative verb を訳したものです。


causative verb は最広義には
lay「~を寝かせる」のような「させる」という意味合いになる他動詞全部を言います。
広義には,cause O to ~,force O to ~や make O 原形
のような to 不定詞や原形が続くものを言います。

そして,狭義には have, make, let という動詞の原形が続くものを言います。
特に日本の学校文法でこの 3 つを使役動詞と呼んでいます。
have とほぼ同じ意味ということで,get O to ~も使役動詞に入れることはありますが,なぜか,日本では,cause や allow などを含めることはありません。
causative という名前の通り,cause は入ってしかるべきです。

一方,知覚動詞ですが,これは英語の verb of perception から来ています。
本来なら「感覚」「五感」を表す語すべてになるはずですが,taste, smell などは含まれていません。
see, hear が代表格で,feel, notice, perceive など,やはり動詞の原形が続くものを特に「知覚動詞」と呼んでいます。
look at ~,listen to ~は「耳を傾ける」「目を向ける」で,本来,感覚ではなく,原形が来ることもないはずなのですが,特にアメリカでは see, hear のように原形を続けることがあります。

本来,「~させる」が使役,「五感」が知覚のはずなのですが,使役動詞,知覚動詞という場合は,特に日本の教育現場では動詞の原形が続くものについて言っていると考えてよいでしょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答をいただきありがとうございました。
前々からアンバランスだと思っていました。使役動詞は2つある。to 不定詞をとるものと原形不定詞をとるものが、ということですね。しかし、知覚動詞は to 不定詞をとるものはありません。なぜなんでしょう? やはり両者をひとくくりにするのはおかしいような気がします。

お礼日時:2009/06/23 15:35

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!