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■疑問(1) 

アンプにおける瞬時電流供給能力とは、大雑把にいえば以下の理解で正しいでしょうか?

『CDから読み取った音楽信号に合わせて(またそれを実現するために)、スピーカーに対して瞬間的に電流を送る力のこと(瞬間的にどれだけの電流を送れるか? を示す数値)。このとき送られる電気エネルギーにより、スピーカーは振動板を動かし音を出す』

■疑問(2) 

「瞬時」という言葉がひっかかるのですが、これは大まかには以下の解釈で正しいでしょうか?

『音楽の楽曲は、瞬間、瞬間で音程も変わればリズムや音の強弱も変わる。ゆえにCDから読み取った音楽信号の波形は、瞬間、瞬間で形が変わる。このめまぐるしく変わる音の波形に連動し、瞬間ごとにそのときの音の波形と同じ波形の電気をアンプはスピーカーに送り出す』

つまり音楽信号の波形の変化に合わせて「ハイスピードに=瞬時に」その都度、電気を送り出す力、というような解釈です。

■疑問(3) 

アンプにおける瞬時電流供給能力とは、アンプのいわゆる「駆動力」(文学的表現であることは承知です)とほぼイコールと考えていいのでしょうか?

■疑問(4) 

アンプの瞬時電流供給能力を高めるためには、技術的にどんな方策がありますか? 

・コンデンサの大容量化も方策のひとつですか? 

・またコンデンサの種類によって、「瞬時電流供給能力の高いコンデンサ」などというものがあるのでしょうか?(スピードアップコンデンサ?) 

・このほか瞬時電流供給能力を高めるための技術的方策(例えば回路設計など)についても、簡単でけっこうですから、何例かご教示願えると幸いです。

なお私は特にアンプの自作のための知識を得たいのではなく、技術的な知識がないため常識として知っておきたいとの意図です。よろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

A1.


言葉どおりに捉えると、単に「瞬間最大出力電流」ってことになります。

・・・が、スペックを見てみると「HICC(瞬時電流供給能力)=100A」なんてアンプ(オンキョーA-977)もあるので、少なくとも負荷6~8Ωでの話ではないようですね。負荷1Ωと考えてもあり得ない数値です。(1Ωとしても100A流せば出力1万ワットに達してしまう)

ということは、メーカーの言う「瞬時電流供給能力」とは、「最大出力を出しながら、出力をショートした瞬間に何A流れるか」を表した値ということになりそうです。
(当然、試験後にそのアンプは壊れるはずです)

質問者様の言葉を一部借りれば
「音楽信号に合わせてスピーカーに対して瞬間的に電流を送る力の"一端を知る要素"ではあるが、これだけで全て(あるいは大半)が決まるわけではなく、むしろ他の要素の方が大きい可能性がある」
という感じでしょうか。

A2.
それは「スルーレート」の方が当てはまると思います。
もしも終段付近のスルーレートが全体の律速となっているなら「瞬時電流供給能力」と「スルーレート」は強い相関を持つ可能性がありますが、そうでない場合はアンプ全体の高速化には余り寄与しないはずです。

A3.
考えない方が良いでしょう。
但し、そう考える人がいたとしても、それはその人の自由です。

A4.
終段付近「のみ」を低インピーダンス化すれば達成出来ます。
つまり、出力と直列に入るR分・L分を無くすことです。

・終段の電源部の平滑コンデンサの大容量化も方策のひとつです。
・終段の電源部の平滑コンデンサに、R分・L分の小さい物を使うのは正解です。それ以外のコンデンサは余り影響しないはずです.スピードアップコンデンサは無関係です。
・他には、終段Trを並列に増やす、配線を太くする、エミッタ抵抗を小さくする・・・というような、技術というよりも力技が効くはずです。
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この回答へのお礼

レスありがとうございます。瞬時電流供給能力はあまり目安にはならないとのことですね。マランツとオンキョーが瞬時電流供給能力なる要素をかなりアピールしているので、どうなのか知りたいと考えました。

実は私がいちばん知りたいことは、「アンプの駆動力はどこで決まるのか?」です。つまり、どの要素がどうであれば、そのアンプは「駆動力が高い」といえるのか? ということなのです。で、瞬時電流供給能力がそのカギになるのではないか? と考えたため今回の質問をさせていただきました。(書き方が下手ですみません)

お礼日時:2009/06/25 14:40

実際は、人間の錯覚もあるので、そうゆう電源だけの話でないのがオーディオのおもしろいところではないでしょうか。

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