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「取得」と「持分の結合」の違いは何か、そして、なぜ異なる
会計処理をするのかが、いまいちピンときません。

おそらく、取得=時価で合併仕訳を行う、 持分の結合=簿価で
合併仕訳を行う、 という違いなのでしょうが、それぞれなぜ
そんな会計処理をするのか、よく分かりません。

難しい解説書はいろいろありますが、なかなか理解できないので、
どなたか詳しい方、分かりやすく教えていただけないでしょうか。

A 回答 (1件)

実務上は持分の結合はほとんどなく、A社がB社を取得するという形態がほとんどです。


持分の結合を使用した代表的な例はスクエアとエニックスが合併した時ですね。
両者の力関係が同じ程度の場合は『取得している』とはいえずに『持分の結合』と判定されます。

『持分の結合』がなぜ簿価で受け継ぐのかは簡単です。
両者の会社が2つから1つになっただけなのでそれを合わせるだけという考えから簿価で受け継ぐ事になるのです。

それではなぜ『取得』では時価なのか。
それはA社が取得するB社を大きい資産だと考えて、新しい投資だと考え直すからです。
備品でも建物でもいいのですが、通常資産を取得するときは相手がいくらで計上していたか(簿価)は関係なく市場の価値(時価)で取得原価を決定しますよね。
それと同じでB社の取得に当たっては全ての資産・負債を時価で計算しなおして受け継がなくてはいけないという事です。

ちょっと省略しましたが、流れはこんなカンジです。
詳しくは財務会計論を学べば分かりますよ。
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