プロが教えるわが家の防犯対策術!

(1)「100kHz未満の電波というのはない」 この命題が正か誤か教えてください。この命題が正の場合、その理由を教えてください。(法律用語としてでなくて、科学とかのジャンルとして)

(2)「イメージとして、電子1個をお箸でつまんで、1秒に一往復のペース(1Hz)でゆっくりと頭上で左右に肩幅大に振る、と、周囲の空間には、1Hzの電波が発生し、無限遠まで、(もちろん減衰しながら)光速で伝播する」 この命題が正か誤か教えてください。誤の場合理由は?

よろしくお願いします。

背景1:電波とは何か、という疑問を実感として解決したい。電波とは何か、に関して、腑に落ちる説明を探しつつある過程にいます。

背景2: http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=8565「ご質問」とそれへの良回答(20pt)というのを読みました。「電界が伸びたり縮んだりするのが、ぶっちぎれる」という理解にやや納得できそうな感じをもち、感激しました。
http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=8565
http://www.okweb.ne.jp/iwedding/kotaeru.php3?q_i …

背景3:しかし、そのご回答のなかで、(1)が正である、と示されているのが腑に落ちなかった。

背景3:私のイメージでは (1)は誤で、(2)は正、になるのではないかと思っています。しかし、私が間違っている可能性大です。私が誤っていたら教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (17件中1~10件)

(1)ありますよ。

長波(LF)は30kHz~300kHzの帯域ですし、さらにその下の超長波(VLF)にいたっては3kHz~30kHzという長さです。VLFは主に軍用潜水艦との交信などに使われています。電波の帯域と名称については参考URLを。

(2)原理的には可能…なのかな? 「電子1個をお箸でつまんで、1秒に1往復のペースでゆっくりと振る」ことが可能ならば、ですが(^_^;)
こっちは自信がないので専門家の方の回答を待ちましょう。

背景1:私も門外漢としてすごく興味がある問題です。電磁波というと「電子のちっちゃいつぶが波状の軌道を描きながら飛んでいく」というウソくさいイメージしかわかないので…。

参考URL:http://www.elc.nias.ac.jp/~nagasaka/lect/net/199 …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
>門外漢としてすごく興味がある問題です。
と拝見してとても嬉しいです。電磁波に関しては、私もなかなか納得行くイメージが持てなくて…。

お礼日時:2001/03/12 18:40

さらに低周波数の電波を発見(笑)。

(参考URL)
・極低周波(ELF)3~3kHz これは一般の交流電流の周波数帯が含まれますね。導体を伝わる電流を電波とは呼べないか。
でも電線の周囲に発生する電界はこの周波数の電波を放射しているはず。

・超低周波(ULF)0.03~3Hz
地磁気変動などがこの帯域に含まれます。

ところで
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=8565
のLadder様の回答を拝見したのですが、
「1000Hz(1kHz)では電波になりません。100kHzくらいから電波になります」
と仰っているのは、「そういう電波は存在しない」という意味ではなく、「実用的な通信搬送波としては使い物にならない」という意図での御発言ではないでしょうか? 憶測ですが…。

参考URL:http://home.catv.ne.jp/dd/adanas/denjiha.htm
    • good
    • 0
この回答へのお礼

情報をさらにありがとうございます。なるほど超低周波(ELF)3-3kHzには50Hzや60Hzの家庭用交流が含まれますね。これは電磁波を発しているはず、というご推論に、私は同意します。この電磁波は通信搬送波には使えないのかな。この電磁波は通信搬送波に使って通信することは、技術的にできるかどうか、あるいは、なにかの理由で無理なのか、あるいは、発想自体にに間違いがあるのか、専門家の方のご意見を伺いたいな。

また0.03-3Hzの超低周波としての地磁気変動、興味深いですね。この電磁波は通信搬送波に使えないのかな。これも技術的にできるかどうか、あるいは、なにかの理由で無理なのか、あるいは、発想自体にに間違いがあるのか、これもどなたか詳しい方にご意見を伺いたいな。

そして、もっと低い周波数の電磁波(自然、人工問わず)ってあるのかな? 名前付けられていても不思議でない、って感じになってきましたね。一体どんな、低周波の電磁波があるんだろう。

ところで、そうですね、sesame様がご自身で言われるところの「憶測」(というかご推察)に今では私も同意し始めています。Ladder様の回答は、「100kHz以下」ですと「実用的な通信搬送波としては使い物にならない」という意図でのご発言だと思いました。

ところで、新たな疑問なのですが、なぜ「100kHz以下の電磁波は、実用的な通信搬送波としては使い物にならない」のかが気になってきました。どなたか、これも、科学的にというか、技術的に、教えてくださるとうれしいです。

お礼日時:2001/03/12 19:13

揚げ足とりで申し訳ありませんが、電波言葉が示すものをきっちり定義するものを探すと、法律の問題になると思いますので、「電磁波」として

お話されたほうがよいのではないでしょうか?(特に物理学ならば)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。ご趣旨に同意します。電磁波といった方が、私の期待する論点が明確になると思います。最初の私の質問文では、電波、を、電磁波、と読み替えてくださると嬉しいです。

お礼日時:2001/03/12 19:21

法律上(電波法上)の電波の定義は300万MHz(3000GHz)以下の周波数の電磁波です。

(電波法第一章、第二条、第一項)。 よって下限はありません。

実用範囲は、1960年代後半(だったと思います)にオメガ航法(これも定かではありません)と言う航法の為に地球上に4箇所アンテナを建て、全地球をカバーする方法が開始されました。 この際に使用された周波数が20KHzくらいだったと記憶しております。 この周波数だと海中の浅い場所まで(数10m?)電波が届き、潜水艦が潜水したまま自分の位置を確認出来るので軍事用にも使用されていました。当時は東西冷戦状態が続いていました。
日本近海では対馬に巨大アンテナが建てられました。

最近では、40KHzの長波標準電波が福島県の「おおたかどや山」から送信されており、ほとんどの電波時計(電子時計ではない)はこの電波を受信して定期的に時計を校正しております。 この電波は北海道から宮崎、熊本あたりまでカバーしております。

電波(電磁波)と言う意味では送信機とアンテナさえ揃えられれば1KHzだろうと1Hzだろうと送信可能です。
但し実用的では無いと思いますが。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
>法律上の定義は…
>よって下限はありません。
切れ味のよいご主張で大変ありがたいです。法律上の定義において電波の周波数に下限はないのですね。すると、並外れて低い周波数(1年とか100年とか1000年の周期を持つ電荷の往復運動)でもそれに随伴して放射される電磁波は電波だと…、少なくとも法律的にはそうだと。物理的にもそう考えてよいのかな…(私の門外漢としての予想では、物理的にもこのような考え方で、良いのだと思いますが、どなたか教えてください。)

>電波(電磁波)と言う意味では送信機とアンテナさえ揃えられれば1KHzだろう>と1Hzだろうと送信可能です。
このご主張も私自身の素朴な予想と合致するもので、お聞かせいただけてとても嬉しかったです。さらに極端に言うと、100万分の1Hz(えーと、こういう言い方は、あまり聞かないけど1マイクロHzとでも言うのかな)の周波数の電波(電磁波)も、送信機とアンテナさえそろえられれば、送信可能と考えてられますね。(間違っていたら教えてください)

>但し実用的では無いと思いますが。
そして、ここです。ここが解らないのです。実用的でない、というのは私も直感的に同意です。しかし具体的には、実用的でない、というのはどういうことなのでしょう。どこが難しいポイントなのでしょうか。

いいかえると、どういう要素が、どういう範囲内にあることなのでしょうか。その理由はナンなのでしょうか。

例えばですが、100マイクロHzの電磁波を使ってアンテナと送信機と受信機を作ると、受信機が富士山ほどの大きさになる、とか、電力がとてつもなく必要になるとか、惑星からの地磁気変動の雑音に埋もれて検出できない、とかの、お話でも聞ければ嬉しいのですが。あるいは、数理的(数式的)な根拠でもこの際歓迎です。

お礼日時:2001/03/12 19:55

命題(?)としてはglairさんのおっしゃるように(1)は誤、(2)は正だと思います。



300万MHzやVLF、HFという区分は人間が勝手にしたものですから、物理的には本質的な区切りではないですよね。100kHz切った途端に電波でなくなるなんてことは無いわけです。
実際にpen2sanのおっしゃるように超長波の電波が存在し、しかも実用に供されているのですし。

(2)は単電子でなくとも、例えば帯電した物体を毎秒1往復で振れば同様に電波を出すことになります。おそらく実用にはなりませんが。
「電磁波は電子の粒が飛んでいく・・・」は怪獣映画の世界ではそうなんですが、実際の電磁波(光も含めて)は空間の歪が次々伝播していくものと考えられています。
こんな風に考えてはいかがでしょうか。水面に棒を立てて一定区間を往復させます。棒近傍の水面(の形状)が棒の動きについていけなくなって波紋ができている事がわかります。棒の動きを速くするとよりはっきりすると思います。

1Hzの電波が実用的でない理由の一つは、アンテナの大きさとして必要なサイズがざっと見て波長の1/2程度だからです。携帯電話1.5GHzなら10cmですが、1Hzなら15万kmにもなり地球からすらはみ出してしまいます。
伝播上の問題もありそうですが、なにせ上記のような具合ですから試した人もいないはずで、私は知りません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。「1Hzの電波が実用的でない理由の一つは、アンテナの大きさとして必要なサイズがざっとみて波長の1/2程度…1Hzなら地球からはみ出してしま」うことがあるのですね。なるほど、地球からはみだすのは困ります。おかげさまで、だんだん少しずつ、疑問がじょじょに方向性をとってきました。

ところで、次なる疑問が湧いてきました。アンテナって本当のところ、つまるところは、何なんでしょうか? アンテナになぜサイズが必要なのだろう? 1点の導体ではいけないの?1点の導体であるところの、isotropicアンテナって、仮想的で、実在できないの? これを明らかにするために以下の命題を考えてみました。Yes? No?についてご意見いただけましたら幸いです。

(1)アンテナとは、電荷の振動と、電磁波と、の変換機能を持つものである。 (Yes,No)

(2)効率を無視するなら、いかなる長さのいかなる形状の導体でも、電荷の振動と、電磁波との、変換機能を持つといえる。(Yes, No)

(3)よって、いかなる長さのいかなる形状の導体でも、アンテナと呼べる。(対象とする周波数によりその効率には天と地の差があるにしても。)(Yes, No)

(4)仮に以上(1)から(3)までの答えが全部yesだとする。すると、いわゆるλ/2ダイポールアンテナとか、教科書に載っているような有名なアンテナは、その群を抜く性能のよさは、一体なにに由来するのか。他の無数にありうるただの導体の切れ端やら、不定形の鉄板(導体)等と比べると、無数にありうるほうは、なにが至らなくて、彼ら優秀なほうは、なにがどうだったから優秀な特性を示すのか? (私はここで、彼ら優秀なほうは、光の速度、というのが、設計数値に入り込んでいる、関係してくるような気がしています←気のせいかもしれないけど。詳しい人ご示唆をお願いします。)

(5)また次の疑問ですが、一般に、通信の世界における実用的、という概念は、どういう変数から構成されうるのかな? それを知りたくて次のような質問を考えました。
(a)ビット率の低さを、「実用的」という概念から除外するとします。モールス信号で0か1かを伝えれば良いとします。
(b)アンテナ長の長さを、「実用的」という概念から除外するとします。地球からはみ出しても良いとします。
(c)1Hzとか、1万分の1Hzの(これまで使われていない)周波数を通信搬送波として仮に使う場合に、それでも残る、困る点、実用的でない点、が、ありましたら、教えてください。(伝播特性とか、S/N比とか、そういうことかな? 今の私には、知識が乏しく、問題点を、うまく洗い出せませんので、どなたか教えていただけましたら幸いです。)

いろいろと質問してばかりで、申し訳ありません。

お礼日時:2001/03/13 14:21

(1)について。


他の方もおっしゃっていますが、電波とは電磁波の周波数が3000GHz以下のものをいいます。1秒間に三兆回変化する電磁波です。波長で言うと約100マイクロメートル(0.1mm)以上です。

参考URLに図で説明されています。↓

pen2sanへのお礼で、
>実用的でない、というのは私も直感的に同意です。しかし具体的には、実用的でない、というのはどういうことなのでしょう。

について。

20kHz以下だと、耳に聞こえる「音」になってしまうから。
さらに20Hz以下だと、耳には聞こえませんが、最近問題になっている(健康を害するとか)、超低周波になってしまうから。

これでは、アンテナが実用できる範囲内の波長であっても、苦情が来るのは確実でしょう。

参考URL:http://www.tokyo-eiken.go.jp/kankyoko/johoshi/no …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。うーんと、音になるということは、ないようですよね。関係は、「直接的には」「ない」ですよね。同じHzという単位を使っているのだから、それなりに繋がりがあるのか、ということもあるか…。

お礼日時:2001/03/13 14:48

LITHRONEさんのお答えは、残念ながら誤りです。



まず繰り返しになりますが、電波を300万MHz以下の電磁波と定義しているのはpen2sanさんもおっしゃっているように単に電波法上の定義の問題です。またHFやSHFなどの区分も便宜的なものであって、そのURLは単にそれに倣っているに過ぎません。ここでの議論は「物理的にどうか」が主眼であることをお忘れなく。
(pen2sanさん、20:42の回答で敬称をつけるのを忘れておりました。申し訳ありません)

また音は電磁波でなく「空気の振動」です。少なくとも現在の科学ではそう解釈されています。そのURLには確かに「音も電磁波の一種」なんて平気で書いてありますが、画期的な新説か単なる勉強不足かどちらかです。もし仮に20KHzの電磁波を人間が直接聞き取ることができるのであればスピーカやヘッドホンは要らなくなってしまいます。
(ただし20KHzの電磁波が人体と何ら干渉しないことを保証するものではありません)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

初期の質問点の再確認(物理的にどうか)と"音問題"へのフォローをありがとうございました。

お礼日時:2001/03/13 15:01

当初の質問からはややそれますが,LITHRONEさんの紹介されたページを見てみました。



これは驚きです。電磁波の一覧表で,VLFの上に堂々と「可聴域」(の音声)とか「低周波」と書いてあります。
「電磁波のうち、一般に波長が0.1mm以上を「電波」といい電波法の適用を受けます。」だそうですから,我々が話をする時も,音楽を演奏する時も,電波法の適用を受けてしまうことになります。
Umadaさんの回答を見て,これはオカルト系とかいわゆるトンデモ科学系のページかと思ったのですが,都立衛生研究所の真面目なページでした。
超々長波(?)などの人体への影響を論じているわけでもないので,おそらく執筆者が何か勘違いをしているのでしょう。

衛生研究所というと,花粉情報や食中毒情報などでいろいろお世話になっているので,こういうミス(といっていいかと思います)があると残念です。その後のフォローもないようですし。
衛生研さん,しっかりして~。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

"音問題"へのコメントをありがとうございました。電磁波は難しい。

お礼日時:2001/03/13 15:10

glairさんの仰るように(1)は偽、(2)は真で正しいと思います。



また、電磁波は電場の変化により磁場が生じ、その生じた磁場の変化により
再び電場が生じるという事を繰り返しながら、光速で伝播するものです。
(コイルに磁石を近づけたとき電流が流れる等の)ファラデーの電磁誘導の法則や
(電流の流れる導線の周りに磁場が存在しているといった)ビオサバールの法則
が交互に起こっているような感じです。
今の話をもう少し数式を使って言うと、Maxwell方程式
 ∇×E=-∂B/∂t    (ファラデーの法則)
 ∇×B=(1/c^2)∂E/∂t (ビオサバールの法則)
を解くことにより波動解が得られるということです。

通信に関しては専門ではないのですが、実用的でないというのは
Umadaさんが仰っておられる波長が長くなるといったことや、
小さい振動数では送ることの出来る情報量が減ってしまうことなどが
挙げられると思います。

あと、念の為
電磁波という言葉は上に書いたような機構で生じる波動を指すので
振動数の小さいものから並べると私達が目で見ている光(可視光線)も含めて
以下のものはすべて電磁波の一種です。

電波、マイクロ波、赤外線、可視光線、紫外線、X線、γ線

もちろんこまかい名前のつけ方はもっと沢山あります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。「glairさんの仰るように(1)は偽、(2)は真で正しいと思います」というご意見に少し安心しました。「電磁波は電場の変化により磁場が生じ、その生じた磁場の変化により再び電場が生じるという事を繰り返しながら、光速で伝播する」というイメージをまずは持ちたい思います。それと「実用的」という概念へのご意見、ありがとうございます。

お礼日時:2001/03/14 11:42

えー、前回の回答で大変ご迷惑をおかけしました。


まず、指摘していただいた方々に感謝します。

実は、私も初耳(というか初見)でした。
自分自身納得できないものを、回答として投稿してしまい、本当に申し訳ありませんでした。

疑問を感じつつも、「URLを紹介すれば、皆さんの意見が聞けるかも。」と思い、投稿しました。

ただ、私が「もしかしたら、ありえない事ではないな。」と思った理由は、これも前回の回答には明記してなく申し訳ないのですが、「空気中で、20Hz~20kHzの電磁波を発信したら、周りの空気がその周波数で振動し、可聴音波を伴う事にはならないか?」と考えてしまったのですが、実際起こりうるんでしょうか?

回答する場で、場違いな発言になってしまいましたが、前回の回答のお詫びとして、受け取って頂ければ幸いです。

この回答への補足

訂正と情報です。(訂正)音波の英語はsound waveでした。つづりを間違えておりました。失礼致しました。(情報)理化学辞典第五版で、「音波」を調べると、次のようです。「可聴周波の弾性波.……聴覚に関連して扱うときは音とよばれる.空気中の波の場合をさすことが多いが,液体・固体中のものも含め,周波数が可聴周波以上の超音波や可聴周波以下の超低周波音まであわせて音波とよぶこともある.……
温度t℃の空気中の音波の伝播速度c(m/s)は  c=331.5+0.61t
で表わされる.波長は同じ周波数の電波の1/10程度で,可聴音波ではマイクロ波の上限付近になる.」

補足日時:2001/03/14 16:11
    • good
    • 0
この回答へのお礼

丁寧なレスポンスをありがとうございます。以下雑文です。とーっても、くだらないことが好きな方はどうぞ。

(私の思い違いかもしれないけど、)ずーっと昔、私も、音波と電磁波が同じ(波としての)延長上にある、というような記述の普通の雑学の本を見たことがあるような気がしています。やはり、その本は、間違っていたのであろうと思います。

間違いとはいえ、なぜ、人はそう思いがちなのか、を考えたくなりました。

「音波と、電磁波と、の共通の属性」、は何があるか、を考てみました。

(A)両者ともに、学術書に「波」原理での説明があること。波原理での記述は次の特徴を持つ。
(A1)周波数・振幅という概念が頻繁に出てくる。
(A2)「Hz」という単位が、周波数概念と平行して、頻繁に出てくる。

(B)両者ともに「通信」分野との関連が強い。
(B1)電磁波の極めて主要な応用分野に通信分野がある。その通信分野で、音声、を伝える需要は極めて高く、"音声(信号)を変調・復調し"、などの術語が頻繁に出てくる。あるいは、必要な帯域幅の計算などで、"音声の周波数は**Hzであるから"、などのように、電磁波の話に、音声という用語が、織り込まれてやや頻繁に出てくる。

(C)両者ともに、実体は目に見えない。
音波は、目に見えない、で、通り過ぎて消え去る。(聴覚で把握可能だが)
電磁波も、目に見えない。(可視光は、視覚で把握可能な電磁波だが)

(D)両者ともに、「波」という語で終わる。
(D1)英語表現でも、両者ともに、「wave」という語で終わる。(voide wave/ electromagnetic wave)

(E)両者ともに、「波」を取り去った語は、波原理で説明されるとは、当初は、想定されていないものだった。
(E1)「音」、も、「電磁」(光とか磁石に関する知識とすると)、も、人間は知っていた。しかしそれらが、「波」原理で説明される事実は想定外だったのでは?。そこで、「音・波」とか、「電磁・波」という人造語がはじめて作られたとき、聞く人は、「へんてこなイメージを与える新語だなぁ」、と思ったのではなかろうか。(音の波?なにそれ、音は音でしょ、音と波は関係ないじゃん、とか)。あと、シュールレアリスムの「手術台・ミシン」、みたいに、ショッキングな語感だったのかも。

共通の属性がいくつかあっても、それゆえ、音波=電磁波とはいえないけれど、なにか音波と電磁波が、親戚のように「感じ」るのは、まずは避けられないところかなも。こういう、「感じ」、は、どこから来るのかな。などと思った。

お礼日時:2001/03/14 13:55

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!