かれこれ3年ほど心療内科に通院しています。
どうも薬に頼りすぎてしまったと、今さらながらに後悔しております。
よく、「長期服用でやめにくくなるが、徐々に減らしていけば大丈夫」などとお薬の説明には書いてありますが、本当でしょうか?
私はこの3年の間、ちょっとよくなったかな?と思い先生と相談の上減らしてみたりするのですが、結局ソワソワ感が増してきて悪くなり、元の量に戻るor薬が代わる・・・
の繰り返しでした。
この頃は、薬効が切れてソワソワする(胸が塞がるような、なんともいえない気持ち悪さです)から薬を飲んでいる、というような状態です。
ちょっとのソワソワくらい耐えて、何とか少ない量に慣れなければ、と思うのですが、耐えようとしてみても、おそろしいほどの焦燥感・胸の閉塞感・息の詰まるような苦しみ・嘔吐・恐怖感に襲われるのです。
これって、典型的な薬物依存ですよね?
こんな事で、完全に薬を断ち切って生きていくことはできるのでしょうか?というか、そんな人いるのでしょうか?いらっしゃいましたら、どのように薬から脱却出来たかを聞かせてください。
ちなみに私が服用している薬は、毎食後にトレドミンとソラナックスを1錠づつで、頓服としてレンドルミンorレキソタンといった程度で、あまり多い処方でもないし、ひどく依存度の強い薬というわけでもないらしいのですが・・・
一生薬を飲んで生きていかなくてはならない、ともう諦めてしまうべきでしょうか。
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
こんにちは。
私は、脱却しましたよ。
急性期はパキシル40mgに
レンドルミン(グッドミン)も飲んでました。
抗鬱剤には、依存性というより、強い離脱症状があります。
強さはパキシル>ルボックス=トレドミンといった感じです。
あなたが感じた症状も、まさしく離脱症状で、
2ちゃんねるなどでは「シャンビリ」(頭の中がシャンシャンビリビリ)と呼ばれていますね。検索すると沢山体験談が見られます。
私の場合、パキシルを20mgに減らすところまでは大丈夫だったのですが、10mgではダメでした。
そこで私が取ったのは、パキシルからルボックスへの転薬でした。
パキシル20mgの代わりに、離脱症状の比較的少ないルボックス50mgを服用し、1週間、ひたすら離脱症状に耐えました。
この間は、起きていると辛いので、ご飯、風呂、トイレ以外はひたすら寝っぱなしでした(寝てると辛くないので)。
その後、ルボックスを3ヶ月程度服用し、抗鬱剤での治療は終了(うつも寛解)しました。ルボックスに変えてからは、飲んでも飲まなくても変化は少なく、スムーズに断薬できましたね。私の方法は、主治医の判断ではなく、独断です。主治医には事後報告でした。
本来は、量を少しずつ減らしていくのがセオリーです。5mgずつとか減らしていけるとベターなんでしょうが、そんなに少量の錠剤はでてませんよね。粉末にして水に溶かして分量調節したり、錠剤を半分に割ったりと、みな苦労しています。ただ、薬を割ったりすると、成分が変質するかもと、主治医は言っていました(という事情で、パキシルの5mgが承認待ちなんだとか)。
一方、レンドルミンの方は明らかに依存性があり、ないと眠れません。
私の場合は、休職して、ストレスから開放された上、いつでも寝られる、起きなくてよいという状況にしてから、断眠療法(眠くなるまで眠らない)をしました。2日と起きていられませんが・・・
一度薬なしで眠れる自信がつけば、結構眠れるようになります。
あとは、規則正しい生活リズム(明るくなったら起き、暗くなったら眠る=人間の本来あるべき姿)を心がけることが大切です。病気の間、夜は遅くとも10時までには寝たほうがよいです。
以上参考になりましたでしょうか?
あきらめちゃダメです。人生楽しく生きないと損です。
脱却された方なんですね!おめでとうございます!
依存症と離脱症状は違うのですか、なるほど。
独断とはいえ、転薬という方法も有用のようですね。puu1-2-3さんは、よくお薬についての知識を調べられたんですね。私は薬をもらうときに書かれてある情報のみ目を通すくらいで・・・
相当な努力をされたようで頭が下がります。断薬できてよかったですね。具体的なお話を聞かせて頂き、私も希望を持てました。
薬も、合う・合わないが人によって随分違うようなので転薬といってもこれもまた厄介そうです。ちょっと話がそれますが、なぜだか私は薬がワイパックスに代わったとき、急激に欝が悪化して首を吊ってしまい、その後少しの記憶が無いのですが、気がついたら肩を脱臼していた・・・ということがありました。
抗欝・抗不安薬といっても、ああいうこともあるものだなと今でも不思議に思っています。なので、薬が代わるのはちょっと怖いです。が、服薬して実験するよりないのでしょうね。
睡眠リズムは大事ですよね。これは本当にそう思います。偶々、朝起きて夜に寝て・・・という当たり前の生活が続くと、なんとなくですが、気持ちも落ち着くようです。
>あきらめちゃダメです。人生楽しく生きないと損です。
そうですよね。まだなんかうじうじしていますが、いずれは私もそのように考えられる生き方をしたいです。
「人生楽しく生きないと損」
なにも知らない人に限って、慰めだか叱咤激励だかのつもりで安直に言ってくるのです。元来根明な人にそういわれると、本当に悔しくてなりません。素直に受け止めることの出来ない自分が偏屈だと落ち込みもします。
けれど、欝を克服された方から言われると、同じ言葉でも本当に励まされます。ありがとうございます。
No.3
- 回答日時:
抗うつ薬の仕組みを知ってますか?
依存症というものはありませんし、頼ることが悪いというものでもありません。
うつ病は非常に手強い病気ですから、使える物は何でも使って手段を選ばず治療しないと大変な病気です。
まず始めに抗うつ薬についてです。
メジャーな抗うつ薬の作用では、脳内で不足しがちになる楽しさを感じるホルモン物質を、消費しきって減らないようにし、再利用することが目的です。つまり、一度分泌されたホルモン物質を消費分解しないようにブロックしているだけです。あなたが服用しているトレドミンもこの仕組みです。
抗うつ薬は基本的にどれもうつ病を根本的に治しているわけではありません。
ですから下記の場合はこの種の抗うつ薬は全く効果がありません。
1.そもそも楽しさを感じるホルモンを作れるだけの栄養を取っていない
2.楽しさを感じる機会が少なすぎてホルモンそのものが分泌されない
なんとなく仕組みがわかったら、あなたの疑問も解決するんじゃないでしょうか?
焦燥感はうつ病の代表的な症状ですから、抗うつ薬が効いているときに感じなかった焦燥感が抗うつ薬が切れたために感じ始めたことが可能性として考えられます。抗うつ薬の依存症と言うより、うつ病の症状が治まっていないうちに減薬してしまったからうつ病の症状に悩まされて再び投薬して楽にしているのではないでしょうか?このあたりは医師に相談してみて下さい。
さて、薬を断ち切った人についてですが、それなりの人数はいらっしゃいます。
薬の効果で述べた1と2を自分で制御できるようになった人達です。
1については規則正しい食生活を実践します。うつ病の苦痛で食事を作るのもままならなくなったり、おっくうでついつい偏った食事をしてしまったり、ストレスを抱えすぎて暴飲暴食、あるいは食欲が失せて全く摂取しないことがあります。うつ病治療では、これらを自分でコントロールでき、脳内で必要な栄養(特にブドウ糖の元になるタンパク質)をバランス良く摂取できるようになることが必要です。
また、2については、ネガティブになりがちな思考を改善し、何事もポジティブに感じるよう自分の価値観を見直すことで、脳内の楽しさを感じるホルモン物質を積極的に出せるようになります。
よくうつ病の治療には自分を見つめ直して価値観を変えることが必要だと言われていますが、目的はこの楽しさを感じるホルモン物質を効率的に絶やさず出せるような体質に改革することなんです。
この2つを自分でコントロールできるようになると薬は不要になります。
一生薬と付き合う必要はありません。
ただし、どんなにうつ病の治療をしても後遺症として残ってしまうものがあります。
それはストレス耐性の低下と知的能力の低下です。
人間あるていどは嫌なことを感じても跳ね返すことが出来るのですが、運悪くストレスへの耐久力をこえたストレスを抱え込んでしまうと、ストレスに非常に脆弱な体質に変わってしまいます。
これは何年もかけて少しずつ少しずつ回復するようですが、スピードは非常に遅い上に、途中で少しでも強いストレスを感じてしまうとリバウンドしたりもっと悪化します。
ストレスを感じずに生活することは非常に難しいので事実上不治と言えるかもしれません。
知的能力の低下については、具体的には記憶力や判断力、思考スピードの低下、そして感情の起伏の現象です。まだ因果関係は証明されていませんが、ストレスを溜めすぎると脳の神経伝達が悪化したり細胞が死んだりして諸部に異常が出るようです。一度大きなダメージを受けると、時間をかけてある程度は回復しますが、完全に健康だった頃まで回復するのは難しいようです。
とてもわかりやすい説明をありがとうございました。
幸い、良い先生&カウンセラーさんにお世話になってはいるのですが、こういった詳細まで語ってくださることがなかったので(私自身、知る努力を怠った感も否めませんが)、自分の病気を「そういうことなのか!」と初めて知ったような気持ちです。恥ずかしながら・・・。
抗うつ薬は基本的にどれもうつ病を根本的に治しているわけではありません。
>ですから下記の場合はこの種の抗うつ薬は全く効果がありません。
1.そもそも楽しさを感じるホルモンを作れるだけの栄養を取っていない
2.楽しさを感じる機会が少なすぎてホルモンそのものが分泌されない
この箇所が多いにヒントとなりました。先生が毎度毎度「ご飯をおいしく食べてる?」「なんでも良いから自分の好きなことをやってごらん」という意味はこれに繋がるのですね。
食欲がどういうものか思い出せない?ような感じ・趣味よりもやるべきこと(家事・就職活動)をこなさなければという焦りの直中にある私にとって、有益な情報です。
今はまだ、脳が「楽しい!」と思えるような日常というのがさっぱり思い浮かびませんが・・・・カウンセラーさんにもお世話になりつつ、自己啓発の本でも探してみます。
>ただし、どんなにうつ病の治療をしても後遺症として残ってしまうものがあります。
それはストレス耐性の低下と知的能力の低下です。
そうですか・・・けっこうショックですが、仕方が無いですね。
そもそも、幼少の頃からあまり良い環境で育ったわけでもなく、家系的に欝傾向の人が多いので遺伝もあるかもしれません。
知的能力の低下というのは・・・過度のストレスにより脳(前頭葉)が萎縮するというのをきいたことがあります。
ポジティブな性格になりたいものです・・・。
No.2
- 回答日時:
お辛いですね。
お察しいたします。私は約6年間は抗うつ剤、精神安定剤を服用しています。
そして1年間は再発防止のためにこれらを服用しています。
服用している薬は、ご質問者様と同じです。
現在は徐々に(半年~1年かけて)少しづつ減らしてきています。
うつ病は再発しやすい脳の病気です。
ですから、症状の軽症化を良く見極めつつ服用量を減らしていくのが
鉄則です。
抗うつ剤には依存性はありませんので、過剰なご心配は不要です。
精神安定剤は、種類によってはいくらか依存性(?)はあります。
しかし、徐々に服用量を減らしていけば、次第に服用しなくても
済むようになります。
現実的ではないマイナス思考パターン、生活環境などを見直し、
単にうつ病単独ではなく、総合的にうつ病に罹りにくい体質、
システム(個人-対人関係)を確立すればいずれは薬の服用から
脱却できます。
あきらめないで治療をお続けくださいね。 お大事に。
6年間ですか。私などよりもよほど心配や不安が多い事でしょうね。気にかけてくださりありがとうございます。
症状の軽症化を見極めるのが難しい現状です。(数日間調子が良いと思ったら、再びどん底気分になる・・・の繰り返しなので)ということは、まだまだその段階にも辿り着いていないということでしょうね。
薬は補助的なものとして、飽く迄も「私」が主体となって病気に取り組まなくては・・・と思います。けれど、どうにも薬に振り回されているような日常です。
カウンセリングを受けていますが、意味があるのだろうか、と疑問を抱くばかりです。
もう通院も薬もやめて死んでしまいたい気分でしたが、yoshiki-miさんのように根気良く治療に望まれている方もいるのだから、私ももう少し自分を信じて治療に取り組んでみようと思います。
No.1
- 回答日時:
失礼ですが、どういった事で通院を始められたのですか?
確かに服用されている薬は強くないものですね。
薬効が切れてソワソワするのは、まだ症状が完治していないからで、まだ依存症とは言えないと思います。
私も3年ちょっと心療内科に通っていますが、どうも薬が効きにくい体質のようで、結構強めの処方をされていますよ。
医者の説明では、症状が落ち着いてからも1年は同じ薬を飲み続けなければいけないそうで、それから減薬して行くようです。
薬は同じ効果の薬でも、人に因って合う、合わないがあるそうなので飲んでみないと医者も分からない事の方が多いようです。
私も一時期「一生薬漬けになるのはいやだ!」と悩みましたが、「治ってくれば、いつか薬の要らなくなる時が来る」と思う事にして、気長に治療をする事にしました。
気休めにでもなればと思い、投稿させて頂きました。
>失礼ですが、どういった事で通院を始められたのですか?
どうしようもないやる気の無さと、対人恐怖(日常の買い物のレジすら怖くなりまして;)がきっかけです。
>薬効が切れてソワソワするのは、まだ症状が完治していないからで、まだ依存症とは言えないと思います。
主治医も似たような事を仰ってました。私は内心疑っていましたが・・・完治したら薬効が切れてもあの気持ち悪さは襲ってこなくなるのでしょうか。そうなら良いのですが・・・
izayoi814さんも3年くらい通っていらっしゃるのですね。
こういう病気は気長に治療しよう、と構える気持ちも大事ですね。私はもう妊娠・出産も諦めがついたところなので・・・まあ長期戦でもいずれ自分の精神が安定するならば・・・頑張っていこうと思います。
>気休めにでもなればと思い、投稿させて頂きました。
お気遣いをありがとうございました。
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