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子供の頃から、家族のために自分が犠牲になればいいと思うのは、なぜですか?
(30代独身女性です。)

自分が1歳のときに父親が病気で助からないだろうと言われた事と、関係有りますか?(父は今は元気です)

A 回答 (2件)

これだけの情報ではとても確かなことは言えませんが、一番数が多いとされている


「カタチ」のようなものを差し上げます。考えるためのきっかけ作りとしてです。
よって以下のお話は、こうです、と決めつけるものではありませんので、ご容赦下さい。

家族のために自分が犠牲になればいいと、お思いになられている、と。
時にこの態度は崇高な自己犠牲愛ですが、ご自身が自ずから望まれているのでなしに、
きっとこれについてお悩みなのでしょうから、するとこれには当てはまらないことになります。

一番考えられるのは、自己愛が萎縮気味ではないか、ということです。
その原因は様々考えられますが、数として多いと云われているのは、親からの見捨てられ不安であり、
となると対象年齢で一番多いとされるのは、1歳半~3歳位までです。

1歳の時であれば、まずご自身が「生と死」についての概念をお持ちではないでしょうから、
社会心理的にお父様のご病気について、これが直接的にお心に関係してくるとは思えません。

するとその後のご家庭の状況になってきます。
お父様は具合が悪く入院等もあったとしたならば尚更、存在感が希薄になるでしょう。
そのことが関係しているとすれば、攻撃性をも併せ持った性格が形成されがちだと思われます。
例えば境界性人格の人が、相手を罵ったり、又は自傷等で自分で自分を攻撃する、といったことです。

それがないのであれば、お母様の影響が一番強い、いうことになろうかと思います。
お母様には悪意等はなかったと思います。しかしどこかで貴方の心に、見捨てられ不安を感じさせてしまった、と。

例えばお父様の世話等が大変であったり、あるいは生活が厳しかったりと。
するとあまり貴方に時間をかけることができず、心に余裕が持てず、ついつい厳しい教育をされた。
貴方が緑色のボールペンが欲しかったとします。すると
「ダメダメ、おねだりばかりはダメよ。言うこと聞かないの? どうなの?」と。
こういうことが多かった、ということです。
「私は緑色が好き」と思う幼児期の貴方にとって、この好みは「貴方自身」とも云えるものです。
これは、よく加藤 諦三さんなども仰っていることです。

これを取上げられ続けたことによって、貴方は貴方自身が希薄になってしまった。
すると自分が希薄なので、自分で価値基準を設けづらくなる。すると回りの人にそれを求める。
回りの人のことばかり気にしてしまう。意に反して、誰かのためばかりに生きるようになってしまう。
お母さんの言うことを聞かないと、見捨てられてしまう。これは大変な恐怖です。
すると何時の間にか、強迫的に良い子を演じてしまう自分になってしまい、これが大人になっても続くのです。

あるいは「こんなボールペンよりお母さんと遊ぼうね。その方が楽しいよ。嫌? 嫌なの?」
これは優しい否定です。これは実はお母さんの方が、貴方にしがみついているのです。
そして貴方の自立を妨げてしまっている。貴方に大人になって欲しくない、ということになってしまっているのです。
お母様自身は気づいていらっしゃらなかったとは思いますが。

お父様の具合が悪くて、お母様は寂しかったのです。だから貴方にしがみついてしまい、
貴方が自分の好きなものを選択して自立していこうとする心を、妨げ気味になってしまった。

いずれの場合も、貴方には強い甘えが残っているはずです。甘えは食欲と同じです。満たされれば消える。
しかし満たされなければ、これは大人になっても残り続けるのです。愛情飢餓です。
するとこれを、強く慢性的に回りの人に求めるようになってしまう。
するとついつい、自分を犠牲にして、回りの人に愛してもらおうとしてしまう。

更に言えば、結局どちらのカタチであれ、お母様も又、この時の家庭の状況の犠牲になった、とも言えます。
すると一口に言ってしまえば、貴方はお母様に似たのです。

もしそのようなカタチであったとするならば、貴方はご自身の価値を、取り戻す必要があります。
「私はもう充分苦労してきたんだ。だから自分には価値がある。自分のために生きてもいいんだ」と。
これを何年も何年もかけて、自分に言い聞かせ続ける。そういうやり方もあります。

加藤 諦三さんの本が役に立つと思います。一度じっくりとお読みになってみては如何でしょうか。



こういったことに加え、例えばお母様ご自身の元々の性格というのもあります。
例えば長女で在らせられたとかで、元来自己愛の強い方であったとします。
するとこういう状況であれば、例えばサバサバして、とても頑張るお母様であった、とか。
するとやはり傾向としては「厳しい母親像」などが浮かびます。実はウチの母親がそうなのですが。
すると貴方は、結構反発心のあるご性格になられるかも知れません。

これも又ある部分においては、お母様に似た、というカタチと言えます。
このカタチですと、むしろ貴方は自己愛が肥大気味ということになります。
するとある種の優越感のようなものでもって、自分を犠牲にしてしまう。
相手に与えることで、実は優越感のようなものを満たそうとしている、とも考えられます。
とにかく、そういう「お母様元来の性格」というのも、大変大事な要素となると思われます。

以上勝手な想像で申しました。失礼お許し下さい。

この回答への補足

父が病気で入院したのは妹が生まれて間もないときでした。
そのとき父方のおば2人がなぜが家に同居してきて、家にお金を入れず、
学校に通っていて、うちの家計は火の車でした。 母の実家は遠方で近くに住む父方の親戚に家計簿を見せて借金したそうです。

学校で必要な文具や参考書を買う代わりに、自分のお小遣いを家族の食費に充てる、(その文具を買わないで、先生に殴られた)
父方のおばが結婚してまもなく夫が病死して、父が生まれて間もないいとこの父親代わりをした、
短大の学費を全額自分で働いて出した、
家の臨時にかかるお金を出した(家電の故障など)
3交代の仕事をしながら祖母と母の入院のお見舞いをした などです。

補足日時:2009/07/04 08:07
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この回答へのお礼

再度の回答ありがとうございました。
>加藤 諦三さんの本が役に立つと思います。一度じっくりとお読みになってみては如何でしょうか。
近いうちに読んでみようと思います。

お礼日時:2009/07/04 18:58

レスありがとうございます。


補足に書かれていることは、全て過去に回答しておりますので、それをご覧下さい。
お付き合いいただきまして、ありがとうございました。
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