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日本の器には四角いものが比較的多いです。例えば、焼き魚や刺身を入れる器も四角いものが多いです。一方西洋の器(皿)は、丸いものが多く、浅いです。これには何か訳があるのでしょうか。あと、日本の料理は、一品一品を一つの皿に盛り付けて食します。外国では、一つの皿に様々な料理を盛り付けているイメージがあります。実際調べてみると、やはり外国と比べて、日本は一つの料理に一つの器という感じでした。いろいろ調べてみたのですが、よく分からなかったのでぜひ教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

西洋では元々は食器として金銀などの金属器を用いていました。

その金属器のかたちの由来まではわかりませんが、銀の皿といえば平べったいものを想像されるのではないでしょうか。ヨーロッパではこれら金や銀が特に珍重されていました。
つまりは、西洋の磁器の食器のかたちは、金属の食器のかたちを真似たものなのです。だから平べったく、浅いつくりのものが多いと考えられます。

勿論、食器のかたちは食事の形式と深く関係しています。西洋ではオードブル→メインといった順番があり、机の上に載る食器の数はごく僅かに限られています。よって自然と皿の大きさは大きくなり、丸いものとなったと考えられます。まあ単純に、皿がひとつだけなのであれば丸い方が見た目に美しかったからかもしれません。

日本の食器については、仰るように一つのうつわに一つの料理を載せるように使われています。これは懐石料理のように、一度に全ての料理を出していたスタイルに由来しているでしょう。
ところで、日本の伝統的な食器は漆ですが、漆には丸いものが多いです。四角い器は16世紀ごろに陶器でつくられたものがはじまりではないかと思います。日本の食事スタイル特有の狭いスペースを有効に活用するには、四角い器のほうが適していたともいえます。ただし、碗など丸い器も多くあり、そちらのほうが古いかたちであることは確かです。
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西洋の陶磁器製造技術が遅れていたからです。



ヨーロッパで磁器製造に成功したのが1709年のこと。マイセンの有名なブルーオニオンも有田焼の柘榴模様をまねしているうちにいつのまにかタマネギになってしまったのだそうです。ヨーロッパは陶磁器の分野では後進国だったのです。

デザインでも日本がヨーロッパよりずっと進んでいました。戦国武将古田織部が始めた織部焼なんか今見ても前衛芸術です。
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それは 日本が御膳で食べる文化だったからです


一般家庭では もうーないでしょうが 旅館に泊まったら 四角い御膳で
一人一人 分けられてますね
四角い御膳に 丸いお皿では 沢山乗せられません

みんなで仲良く大皿から 分けて取り合うのは 近年の話で
昔は 家の中でも 封建社会 家長・長男 と 偉い順番に品数も多く
乗っていたものです
まぁー楽しい食事では なかったんでしょうな
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