プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

30代前半の社会人です。
IT関係の企業で研究部門に従事しており、システム開発の傍ら、論文なども出して、博士を取得しました。

最近は、仕事が少し暇になったせいか、これからの人生について考えることが多いのですが、今の企業の研究はあまり面白くなく、また、企業での出世コースからも外れてきておりますので、大学の教授、準教授になりたいと思うようになりました。

企業から大学教授になるには、公募を見て応募するのが一番近道なのでしょうか?
公募は学会誌以外にどこを見れば良いのでしょうか?
また、助教でなく、準教授か教授になりたいですが、その場合は年齢的に35歳位まで待った方が良いのでしょうか?

・今の企業は、50歳位になってから、大学教授になる人は幾人かおります。
・日本語が多いですが、論文誌は筆頭著者で10本採録されています。
・企業では先端的でない研究開発でしたので、他の助教と競争していく自信はありませんし、プログラム等のスキルも低いので、助教にはなりたくありません。
・また、大学とのコネは全くありません。

ちょっと動機が分かりにくいですね。。
つまり、企業のあくせくした研究でなく、大学で基礎的な研究をしたいのですが、
今の自分を客観視すると他の方と競争できないので、定職である準教授か教授になりたいのです。

よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

 まず、何か勘違いしてな~い?教授や準教授(助教授)は、論文数が20から30本など、どれだけ論文を発表したかってかんじ。

だから、学会で一目を置かれるような人物になるのが早くな~い。つまり、最新の分野を開拓し第一人者になった方がよくな~い。
 つまり、50歳になったら全員教授になれるという安易な考えはやばくな~い?つまり、博士号を持っている人は日本では課程博士が多く、29歳以上の大学院博士後期課程まで勉強した知恵がついているし、東大大学院や京大大学院のようなところでは、数年間出身大学で助教や非常勤講師をして、赴任し専任講師や準教授や教授に上がっていくのです。つまり、学会で注目を浴びる研究論文を大量に発表しなければ教授のポストに入れません。博士号の研究者たちは日本ではあまり過ぎています。「高学歴フリーター」という本をお読みください。
 大学の教員の募集は、別の大学に赴任や定年退職されよく似た専門分野の人を補充するための募集、新しい講座(科目)のために専門分野の人を募集するしかありません。
 つまり、あなたの専門分野と同じ分野を募集している大学を探すことになります。
 学会誌や学会の偉い教授から勧められたりしていく事が主です。まず、学会に入りましょう。そこからです。
 教授や準教授は20~50本など書いている人ばかりです。企業経験を重視してくれる大学を選びましょう。
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この回答へのお礼

いや、博士出てアカポスにつけない人が多いのは承知しているので、
任期付きの助教、講師ではなく、準教授、教授からなりたいわけです。
というか、今の企業は最新の分野が出来ないので大学に行きたい、という質問に、最新の分野を開拓しましょうと言われてもねえ。。
学会は、学会で入っております。
分野がIT系の中でも特殊なのかもしれませんが、関係する先生は、
共著は多いかもしれませんが、筆頭はそんなないんですけどねえ。

とりあえず、ありがとうございます。

お礼日時:2009/07/14 22:12

学術的におもしろい研究テーマとそれがいけそうであるという成果が必要です。



アカデミックで業績として認められるのは、論文とお金です。
助教ならまだしも、准教授以上には業績も足りなさ過ぎるし、
研究費をとってきたことが無い人間にいきなり講座を任せられることはないでしょう。
ただ、もしそういうハンデを打ち消してあまりある研究テーマを持っていれば、
おかまいなしに採用してもらえます。

しかし、普通はそんなに甘くないので、会社からアカデミックに戻る人は、
大体出身研究室かコネのある人の所で上記の実績を積むものです。
また、特任ポストに応募してみることもできます。

いずれにせよ、「のんびり基礎研究」をするには卓越した能力が必要です。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。

お金というのは、国のファンドとかでしょうか?
関わったことはありますが、ファンドの応募者という意味では、
研究所の所長になるのですよね。。

難しいですねえ。
助教にはなりたくないので、いずれにせよ、もう少し、
共著者含めて論文を量産しつつ、非常勤講師などもやって、
準教授なら35位で、応募という感じですかね。

50位で教授になっている同じ企業の方は、そこまで筆頭著者は多くないのですが(10本以下)、最近はポストが減っているのか、
応募時が厳しそうですね。。

お礼日時:2009/07/10 20:24

先のかた(kirin_beer様)と大体似たような感じでひっかかりました。

いろいろ無理っぽいなあ、と感じたわけですが、
同じ事を書いてもしかたないので、他の情報をいくつか記します。

公募は、関心のある大学のホームページから辿っていけばどこかで見つかるはずです。

英文論文筆頭著者というのがやはり多数要るのが普通でしょう。どのくらい要るかは大学と学部次第ですし、特にそう言う定めのない学部もありますが、ともかく助教よりも准教授、准教授よりも教授のほうが数量ともに求められます。「日本語が多いですが、論文誌は筆頭著者で10本採録されています。」というのは、うちの学部(ちょっと厳しいほうだと思いますが)では助教採用のライン、講師も難しい、准教授・教授はあり得ない、というものです。

私の見聞と経験の範囲にとどまりますが、英語能力は英検一級でもTOEIC950点でも評価ポイント外、専門分野での業績と名声の程度が問われ、それ以外は関係なしです。

論文が不足でもあくまで准教授・教授ということでしたら、いくつか補いをつける必要があります。なんでもいいからその分野で一流とか高名とかいうことを示す客観材料が有用です。
特許は、大量の特許リストを出せると多少の得点。私の友人の場合は100件以上のリストを出してましたっけ。
○○賞などの受賞歴、これは有効。あまりマイナーなものではダメですが。

いずれにせよ、30台で教授というのは、まずあり得ません。よほど高名なかたならともかくも。

「企業のあくせくした研究でなく」大学もあくせくしてます。講義負担とか学生指導とか院生を養う金稼ぎとかで、研究なんかするヒマないというケースも多々ありです。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。

企業にいますと、論文筆頭は1年に2本位で結構いっぱいいっぱいです。共著はもう少しありますが。ということで、論文数以外で勝負しないといけなそうですね。

特許ですか、、出願だけ&共同発明者を含めると、150件は行きますが、うちの会社では実際ビジネスに使うものしか特許成立させないので、成立しているのは少ないんですよね。

受賞は、学会の奨励賞、論文賞位でしょうか。●●大臣賞とかあると良いのですがね。

大学もあくせくしているのは分かりますが、企業よりかは夢があるかなと思いましたが。

お礼日時:2009/07/09 20:15

情報系で教員やっています。



「基礎研究」をやりたいという事は、それなりの「研究している大学」を目指しているという事だとおもいますので、その前提でお答えします。

ご質問者様は企業に居る間に博士号を取ったとの事ですが、資格としては、助教~教授全てになれる可能性があります。ただ、質問文を読む限り、いくつかひっかかる点があります。

・論文誌に10本も採録されているのに、大学とのコネが全く無いというのは、どういう事でしょうか?その数の論文があれば、その分野の研究会に参加しているでしょうし、ある程度、名が売れてはいないのでしょうか。査読を頼まれたり、研究会の幹事を頼まれたりといった事があると思うのですが。せめてインダストリアルセッションのチェアとか・・・。

・30前半で教授は、、、、無いでしょう。論文もその数ではとてもとても。35ちょい前で准教授なら、国立で数人知っています。30とか31では存じません。私立の多くは助教が殆ど居ないから、いるかもしれません。

・『助教と競争していく自信はありませんし』とありますが、助教と競争しなくてはいけないのは『准教授』の公募ですよ!?『助教』の公募は『ポスドク』と争う事になります。勘違いかと。

・『他の方と競争できないので』とありますが、じゃぁどうやって研究費を捻出するのですか?最近は、殆どが競争的資金ですよ。競争せずに得られるお金なんて少額ですよ。

・プログラムのスキルが低いのに、大学でアルゴリズムとかの授業を持てますか?情報数学とか関係代数とかそっち系が得意と言うことでしょうか?あるいはハードウェア寄り?

・歴史的な事実として『今の自分を客観視すると他の方と競争できないので、定職である準教授か教授になりたいのです。』という人を排除するために任期制になってきています。

以上の点がひっかかった点です。基本的には、公募を見て応募ですが、研究会とかに積極的に参加していれば、そこで直接教えてもらう事もあります。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。

・大学とのコネ
査読頼まれたり、学会で名刺交換したり、委託研究したり、共同研究したりというレベルはありますが、それで誰かが採用を押してくれるかというとそんなレベルではないです。縁故とか。

・年齢と助教
あ、ですから、準教授になる際に、他の助教と競争したくないので、助教ではなく、準教授になりたいわけです。
そういう意味ですと、準教授には35以上になってから、論文も量産してという感じですかね。

・スキル
う~ん、何が得意かと言われると。。企業の研究所では、ソフトメーカーと組んでやることがあるので、自分でプログラム書かないので、プログラムスキルは低いです。開発マネージや設計は出来ますが。

・任期制
そうですか、ただ、任期制とは言っても、5年で全員交代という感じではなく、最高裁判所の裁判官の審査みたいに、継続かNGかという感じではないのですかね?そうでしたら、多少は安泰かなとも思いますが。

お礼日時:2009/07/09 20:07

このようなご希望は非常に多いです。


いわゆるポスドクが溢れていてなお増加している状況があり、一方で大学のポストは限られています。わずかながら学部や学科の増設などありますが、希望者は加速度的に溢れてきています。その結果、高校教師への進出や一般企業への流れが出ています。ご希望の逆ですね。
また、任期制を取る大学が増えており、ずっといられる保証はありません。

また、大学の環境も変わってきており、教育に文科省の力点がシフトし、基礎的な研究ができにくくなっています。少子化で学生をいかに集めるか、また学力の低下をどのようにして学士力にまでつなげるか、が重要です。教育への熱意が問われますから、基礎的な研究だけの希望だと採用されません。

ではどうするか、まず競争相手に差をつけましょう。
学会誌は論文誌ではなく本誌に解説論文が書けるようにします。
教科書の出版も必要です。
英語力はTOEIC 900 を目指しましょう。
技術系なら特許、実案もとりましょう。
学会もフルに参加し、研究会で交流しましょう。大学人の人事情報を得るには最高の機会です。定年教授の情報とかありますし、けっこう募集情報があります。人的ネットワーク作りです。
各大学のウェブサイトで募集があります。学会誌での募集は競争が激しいですよ。
博士で論文があるというだけでは競争になりません。逆に、極端には、博士がなく論文がなくても教授になれる機会もあるのです。企業系経験があるというのは強い追い風ですから利用してください。大学には世間知らずが多いですからね。理工系で実務を知らない教員は学生もついてきません。
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この回答へのお礼

ほう、任期制が増えているのですか、では安泰でもないのですね。。

ところで、解説論文と招待論文は違いは良く分かっていませんが、招待は2件程書いたことありますが、実質査読はないので、業績にはならないという意見も聞いたことあるのですが。

なるほど、どちらかというと、特許数や商用化した技術などを売りにしたほうが良いかもしれませんね。

お礼日時:2009/07/09 19:55

下記にリンクした,科学技術振興機構の人材募集をご覧になればどうですか。

採用条件はいろいろなので,ご質問への定型的な答えはないように思います。なお,あなたが大学教員に向くかどうかは,また別のはなしです。

参考URL:http://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekTop
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。
人材募集のメール登録してみました。

お礼日時:2009/07/09 19:50

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