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姓名の姓で「龍前」は「りゅうまえ」「たつまえ」など、
いろいろに読まれ、(「竜前」もあり)
京都には「たつまえ」町という地名があります。
これは江戸以後に御所の前にあるというところから、
天子の象徴である龍の前ということらしいですが、
江戸よりまえ、そして地域も埼玉の熊谷など、
各地にあったようでもあり、詳しく知りたいと思います。
氏姓辞典など手元に無いのでお教えいただけば幸いです。

A 回答 (2件)

単純に考えれば、ある地域の権力者(国司・守護・地頭など)の館の前に屋敷地を賜り、それを苗字にしたと考えられます。



館の前>館前(たてまえ)>龍前(たつまえ)に変化した。

館の前に屋敷地を賜るくらいであれば、その権力者の一族か重臣であったのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

早速のご教示ありがとうございます。
なるほどこれは納得性のあるお答えですね。
ただ、地名では「たつまえ」がありましたが、
名字では「りゅうまえ」と読むものが多いようで、
この点についてももし何か解釈がありましたら、
お教えいただければ幸いです。

お礼日時:2009/07/11 02:00

なるほど、苗字では「りゅうまえ」と読む人たちが多いのですね。

わざわざ重箱読みしているところから、かなり人為的なものを感じます。

(1)改名した
「たつまえ」から「りゅうまえ」読み替えた一族が繁栄した。

(2)地名がなまった
茨城県石岡市に「龍明(りゅうめい)」という地名があります。いつごろからの地名かは分かりませんが、重箱読みの不自然さはありません。「まえ」と「めえ」は変わりやすいので、「りゅうめえ」と聞き取って「龍前」と漢字を当てた可能性が考えられます。

(3)龍を連想させるものとの関連
龍神様、九頭竜神、龍の字の付く寺院など。しかし「宮前」や「寺前」のほうが一般的と思われるが・・・・・・。「瀧前」のさんずいが落ちたと考えるのは無理があるかな・・・・・・。

(4)苗字をもらった
知人に珍しい苗字の人がいて、聞いたところ江戸時代に殿様から頂いた苗字だそうです。ただしこのような場合、一族の本家にはいわれが伝わっていると考えられますので違うかな。

浅学なものにはこの程度しかアドバイスできませんで申し訳ありません。
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この回答へのお礼

浅学などとんでもない!!よくここまでお教えくださいました。
茨城石岡市の「龍明」も興味ある事例です。
やっと図書館で7000ページにもなる『姓氏家系大辞典』(全3巻・太田亮著・角川書店)というのを見つけましたが、まったく出ていませんでした。『難読・稀少名字大事典』(森岡浩著・東京堂)にはわずか数行「埼玉県熊谷市の名字。津地家裁所長に龍前三郎(りゅうまえ・さぶろう/埼玉県出身)がいた」とだけありましたが、由来などはわからず。専門家でもありませんから、toshinekoさまの情報のほうがよほど参考になります。ありがとうございました。

お礼日時:2009/07/12 22:28

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