プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

あなたの考えを教えてください。
素人なのでわかりやすくお願いいたします。

A 回答 (2件)

 小生はこのような大きな問題を考えたことも無いので、あくまで参考意見として。


 なお、polcorosso様のご質問内容とは異なるかもしれません。またご存知のことも多いかと思います。つきましては、適当に飛ばし読みしてくださいませ。

 まず、BIS規制(8%ルール)があります。これは、国債金融市場において業務をするための条件として、自己資本比率(=(総資本-他人資本(借入金))÷総資産×100)が8%以上なくてはならないというルールです。目的は金融機関(銀行)の健全性を担保するためです(少なくとも建前上はそうなっています)。
 また、会計上における資産の計算方法ですが、民間企業への貸付金は、焦げつくリスクが100%だとして、100%をかけた全額を”資産”に計上します。他方、主要国の国債のリスクは0%で、いくら国債を買っても”資産”はゼロと計算します。民間企業への貸し付けを増やせば、丸ごと”資産”が増える(自己資本比率が下がる)のと比べ、”資産”を増やさず、かつ利益を増やせる国債購入は、銀行等には好都合となります(分母が増え、自己資本比率が上がるからです)。

 また株式について言及致しますと、株価が下落すると、売買目的の有価証券等の保有資産の評価損を計上しなければなりません。としますと、自己資本が減少するため、銀行の貸し出し額が減少し、信用収縮が生じます。このため、現在痛い目にあっているのですから、「制度として、銀行業務と株式投資を切り離すことを真剣に考える必要があるのではないだろうか。」との問題提起も当然出てきます。つまり、かような時価による会計(時価会計)による計算方法では、金融システムの信頼が、株価の騰落によりいとも簡単に左右されてしまうのは問題ではないか?ということです。なお、昨年の11月には米国では、凍結し、自己資本に反映しなくてもよくなってしまいました。(BIS規制の導入は、米国からの圧力があったように記憶しているのですが、間違いであればお詫び申し上げます)

 さて、まとめますと、
・債権は安全資産であり、その購入は、特に不景気時には好都合。
・株はリスク資産であり、その騰落により、経営自体にも(経済自体にも)いとも容易に影響を受けてしまう。

 ご参考になれば幸いです。
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どなたも、答えていないので、素人ですが、私の考えを述べさせていただきます。

本来、株や債権は額面どおりのものを買い、それによって企業は資金を集め、いろんな商売をするのですが、現在の金融と呼ばれているものはその株、債権そのものを取引している架空経済を形成してるものと考えます。ですから、株価上昇などで騒いでるのはDAYTRADEなどをして利鞘で稼いでいる人が困るだけなのです。優良株を持つことにより、資産運用すると、市場の変化によって今度みたいに大きく自社の資金を目減りしてしまうというリスクがあります。もちろん、株価が上がれば、資金は見かけ上、増えた形になるのでしょうが、単なる紙くずだということを忘れてはいけません。現在、上場企業の株しか買う証券会社だけしか存在しなくなっていますが、中小企業でも優良企業はあります。それらの企業の株を購入できるようになると本当の投資ということになるのでしょうが、どうも、株で儲けようと思ってる人が世の中には多いようで上場企業が優良企業みたいな風潮がありますが、決してそうではありません。人それぞれの考え方でしょうが、現在は単なる投機マネーに踊らされてるだけの世界です。1929年の大恐慌、そして今度の大不況も株式市場から起こっています。ナチスドイツがなぜユダヤ人を迫害などの行為をしたかを調べていくと彼らがこの株式市場などを商売にしたことから、迫害になったと考えます。もちろん、ほとんどのユダヤ人がそんな人たちばかりではないことは周知の通りですが、攻撃対象として必要だったのでしょう。
で、出来てしまった市場をつぶすわけには行かないので、額面とあまりのもかけ離れた市場価格を持つ株、債権はコントロールする必要があると考えます。また、上場しない企業の株も買いやすくする店頭が増えてくることが望ましいと考えてます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
素人なんてとんでもない、幅広い知識をおもちなようですね。
見習いたいものです。
初めて知ることがたくさんありました。

お礼日時:2009/07/12 22:26

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