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「政治や経済」に、「独創性」という視点はあるのでしょうか?「選挙」の度に、思い知らされるのは、「ヒトの心や、集団の考え方の傾向(=流行)」など、いわゆる、「社会の変化・動向を、読む」能力が、自分に欠けていることに空しさを覚えます。つまり、「個人的な、選挙の動向の予測」には、いつも失敗します。「選挙には、勝敗がつきもの」ですが、常に、「立候補者と選挙民」の両方とも、日常的に、「弁論で、未来予測」をします。「多数の視点(=立場)から、議論を戦わす」以上、それぞれの「予測・議論には、独創性(=目新しい視点)が伴っている」はずですが、その「方向性の違い」が良く分かりません。「独創性」の国際的な専売特許は、多分、「ノーベル賞」でしょう。ところが、「ノーベル平和賞(=政治?)」については、説明されれば多少とも感じることができますが、「ノーベル経済学賞(=経済?)」に至っては、その内容も価値も、全く分かりません。専門家には、それぞれの「独創性や貢献度」が理解できるのでしょうか?例えば、「誰の、何という経済理論」が、「どの程度の国際貢献をした」というような例があれば、「さわりの部分」で良いですから、教えて下さい。「自然科学のノーベル賞」には、いずれの種類の賞に対しても、「それぞれの独創性に関しては、それなりの、感受性がある」と自負しているのですが。

A 回答 (2件)

 いくつか論点がありそうですが、大雑把に言うと、科学者が自然科学の理論を使って何か作り出すことができるように、政治や経済も政治学や経済学の理論を使ってある程度適切にコントロールすることが可能で、コントロールの仕方に独創性が関わってきます。



 ただ、地球が太陽の周りをまわる仕組みが解かっていても地球の回転をコントロールすることが容易でないように、政治や経済のコントロール方法がわかっていても、それを実践することは容易ではありません。また、自然科学ほど学問の体系化が進んでいないので、政治学や経済学の理論を知っているかどうかより、現場でどれだけ経験を積んできたのかが重視されることもあります。政治家の政治理念は(政治学や経済学をある程度は勉強しているとはいえ)最終的には、現場経験と自分の好みをかけあわせてできているようなものですから、自然科学的な意味合いでの独創性をそこにみいだすのは難しいかもしれませんね。

 あと、ノーベル経済学賞なんですが、「ノーベル経済賞」ではなくて、「経済学賞」であるというのがポイントかと思われます。これは、経済学の新理論へ与えられる賞で、その理論の内容も、経済学分野の数学の新定理、みたいなものが多く、自然科学のノーベル賞と大差ありませんし、受賞者の直接の経済運営(国の経済顧問になって経済改革を行なった・・・みたいな)への貢献は考慮されません。
 ノーベル経済学賞は厳密にいうと、スウェーデン銀行がお金を出している賞で、ノーベル賞じゃないのですが、そのあたりは下記などを調べてみてください。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB% …
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この回答へのお礼

「社会学」とも呼べる、という指摘で、「個人的には、納得」しました。「ヒトとヒトの関わり」に関しては、昔から、「自分には、能力・センスが無い」ことを自認していましたから。加えて、厳密には、「ノーベル賞」ではなく、「ノーベル記念経済学スゥエーデン銀行賞」で、ノーベル一族は、「ノーベルという名前の使用さえも、反対している」という内容にはさらに驚きました。
「仕組みが分かっても、コントロールが容易でない」という視点には、共通の価値観があるようで、ある意味、「親近感」も感じました。これで、「余計な偏見」も持たずに済みます。有難うございました。

お礼日時:2009/07/28 23:19

ノーベル平和賞は、貢献度もあるかもしれませんが、逆に、ノーベル平和賞を与えることで平和に寄与する、というようなスタンスも結構あると思います。

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この回答へのお礼

「ノーベル平和賞」を決定する組織が、「自然科学系の、ノーベル賞の審査組織とは、異なる」ようですね。「未来の世界市民に対して、警鐘の意味」なら、多少、具体的に理解できます。

お礼日時:2009/07/28 23:26

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