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アクチベーターとエンハンサーについてです。

アクチベーターとはプロモーターに転写開始因子を導入しやすくするタンパク質。
エンハンサーとはプロモーターの上流・下流から働く配列で、基本転写因子を導入しやすくする配列。

であってますか?エンハンサーはどのようにしてプロモーターに因子を集めるのでしょうか?またアクチベーターはエンハンサーに因子を集めるようなことはしないのでしょうか?

あと、メディエーターはRNAポリメラーゼに転写活性・抑制の効果を伝えるポリメラーゼのサブユニットなのでしょうか?

よろしくおねがいします

A 回答 (1件)

Activatorとは一般に転写活性を調節し転写量を増大させるDNA結合タンパクの総称です。

大抵の場合、DNAとRNAポリメラーゼに結合し橋渡し的な役割をすることで、RNAポリメラーゼの転写活性を活性化=activateします。因みに、転写開始因子という言葉は余り使わないように思います。

Enhancerとは転写量を促進=enhanceする配列のことです。対象の遺伝子の上流にある場合もありますし下流にある場合もあります。遠い場合も近い場合もあります。単なる配列ですから、enhancerそのものが何らかのはたらきをするというよりも、そこに結合したタンパクが何らか役割を果たすという表現の方が妥当です。そして、その結合タンパクは結果的に転写量を増大させるのですから、それらは定義上activatorです。したがってenhancerにacitvatorが因子を集めるというのは一般的におかしい表現です。

MediatorはRNAポリメラーゼに結合はしますが、それを以てポリメラーゼのサブユニットとは呼びません。先ほどのactivatorと、RNAポリメラーゼの間に入る仲介役のように考えればよいかと思います。
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