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黒星病にかかったバラを現在治療中です。

予防薬はダコニールとオーソサイドを使っているんですが、
ダコニールは暑い時期に使うと薬害が出やすいと聞きました。
なので夏の間はオーソサイドのみ1週間に1度散布しようかと
考えているんですが、これでは耐性がついてしまいますか?

別の予防薬をもう1つ購入して交互に使った方がいいでしょうか?

アドバイスよろしくお願いします。

A 回答 (1件)

同じ殺菌剤ばかり使うのは確かに耐性が付き易くなりますが、特に耐性が付き易いのは特効薬と知られるサプロール乳剤の方です。


黒星病の治療にはサプロール乳剤(1000倍希釈)をメインとして使い、その他殺菌剤をオーソサイドも含めて3種類ぐらい使われるのが理想的でしょう。
他に治療効果が期待できるのはベンレート水和剤(2000倍希釈)などです。
被害が酷い場合は、これら殺菌剤にローテーションを入れ、1週間おきに散布してみましょう。特に雨後の散布が効果的です。なおダインなどの展着剤も1Lにつき2、3滴入れよくかき混ぜましょう。
http://www.sc-engei.co.jp/guide/syo00152.html
http://www.sc-engei.co.jp/guide/syo00141.html
http://www.sc-engei.co.jp/guide/syo00214.html
ダコニール1000は予防薬としては優れていますが、治療効果はあまり期待できません。また秋になればウドンコ病も兼ねて予防散布された方が良いでしょう。
ちなみに拙宅ではダコニール→サプロール→ベンレート→(ダコニール)の3本立てです。
薬害は30℃以上の高温期に起こりやすいので、真夏に特に被害がなければ散布しません。

もっとも効果が高いのは、落葉している冬期(12月~2月)における石灰硫黄合剤(7~10倍希釈)の散布です。幹枝、表土へ万遍なく散布します。
これをやっておくと、生育期における殺菌剤散布が、かなり補助的なもので済みます。
ただし強い硫黄臭と、薬液の付着跡が白く汚れるなどの問題があります。
私などは冬の風物詩ぐらいに割り切っていますが、問題がなければ滅菌予防としてぜひお勧めします。(黒星病やウドンコ病の菌は越冬します。)
あと強いアルカリ性の注意と、また目詰まりしやすいので使用後の噴霧器は通常よりも入念に洗っておく必要があります。特にノズル部分等、水を3Lぐらいは噴射させておくとかですね。
もちろん噴霧器を使わず、筆や刷毛で幹枝に塗っても効果があります。

参考URL:http://www.sc-engei.co.jp/guide/guide02.html
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この回答へのお礼

丁寧な回答をして頂き、ありがとうございます。
薬剤の散布方法についてとても参考になりました。
やはり殺菌剤はもう1種類ビスダイセンというのを購入するようにしました。
冬期に石灰硫黄合剤を散布すると効果があるということなので、ぜひ実践してみたいと思います。

お礼日時:2009/07/21 20:05

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