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最近アスファルト舗装上にミミズが出てきて自殺?しているような現象が起きてます。自分が田舎で育った時はそのような現象は目撃しなかったし、もしミミズが出てきたら鳥が素早く持ち去りました。ここ二三年
ミミズが舗装下から出てきてわざわざ干からびていることに気がつきました。どうしてか納得できませんのでどなたか教えてください。

A 回答 (4件)

こんばんは.



私も質問者様と同じような経験を幾度も見ております.
その原因はこれまで推測しておりましたが,
なにせ自然の生物が相手のため,
容易に確認ができませんでした.

実は私の研究室の小さな庭に花壇兼用の畑を作っています.
その畑に腐葉土を作る目的で,
山から広葉樹の落ち葉を多量に採集して,
畑の片隅に積んでいます.

そこでミミズを使用した『ミミズ堆肥』をおこなっています.
現在ミミズの数を数える事はできませんが,
相当多量の数までに自然繁殖しているようです.

その畑からちょくちょくミミズが這い出すと,
畑から飛び出るように隣接したコンクリート製階段でミイラ化していたのです.

そこでご質問と同じような疑問が以前から湧いていたのです.

ご質問者さまや他の回答者さまが既にお話の様子は,
昔から自然界でもこの現象を私自身も確認しています.

ところが我が家の場合,畑と腐葉土が乾燥すると当然多量に散水します.
それでもミミズが出てきたことは,一度も確認されていません.

夜に畑を観察していると,
一匹のミミズが急に地表に飛び出す事がこれまで何度もありました.
まるで逃げるように急いで地表を移動しているのです.
これが疑問を解く重要なポイントでした.

それまで,夜の畑の観察で,
『コウガイヒル』が何匹も確認していたのですが,
ミミズの天敵であるため,正常な腐葉土作成に害を及ぼす生物として
発見のたびにガストーチで焼却していました.
その焼却の理由は,捕殺しようと移植ゴテなどでコウガイヒルの体を切断すると,
切断・分断した数だけ,元の一個体にまで『再生』する能力があるからです.

ところがそのミミズの地表出現と,
コウガイヒルの出現に何か因果関係が有るように思えるようになり,
今夜確認のため,観察をしていたところ,
先ほどミミズが突然畑の地表から飛び出してきたのです.

先ほどの仮説を確認する好い機会と,
そのままミミズの出た所を注視していると,
添付画像で示すように,コウガイヒルが出てきて,
ミミズが這った後を追いかけるように移動しているのです.
その後ミミズに追いついたコウガイヒルが,
ミミズに絡まるようにしているのをこれまでに何度も確認しています.

結論を申しますと,
確かにミミズは多量の雨水が,巣穴に流入し酸欠状態になると,
地表に出てくる可能性はありますが,
私のこれまでの観察から導いた仮説を基にした今夜の事実確認では,
『コウガイヒル』の攻撃から逃れるために,
一時的にミミズにとって危険な地表に出てくることが確認されました.

ちなみにコウガイヒルは,明るい時間帯には活動はせず,
石や植木鉢の底にとどまっています.
そのため夜間の観察で目に付くのでしょう.

なお「雨水等の流入で巣穴が酸欠状態で地表に出る」との意見についてですが,
我が家の畑は地下1メートルほどまで腐葉土層であるため,
排水能力は他の山地や畑などと同様に論ずる事はできません.
つまり,他のミミズの生息環境と比較すると,
散水や降雨で巣穴が浸水しても,
当然雨水は地下に速やかに流亡するために,
酸欠状態に差があることも事実です.

つまり,巣穴の酸欠状態から逃れるための理由のほかにも
コウガイヒルの捕食攻撃から逃れる事も,
地表に出る原因の一つともと考えられます.

この回答が,
ご質問者さまの疑問解消の一助になれば幸いです.

先の回答で画像添付ができませんでしたので,
再度画像添付を試みます.

画像の状況を説明すると,

コウガイヒルの頭部は画像の右下です.
左上端が先にミミズが出てきた穴の位置に当たります.
ミミズが出てきてしばらくして,
ちょうど穴からコウガイヒルの体が半分以上出たときに撮影したものです.


参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%9F% …
「なぜミミズは自殺するのか?それを鳥も食わ」の回答画像4
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この回答へのお礼

ありがとうございました。コウガイヒルの存在など今まできずきませんでした。これで疑問が90%は解決したように思います。ちなみにミミズが雨で酸欠になるためというのは納得できません。なぜなら素掘り側溝の底部にもミミズが住んでいたことが記憶にあるからです。いずれにしても地球環境が変わってきた何かがあるのでしょうか?環境回復に努力するよう心がけます。

お礼日時:2009/07/27 22:24

大雨が降る→土中の酸素量が減る→(しょうがないので) 外に出る→(たまたま) アスファルトの上に乗ってしまう→(雨が上がっても) 土に潜れない→死ぬ


じゃなかったかな? #2 でも言われてますが, 「最近」ということでもないですね.
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スズメが激減してカラスが増えて生態系が崩れているとか、集中豪雨が増えて、土中の酸素量が減りやすいとか、土中の震動が増えて逃げているとか、


いろいろな要素があるのですが、
一番の原因は、日本人が地面に目を向けるようになったこと。

環境保護意識の向上、有機農法などによる健康意識。不況で下を向いているのもあるし、残業が減って地面を見る時間ができたのかもしれない。
年齢がわかりませんが、バブルの時代にゴキブリとハエ、蚊以外の身の回りの小動物の生態なんて気にしたことありました?
考えないから、土をアスファルト舗装できるし、森をマンションにし、川をダムにできたのです。

あとマナーにうるさくなったので、悪いものをチェックする能力が強くなっています。
喫煙者がポイ捨てできたのは、汚れる道路を見て見ぬふりできたからですし、立ち小便やガムのポイ捨て、犬の糞の不始末なども本当になくなりました。
個人主義と自己主張を良しとする結果、現代人は見て見ぬふりが苦手で、とても神経質になっています。
日本人は確実に足下を見直すようになっているのです。

昔から地面をよく見ている人間からすると、気温が急に上がったり、雨降りの後には必ずミミズはアスファルトで死んでいるもので、特に増えたとは思いません。
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こんばんは。


よくそんなことに気がつかれますねー(笑)。

私の経験では、昔からあるように思います。
で、だいたいは朝。朝散歩などしていると、道や土の硬いところでのたうち回っているミミズを発見しました。
鳥に持って行かれるところは、あまり見たことがないのですが、ミミズが地表に出てくる原因として、私なりの考えでは、条件の良いところへの移動のためだと思います。夜の間に地表に出てきて移動する。しかし、腐葉土の軟らかいところに行き着けないままに、朝を迎えてしまう。太陽光線は強力ですから、またたく間にミミズの体から水分を奪い、運動能力を奪ってしまう。とまあ、そんなことを考えました。

モグラに追われて地表に出てくることも考えられますね。

いずれにしても、命がけで地表に出なくてはいけない「ミミズの事情」があるのでしょうね。自殺行為のようには見えますが、自殺のためではないでしょう。
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