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某旧帝大、工学部1回生のものです。

力学(古典力学)のお勧めの参考書を教えて下さい。

授業指定の教科書が『ファインマン物理学(1)力学』なのですが、理解の範疇を超えています。
そこで他に代わる参考書を探しているのですが、調べた中では、
・物理学序論としての力学(東京大学出版会)
・物理入門コース(1) 力学(岩波書店)
の評価が高く、購入を迷っているところです。

しかし、前者の方は近くの本屋で販売しているところがなく、読み比べられないので困っています。


そこでお聞きしたいのは、
1.力学(古典力学)のお勧めの参考書とその理由(上記の本以外でもかまいません)
2.上に挙げた2つの本の違い(大雑把で構いません)
の2点です。

どちらかだけでも構いませんので、ご存知でしたらご教授ください。
よろしくお願いいたします。

※因みに力学分野は得意というほどではありませんが、高校範囲において苦労しなかった、というレベルです。

A 回答 (3件)

ファインマン物理学が指定教科書なんてうらやましい限り…



私は授業で
・物理入門コース(1) 力学(岩波書店)
を使って、
自分で
・物理学序論としての力学(東京大学出版会)
を読みました。

前者は淡々と物理の概要について述べてる感じです。
No.1さんのおっしゃる通り、無難です。
とりあえずこれをやっておけば初年度の力学なら大丈夫という感じ。
工学部生ならこれで十分だとは思います。(私も工学部ですがw
いかにも教科書って感じのヤツですよ。普通にわかりやすいです。
でも私にはあまり役に立ちませんでした(高校で結構物理は勉強していたので)。

後者はとても面白いスタイルの本でした。
まさに"物理学序論としての"という感じ。
数式の物理的意味とか、物理の概念なんかを知りたいのならこちらがいいと思います。
面白いです。

ただ、問題を"解ける"ようになるのは前者かなぁと思います。
問題集なんかを買ってちゃんといっぱい解いていった方がいいかと思います。

個人的には読み物ならやっぱりファインマン物理学を気合いれて読むといいと思うんですけどね・・・

私のように機械系に関係する感じだったら、剛体運動の場合には、機械力学や工業力学関係の本なんかで勉強するのもいいかなと思います。
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この回答へのお礼

『物理学序論としての力学(東京大学出版会)』について触れて下さり、参考になります。
>数式の物理的意味とか、物理の概念なんかを知りたいのならこちらがいいと思います。
それは面白そうな本ですね!
根本的なところを理解するのは正確には難しいでしょうけれど、
理解出来たらきっとそれぞれの事象ごとに関してでなくて、1つの考えで様々な事象が分かるのではないかと思います。
しかし、練習不足の感があることからしても、きっと『物理入門コース(1) 力学』から読み進めた方が良さそうですね。
『ファインマン物理学』にはまだま程遠いようです・・・。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/07/25 09:01

私としては、「ファインマン物理学」を腰を据えてお読みになることをお勧めします。


それが難しいとすると、高校までの物理をすこし勉強しないといけないのかもしれません。
その場合は、駿台の参考書で、山本義隆さんがかいたものが(昔は)あったのですが、それなんかがよいような気がします。

あとは、積分が面倒だから力学がわからないのか、
そもそも力学がわからないのかを見定める必要がある気がします。
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この回答へのお礼

『ファインマン物理学』、確かに良書という声を聞きますが、
それが解るためにはやはり基礎からやり直さなければならないのでしょうか・・・。
積分に関しては問題がないと思うので、力学自体があまりつかめていないのかもしれません。
むしろ数式ばかりを追いかけているばかりになってしまって、実態としてつかめてないといいますか・・・
自分でも"分からない"ということを説明するのは難しいものです。

>駿台の参考書で、山本義隆さんがかいたものが(昔は)あったのですが
『新・物理入門』(山本義隆著)とは違うのでしょうか。
そういえばこの本は先生が授業で参考書として薦めていた本でした。
参考にしたいと思います。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/07/25 08:46

>・物理入門コース(1) 力学(岩波書店)


これが一番初心者向けのオーソドックスで無難だと思います。
これを教科書に指定している大学も結構見かけます。
とりあえずすぐ力学を使えるようになりたいという人向けです。

その他、私が分かりやすいと感じた教科書では、
●力学・解析力学 (岩波基礎物理シリーズ 第一巻)
があります。
初学者には分かりやすく纏められていると思います。


ファイマン物理は、中級者向けで、もう一歩踏み込んだ理解をしたい人向けです。
ファイマン物理を読むなら、
●「ファインマン物理学」を読む 力学と熱力学を中心として(講談社)
を読んでからファイマン物理を読むと、多少理解しやすくなると思います。


私としては、力学をやるなら、
●ゴールドスタイン 古典力学 上巻(吉岡書店)がオススメなのですが、
ファイマン物理と同じレベル位です。(ちなみに下巻が解析力学中心の内容です。)
これ一冊理解すれば古典力学は制覇という本だと思っています。


>・物理学序論としての力学(東京大学出版会)
については、手元に無いので分かりません。


とりあえず、自分にあった本を見つけるのが一番です。
教科書選びに失敗しないコツは、
図書館へ行って、自分の目で本を見てみて、
読みやすい本を選べば間違いありません。
その本に不満を感じるようになれば、次のレベルの本を買えば良いのです。
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この回答へのお礼

先々のことを考慮して、たくさんの参考書を挙げて下さり助かります。
愚かなことに、図書館へ行けばいいということを失念しておりました。
昨日早速足を運んで、まずは初級者向けとして挙げられていた2冊を借りて読みすすめているところであります。
あとは自分に合うか合わないかの問題になってくると思うので、ご回答を参考に検討したいと思います。
情報が少なく困っていたところを、ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/07/25 08:36

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