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Yシャツは昔は下着であり当時は長い裾で股間を覆っていたといいます。Yシャツの両脇が短く前と後ろだけが長く垂れているのはこの名残だそうです。
裾がそうなっている理由はわかるのですが、今は下着ではないのですからそのような形にする必要はないのではないでしょうか?
なぜいつまでも「昔の名残」のままなのですか?

A 回答 (6件)

 ”Yシャツ”と言われる時点でアウトです。

日本語の”Yシャツ”
は、英語のWhite Shirtがなまったもので、正しい国際化への理解
が改めて問われている今日、本当は”Yシャツ”などと言わずに、
普通にshirtと言えばいいはずなのですが、shirtにも色々と種類が
あり、”Yシャツ”については英語圏の国々では”dress shirtドレス
シャツ"と言うのが一般的です。但、どうもdressという言葉に日本
の方々は女性的な響きやニュアンスを感じてしまうようです。これも
日本の正しい英語教育が進んでいないということの証のひとつなの
ですが。)確かに英語でもdressには金額の高低に拘わらず、日本語
で言う”ワンピース”の意味はありますが、dressという言葉の意味
の第一義は”正装する”です。dress up, dress downという言葉等
もある通り。
 以降、この場は質問者さんの言われる”Yシャツ”で話を進め
ますが、質問者さんが言われる通り、西洋においては、ほぼ20世紀の
始めまでは”Yシャツ”とは全くの下着でした。理由は、現在下着に
使用されている綿のスムースジャージーなど、伸縮性のある素材に
ついての開発が充分でなく、まだ一般的ではなかったこともあります
が、主な理由は現代とは正装に対する認識や常識が全く違っていた
ことです。日本の人たちは、昔のことを現代の常識を尺度に考える
人達が多いように思いますが、”常識”とは時代によって大きく
変わるものです。
 現在においても、欧米の伝統を重んじる上流階級の人たちの中には
”Yシャツ”を下着扱いして、オフィシャルな場では、つまり
公衆の面前では決して上着を脱がない人も多いのです。そのような
人たちは当然ながら、”Yシャツ”の下には何も着ていません。
 19世紀頃の”Yシャツ”には、前後の長くなった部分が股間で
ボタン止め出来るようになっており、そのためか(衣料品にはあまり
古い物は残っていないものなのですが)、当地の美術館等で時より
見かける昔の”Yシャツ”の股間の部分は例外なく茶色くなっている
ように見えます...。汚い話ですが...
20世紀に入ってから、男性の多くは現在のトランクスやブリーフの
ようなものを着用するようになり、主に汗取りや保温の観点から下着
も着るようになってきました。特に当地ニューヨークやヨーロッパの
冬の気候は厳しく、”ユニオンスーツ”と呼ばれる長袖のTシャツと
ズボン下が一体化したようなものが人気でした。現在でも入手は
可能です。
 先述したように今でも欧米の上流階級の人達には”Yシャツ”の下
Tシャツ等下着を全く着ない人達もいるわけですが、これは
習慣の違いもありますが、日本との気候の違い、例えば南イタリアの
ように湿度が低いため(地中海性気候)に下着を汗取りとして着る
必要性がないと感じられる地域もありますし。
 このような人達の多くが、あまり人前で上着を脱ぐことをしない
のは、シャツ姿とは人前で下着姿をさらすことと同じなわけだから
なんですが、彼らは一日に数回、例えば午前と午後、そして夕方に
シャツを着替えたりもします。
 また、スーツが元々スリーピースであったのは、ヴェストを着る
ことによって下着であるシャツ姿を直接見せないようにするという
配慮からだったのですが、このことは今日でも英国で法廷に立つ
弁護士達にとってはいまだ当然のこととされております。
 より現代的な”ものわかりのよい”言い方をすれば、"Yシャツ”
とは、下着であり、かつまた上着の下に着用する”中着”だとも
言えるかと思います。このような観点からすれば、日本の夏場の
”クールビズ”、つまりシャツ姿のビジネススタイルを是とする
考えは、欧米においては全く現実的ではないのです。元々洋服
の歴史や本質を知らない日本の官僚が決めたことですから。
 現在でもYシャツの前後が長く、横から見ると波型になっているのは
機能性からで、No.5の方の回答がほぼ正解です。特に近年ヴェストを
着なくなってきてから(元々第一次世界大戦の際の英国における
物資節約が契機であった)スラックスの股上が相当浅くなっており、
前後を適度に長くしておかないと背中がやはり出やすくなってしまう
のです。また波型の曲線でカットしていることによって、立ち座りや
歩行の際に大腿部に生地のまとわりつきも防げ、かつスラックスの
サイドのポケットへのものの出し入れを妨げないようにする効果も
あるのです。勿論、裾をストレートにカットしてサイドにスリット
を入れることも出来ますが、これは裾をスラックスの中に入れない
ことを前提とした仕様なのであって、スポーツまたはカジュアルな
ディテイルとなり、dress, つまり”Yシャツ”とは言えないシャツ
となってしまうのです。
 いずれにせよ、”日本の常識が通じるのは日本だけ”ということで、
”洋服”という以上、本場の正しい事情を知っていくことは決して
損にはなりません。
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この回答へのお礼

詳しい説明、ありがとうございます。
勉強になりました。

お礼日時:2009/07/28 23:16

Yシャツは、スラックスの中に仕舞うのが、一般的です。


仕舞うと、いす等での座ったり立ったりした時には
背中がでませんよねえ。
ですので、Yシャツの後ろ部分は若干長めになっていますよね。
すそがストレートをお好みなら、アロハや沖縄のかりゆし、
ポロシャツなどすそをスラックスの中に入れて着るウエア
ではないので、すそはストレートですよね。
もともとの着方が違うんですよ。
カジュアルで、着るなら裾はスラックスから出してもいいですが、
オフィシャルなスタイルでは一般のYシャツはスラックスの中に
入れませんか?
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この回答へのお礼

中に入れやすいデザインでもあるからということですね。
よくわかりました。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/07/27 23:11

>なぜ変える必要がないのですか?



なぜ変える必要があるのですか?「昔の名残だから」は理由になりませんよ。

・違う形の方がより生産コストを抑えられる(=儲かる)
・現状よりも実用性に優れた形があり、それが世の中に認められる(=売れる→儲かる)
・現状よりもファッション性に優れた形があり、それが世の中に認められる(=売れる→儲かる)

のどれかにでも当てはまらない限り、現状のやり方を変える理由がないと思いませんか?
それが変わらないということは、今の形を変えるほどのインパクトのある他の形がこれまで出てきていないということなのでは?
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この回答へのお礼

今は股間を隠す必要もないのだから、別にわざわざ波型にしなくても真っ直ぐの裾にすればいいと思ったのです。
回答に?が目立ちますが質問に質問で返すのはやめてください。
私は意見を表明しているのではなく素朴な疑問をしているだけです。
回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/07/26 21:06

昔からYシャツは下着じゃないよ

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この回答へのお礼

ではなぜ両脇が短く前と後ろが長いのですか?
私の情報が間違っていたのでしょうか?

お礼日時:2009/07/26 14:42

それを言ったら、例えばスーツのラペルのあの形は、詰襟の襟を開いた形なわけですが、誰も「昔の名残」のままだなんて思わないですよね?


何でも必要性だけで決まるわけではないと思います。
それを言うなら変える必要だってないわけですから。
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この回答へのお礼

なぜ変える必要がないのですか?

お礼日時:2009/07/26 14:28

下着ちゃいますよ(^^;



ズボンの中に入れて着るというのがあるからです
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この回答へのお礼

昔の話です。

お礼日時:2009/07/26 14:25

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