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Ba,Ca,Sr,Pbの硫酸塩は水に難溶だと聞きました。
また、イオン化傾向の単元のところで、
Pbは希硫酸と反応すると、水に難溶の硫酸鉛の膜を生じ、反応が停止すると習いました。
しかし、Caはそのような記述がありませんでした。
硫酸カルシウムも硫酸鉛と同様水に難溶なので、
反応が停止するはずなのではないでしょうか?

A 回答 (2件)

硫酸カルシウムは水に溶けにくいと書かれています。


天然に産する硫酸カルシウムはセッコウであるというのも載っています。
アルカリ土類金属として同族であるバリウムが難溶性の塩を作るということからも納得できる性質です。

硫酸鉛や硫酸バリウムと同じような反応を期待して何度もやってみました。
希硫酸と塩化カルシウム水溶液を混ぜても沈殿は出ませんでした。
酢酸鉛に希硫酸を加えるとさっと濁ります。こういう変化は見られませんでした。不思議でした。

硫酸カルシウムは結晶水の数によって溶解度が異なります。
水の中での反応で生じるCaSO4と固体のCaSO4を水に入れた場合では違いがあるのではないでしょうか。

化学便覧には溶解度の数字が2種類載っています。1000倍の違いがあります。溶けにくい方は結晶水の数が2となっています。溶けやすい方では2→1/2となっています。この矢印は温度が上昇するに従って数が変化するということを表しているという注がありますが0℃でも飽和溶液100g中に0.176g溶けると書かれています。この数字は水酸化カルシウムとほぼ同じものです。意味がよく分かりません。

水にカルシウムの粒を入れると水素が発生して溶けていきます。溶液が白く濁ります。でも水で薄めると濁りが消えるという程度ですから難溶性というイメージではありません。

希硫酸の中に金属カルシウムを入れると水との反応、硫酸との反応の両方が起こるでしょう。水酸化カルシウムの溶解度と硫酸カルシウムの溶解度がほぼ同じであるということからするとただ全体が白く濁るだけでしょう。この濁りは水で薄めると消えるでしょう。
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もし金属カルシウムと希硫酸との反応についてのお話なら、金属カルシウムは水とも反応しますので、粉末硫酸カルシウム水和物をまき散らしながら溶けていきます。


なお硫酸カルシウムは「石膏」という別名の方が有名かも知れません。
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