「みんな教えて! 選手権!!」開催のお知らせ

日本軍(陸軍・海軍)を扱った本などを読んでるうちにふと思ったのですが。

結局のところ日本軍の中で一番偉い人って誰なのでしょうか?

というのも陸軍省(海軍省も含む)があるのだからそれぞれの大臣が一番偉いかと思うと
大臣職は中将の人(より上の階級の人がいるにも関わらず)がなったり
大臣職とは別に参謀総長や教育総監もいたり
いまあげた役職の人より階級の高い人が師団長をしていたりと
自分のイメージとしては取締役会のなかで会長や社長がいるにもかかわらず
専務が代表取締役をやっているようなイメージなのですが
実際のところ誰が一番偉かったのでしょうか?

もしそれについてご存知の方回答のほうよろしくお願いします

A 回答 (11件中1~10件)

当然、公には天皇です。



その上にもしかすれば、毛利家も一皮噛んでいるかもしれません。
天皇の上か下に位置するのは確かでしょう。
江戸幕府は倒幕されましたが、その影にいたわけで、
明治、大正、昭和と影響が残り、今もあるのは確かです。

だから、山口組暴力団などもあるわけです。
    • good
    • 4

「天皇陛下だ」と言ってしまえばそれでオワリです。


そんなことは誰でも知ってることで、質問や回答にはなりません。

正確には他の方の言っておられる10人や8人皆同じということでしょうね。

ただ、その10人中でも権力の大きさには差があります。庶民に対する影響力に大きな差があります。

当時の庶民が体感的に感じていたエライ人は陸軍大臣と海軍大臣です。
陸軍大臣と海軍大臣をくらべるとヤッパリ陸軍。
よって、当時の庶民の感じていた、軍の一番エライ人は「陸軍大臣」!
    • good
    • 3

旧軍で一番偉かったのは間違いなく天皇、大元帥です。

軍の統帥権を司り陸軍参謀本部、海軍軍令部への指揮命令権のある各総長を任免する権限があり天皇は陸海軍を統帥するという条文が大日本帝国憲法にもあります。
    • good
    • 1

「実際の指揮系統において(天皇陛下を除いた軍隊内での)一番偉かったのは誰だったのだろうか?」



まず、陸軍・海軍の組織を理解して下さい。

陸軍にも海軍にも「役所」と「部隊」があります。なお、「役所」のことを戦前は「官衙」ということが多かったです。

(1) 陸軍
大きく言いますと、これだけ「偉い人」がいます。

《官衙》
参謀本部 (長は参謀総長)
陸軍省 (長は陸軍大臣)
教育総監部 (長は教育総監)

《部隊》
総軍 (長は総軍総司令官、ただし関東軍、支那派遣軍、南方軍は『関東軍総司令官』という要領で呼ばれる)
方面軍 (長は方面軍司令官)
軍 (長は軍司令官)

※ 平時には師団長より上の部隊は基本的に存在しない。

師団 (長は師団長)

参謀総長、陸軍大臣、教育総監、総軍総司令官、方面軍司令官、軍司令官、師団長は、いずれも「陸軍中将または大将を補す」と規定され、天皇に直属します。
その意味では「平等」と言えます。

ただし、戦時の指揮系統においては、
「A方面軍司令官は、南方軍司令官の指揮を受ける」
「B軍司令官は、A方面軍司令官の指揮を受ける」
「第一師団長は、B軍司令官の指揮を受ける」
などとなり「指揮関係」が生じます。

(2) 海軍
同じく、これだけ「偉い人」がいます。

《官衙》
軍令部 (長は軍令部総長)
海軍省 (長は海軍大臣)

《部隊》
連合艦隊 (長は連合艦隊司令長官)
第*艦隊 (長は第一艦隊司令長官)
**方面艦隊 (長は**方面艦隊司令長官)
海上護衛総司令部 (長は海上護衛司令長官)
**鎮守府 (長は**鎮守府司令長官)

軍令部総長、海軍大臣、連合艦隊司令長官、第*艦隊司令長官、**方面艦隊司令長官、海上護衛司令長官、**鎮守府司令長官は、いずれも「海軍中将または大将を補す」と規定され、天皇に直属します。

ただし、指揮系統においては、連合艦隊司令長官が第*艦隊司令長官や第*航空艦隊司令長官や**方面艦隊司令長官を指揮するのが普通で、
「海軍の実戦部隊を統一指揮するのは連合艦隊司令長官」と言え、陸軍よりスッキリしています。

ですが、「第一航空艦隊や**方面艦隊が連合艦隊司令長官の指揮下に入らない」こともしばしばありました。

「**鎮守府司令長官」というのは、「部隊」の形を取りますが、実態としては官衙に近いもので、連合艦隊司令長官の指揮下でも、海軍大臣の指揮下でもありません。
「海軍の鎮守府とは何か」を説明するのは難しいので、この場では省きます。

海上護衛司令長官は、戦時中に出来た官職ですが、これも連合艦隊司令長官の指揮下に入りません。

(結論)
陸軍の「特に」偉い人:参謀総長(1名)、陸軍大臣(1名)、教育総監(1名)、総軍総司令官(終戦時は6名)
10人について、「偉さ」の順番はつけられない)

海軍の「特に」偉い人:軍令部総長(1名)、海軍大臣(1名)、連合艦隊司令長官(1名)、鎮守府司令長官(4名)、海上護衛司令長官(1名)
8人について、「偉さ」の順番はつけられない

なお、陸軍にも海軍にも、「陸軍大将(海軍大将)を補す職」というのは存在せず、上記の陸軍10人、海軍8人の「特に」偉い人は、陸軍(海軍)中将または大将であれば任用される資格を満たしました。
ただし、陸軍でも海軍でも「特に偉い人」は、中将が補されて任期中に大将に昇進するか、大将が補されるかのいずれかが普通でした。
    • good
    • 0

 終戦時における日本軍ということからいえば、陸軍は、参謀総長。

海軍は、軍令部総長、ということになります。しかし、日本国というレベルからいえば陸軍(海軍)大臣ということになります。

 戦時下において大元帥陛下たる天皇の下におかれたのは国軍最高統帥部である大本営でした。この大本営は陸軍部・海軍部に分かれ大本営陸軍部は、参謀総長を陸軍幕僚の長として帷幄の職に奉仕し作戦に参画するとし、海軍部は、軍令部総長を海軍幕僚の長として帷幄の職に奉仕し作戦に参画するとされました。従って戦争に直接参画する部門の最高責任者であったわけです。

 陸軍(海軍)大臣は、大本営の議に列し、参謀総長(軍令部総長)の作戦計画の奏上に陪するとともに、軍政に関する百般の区処をする、とされました。終戦のご聖断を仰いだ御前会議に列席したのは、国政における軍の最高責任者であったからです。

資料:「陸海軍の組織・編制関係概見表」 戦史叢書『陸海軍年表』朝雲新聞社80年 所収
    • good
    • 0

日本陸軍でもっとも偉い人


陸軍大臣…軍事費の確保担当
参謀総長…作戦計画立案責任者
教育総監…兵士教育プログラム作成・実施責任者
と、3人いるんです。
戦闘部隊の最高司令官は実質的におりません。
日露戦争の時は満洲軍総司令部が設置され、大山巌でした。

総軍がありますので、それの司令官がもっとも偉いかもしれません
第一総軍:杉山元
第二総軍:畑俊六
航空総軍:河辺正三
関東軍:山田乙三

簡単に言いますと総司令部が4つあって4人いるということです。
これに海軍がいます。

日本には5人の最高司令官がいたと思うのが妥当です。
    • good
    • 1

あくまでも軍人としての最高階級は大将。

元帥は名誉称号。天皇は大元帥。
陸海軍大臣は軍政を担当し、重要な人事権を持つから最高階級の大将職がなってもおかしくはないし、その例もあるが中将がなる場合もあった。
軍の昇級の基本は年功序列であるから、中には馬鹿という意味ではないが、○○大将よりも○○中将の方がよりエリートで政治力があり、あるいは○○宮様のお気に入りで贔屓にされていたなどの理由もあったろう。
中将クラスとなるとこういった人たちや、政治にも関わりだすことも多くなる。(戦前戦中は皇族の数も今よりずっと多かった。)
しかし陸軍士官学校出や海軍兵学校出でも、陸軍大学や海軍大学を卒業していないと中々将官にはなれず、大佐止まりで終わる人も多かったのが実情だ。(戦死して特進で将官になった人もいるが。)

陸士や海兵の卒業成績が影響するとも言われているが、成績があまり良くなくとも大将になっている人もいるから(米内光政など)あまりアテにはできないが、やはり陸士や海兵、陸海軍大学共に成績優秀でお決まりのエリートコースに乗ることが肝心で、この点においてはやはり軍人と言えども公務員であり、これは現代においても変わってはいない。(俗に言うキャリア組と言う事だ。)

年功主体で大将になった人は、自分より若くとも、こういったエリートコースを歩んできた中将には頭が上がらないし引け目すら感じる。また回りもそう見ている。つまり、くたびれた大将よりも輝く中将の方が良いと判断されたし、回りも納得した。どうせ大将の昇進は約束されているし。(ただし本当に適任であったかは別問題である。)
大臣の下には次官が付く。大臣よりは若いが、これもエリートである。
くたびれた大将が大臣ではサマにならないであろう。

陸軍参謀総長、海軍軍令部総長は、どちらかと言えば少しヒマというか、天皇への奏上や受け答えを主任務としているから箔が大事である。よってこれらは大将職がほぼ慣例である。参謀や軍令など作戦を担当し、忙しいのは次長の方である。これは激職と言われた。総長は名誉職的な意味合いが強いと思う。次長もエリートが担当し、主に中将クラスがなった。

教育総監は発言に重みと言うか責任があり、名目としては人格に優れた者が選ばれ大将がなる事が多かったが、一応中将以上の階級の者が対象である。

以上は中央の事に関しているが、現地における軍構成としては。
軍司令官(大将)→師団長(中将)→旅団長(少将)。以下に大隊、中隊、小隊と続くが、こういう階級に基づくのが一般的である。
指揮系統で一番偉いのは大将という事になる。

もう一度言うと、日本軍の昇級は年功序列制が基本で、公務員と変わりがない。
    • good
    • 1

他の方の答えにもあるように、旧日本軍の最高指揮官は「大元帥陛下」たる天皇陛下ですね。


「元帥」よりも階級は上です。
「一番偉かったのは?」と聞かれるとそう答えるしかありません。

ちなみに、現在の自衛隊の最高指揮官は内閣総理大臣です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速のご解答ありがとうございます。

そうですよね

nebnabさんやほかの方の解答を見ていて
僕の質問の仕方が悪かったことに気が付きました。

確かに僕の質問では答えは天皇陛下になってしまいますよね。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/08/08 10:18

陸海軍の総指揮を執る天皇陛下です


陛下の玉音によってすべての戦闘が停止されたのです
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速のご解答ありがとうございます。

そうですよね。

確かに国家元首が一番偉いというのを忘れていました。

ただ、すみません僕の質問の仕方が方が悪かったみたいです。
僕が聞きたかったのは実際の指揮系統において(天皇陛下を除いた軍隊内での)
一番偉かったのは誰だったのだろうか?と質問したほうがよかったのみたいです。

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/08/08 10:14

軍隊で一番階級が上のものは「元帥」です。


WIKIPEDIA「元帥」参照。
「元帥(げんすい、英:Marshal)は、軍隊における階級、又は称号。元帥号とも。階級を示す場合には大将よりも更に上位で軍隊における最上級の階級であり・・・」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%83%E5%B8%A5
さらに、WIKIPEDIA「元帥(日本)」を見ると、
「1945年(昭和20年)に、昭和20年勅令第669号(元帥府条例等廃止ノ件)により、日本の元帥制度は廃止された。この時点で、元帥であったのは、梨本宮守正王、伏見宮博恭王、寺内寿一、畑俊六及び永野修身の5名であった。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%83%E5%B8%A5_ …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速の解答ありがとうございます。

すみませんこちらも僕の質問の仕方が方が悪かったようで
質問したいと思っていた内容がよく伝わらなかったかもしれません。

僕が聞きたかったのは階級ではなくて
実際の指揮系統において(天皇陛下を除いた軍隊内での)一番偉かった
のは誰だったのだろうか?
ということです。

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/08/08 10:10

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています


おすすめ情報