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河川浄化の方法に接触酸化法+ばっきと言うのがあります。ばっきは溶存酸素を多くすることで微生物の活性を上げるために行うのだと思うのですが、接触させると言うことは微生物は水中に浮いているときより何かに接触した状態の方が活性が上がると言うことでしょうか。
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

微生物も酸素が足りなくなると働きが落ちるので、そういう意味もあります。



しかし、接触酸化というのは普通、ちょっと違う意味を持ちます。

酸素不足の状態で長時間置かれた有機物は、空気中の酸素と反応して分解する性質が強くなります。

よく、遺跡などから発掘された木の柱などを空中に出して置くとすぐにぼろぼろになっちゃうのと同じですね。だから水に漬けておきますけど。。。

要はこれの反対で、水底のヘドロなどを空気に触れさせるだけで、ある程度有機物が酸化・分解してくれます。

ですから、接触酸化+ばっ気というのは、水底の堆積物(ヘドロなど)を攪拌して水中に巻き上げ、そこにばっ気して両方の効果を狙うというものです。
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接触酸化法というのは、微生物を固定しておいて、


確実に汚水に接触する面積を大きくするのが目的です。

水を浄化するということは、汚れた水を通して、きれいに
なった水を抜いてゆく、ということですから、浮遊した
ままの状態だと、ふわふわしてる奴は、そのまま水に乗って
流れていっちゃいますし、固まりになってる奴は、そのまま
大きな固まりになって、その中央に居る微生物は、汚水に
触れることができず、効果的に有機物を分解することが
できません。

接触酸化法は、円盤や、筒、あるいは石の固まり(礫)を
限られたスペースに(隙間ができるように)詰め込みます。
それで、単位容積あたりの、汚水に接触する面積を大きく
してやって、その表面に微生物を薄く付着させることを
狙います。

それだけでも、そこそこの効果を期待できるのですが、
汚水の有機物濃度が高く、通過する流量があまり多くないと
有機物を分解するために酸素を使うわけですから、溶存酸素
濃度が低くなり、分解速度が落ちることになります。

そこで、足りなくなった酸素を曝気によって補ってあげる
と、効果が上がる場合がある、ということです。
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この回答へのお礼

接触材があるということは、微生物に当たるチャンスがばっきのみの流れの中だけでなく、物がある方が確実に増えると言うことですね。
納得行きました。
有難うございます。

お礼日時:2001/03/16 20:29

再びすいません。



先の私の回答、完全な間違い回答でした。

a-kuma さんのご意見が正しいものです。

混乱させてご免なさい。

参考URL:http://www.kind.or.jp/sanken/chosetsu/minato/3-2 …
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回答が出ておりかつ直接的な回答ではありませんが、以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか?


「礫間接触酸化法」
さらに、
http://5host03.env.eng.osaka-u.ac.jp:159/reserch …
(ランドスケープの分類)
このページで、「曝気付き接触酸化法」のことでしょうか?
http://5host03.env.eng.osaka-u.ac.jp:159/reserch …曝気付き接触酸化法&-Max=1&-Find
(曝気付き接触酸化法)
==================================
送気による可溶性BODの生物酸化の促進。
==================================
http://www.city.sakai.osaka.jp/city/info/_kasen/ …
(曝気付き接触酸化法とは)
==================================
曝気部のBOD除去率が高い接触曝気(プラスチック充填)と無曝気部のSS除去率が高い礫間接触酸化
===================================
これら以外にも検索するとたくさんHitします。

ご参考まで。

参考URL:http://www.pa.skr.mlit.go.jp/tec/tec1-1.htm
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