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父は既に死亡しております。
子は3人(男)でその長男が母を引取り面倒を見ていました。
(父の遺産は長男が全て相続しました。)
その後長男が亡くなり、長男の妻が母の面倒を見ていたのですが
体調が悪いという事で次男が母を引き取り面倒を見ていました。
先日、母が亡くなり、遺産を分配する事になリました。
遺産は、預貯金と現金のみです。
次男は母を引き取った時点及び面倒を見ている間に母より生活費及び
引き取った為にいつでも休める仕事に変ったのでその遺失所得として
現金を受け取っています。
この場合、分配のベースとなる金額は、母が死亡した時点の残った現金及び預金残高なのでしょうか。
次男が受け取っている現金はどう考えたらよいのでしょうか。
長男には息子が1人いるのですが、(故に相続人は4人)長男の妻は
母の世話を次男に引き継いだ時点の預貯金及び現金をベースとするべきと主張しているようです。
因みに長男の妻も母の面倒を見ていた間の生活費等々は受け取っています。
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
お母様の相続人は、長男の子、次男、三男の三人でしょう。
子供たちの奥様方を養子縁組をしているとか、長男の子が吹く数人いる場合は異なります。
長男の嫁、次男の嫁などは原則相続人ではありませんからね。
遺産分割協議として考えると、生活費として受け取っていたり、転職に伴うものとしての贈与は、生前贈与として、相続の前取り的に考えてもかまわないですし、無視していてもかまわないでしょう。あくまでも相続人たちの話し合いでしょう。
私見ですが、そもそも親子などの親族には扶養義務がお互いにあるでしょう。特に一緒に住んでいれば、お互いが生活費を出し合って生活するのもおかしくは無いでしょう。前取りとして考えるのは酷な話だと思いますよ。さらに、お母様の面倒を見るために次男は転職などをして収入が減ったのでしょう。簡単に元の収入に戻れるとは限りません。その分相続の遺産分割協議では優遇的に考えても良いでしょう。同様に長男の子の権利も長男や長男の配偶者がお父様を含めお母様の面倒も見たのででしょう。
ですので、お母様がなくなった時点での財産をベースを分割協議を行い、その中で長男の子、次男の権利部分を厚くすべきでしょう。
長男の子が未成年であれば、長男の嫁が代理人となるでしょうね。
ただ、生前の贈与が生活費等として考えて不相当に高いなどの場合には別途検討すべきでしょう。
相続税が発生するほどの遺産である場合の相続税の申告では、生前贈与も相続の一部とみなして申告しなければなりません。
話し合いが揉めるようであれば、専門家を入れましょう。専門家は法的な部分を含め冷静なアドバイスをしてくれるでしょう。身内だけですと厚くなりがちですからね。ご兄弟の奥様方は権利者ではありませんから同席すべきではないと思います。もちろん長男の子が未成年などの場合は別ですがね。
とにかく話し合いをしないといけませんね。
それで決着がつかなければ専門家にお願いします。
お金の事で兄弟が争うのはみっともなく情けないです。
ご丁寧なご回答を有難うございました。
No.3
- 回答日時:
>この場合、分配のベースとなる金額は、母が死亡した時点の残った現金及び預金残高なのでしょうか。
次男が受け取っている現金はどう考えたらよいのでしょうか。
結論から言うと「決め」の問題であって、
相続人全員の合意が得られたならば、
その合意のように決まります
関連する民法第903条及び第904条の2を参考に一番下に載せておきますが、
長男の妻が主張することも、解釈によっては必ずしも間違いではないです
ちなみに、母の遺書がなく、全員で合意が得られればその合意の通りに分割
されますが、合意に至らなければ、調停、さらにまとまらなければ審判
(簡単にいうと、調停は家庭裁判所が協議の司会というかアドバイスをしてくれる
といったところで、審判は家庭裁判所が審判を下します)
となります
質問文を読む限り、もし調停、審判になった場合は
「母が死亡した時点の残った現金及び預金残高」が対象になる
と思われますが・・・
あと蛇足ながら個人的なコメントを・・・
対象金額の設定時点ですでに協議がもつれる(?)ということは、
分割協議はかなり大変の気がしますね。。。
何らかの参考になれば幸いです
(特別受益者の相続分)
第九百三条 共同相続人中に、被相続人から、遺贈を受け、又は婚姻若しくは養子縁組のため若しくは生計の資本として贈与を受けた者があるときは、被相続人が相続開始の時において有した財産の価額にその贈与の価額を加えたものを相続財産とみなし、前三条の規定により算定した相続分の中からその遺贈又は贈与の価額を控除した残額をもってその者の相続分とする。
2 遺贈又は贈与の価額が、相続分の価額に等しく、又はこれを超えるときは、受遺者又は受贈者は、その相続分を受けることができない。
3 被相続人が前二項の規定と異なった意思を表示したときは、その意思表示は、遺留分に関する規定に違反しない範囲内で、その効力を有する。
(寄与分)
第九百四条の二 共同相続人中に、被相続人の事業に関する労務の提供又は財産上の給付、被相続人の療養看護その他の方法により被相続人の財産の維持又は増加について特別の寄与をした者があるときは、被相続人が相続開始の時において有した財産の価額から共同相続人の協議で定めたその者の寄与分を控除したものを相続財産とみなし、第九百条から第九百二条までの規定により算定した相続分に寄与分を加えた額をもってその者の相続分とする。
2 前項の協議が調わないとき、又は協議をすることができないときは、家庭裁判所は、同項に規定する寄与をした者の請求により、寄与の時期、方法及び程度、相続財産の額その他一切の事情を考慮して、寄与分を定める。
3 寄与分は、被相続人が相続開始の時において有した財産の価額から遺贈の価額を控除した残額を超えることができない。
4 第二項の請求は、第九百七条第二項の規定による請求があった場合又は第九百十条に規定する場合にすることができる。
No.2
- 回答日時:
正確な状態でいうと「母が死亡した時点の残った現金及び預金残高」です。
で、次男が受取った現金は、生前贈与の形になり遺産相続の対象にはなりません。
あと、ちなみにですが、相続人は3人です。
長男の妻にはあなたのお母様の遺産を相続する権利がありません。
(遺言などがあれば別)
いわゆる法定相続人ではないので、法定相続人は長男の子、次男、質問者様の3人です。
これは法定であるので、話し合いで4人に遺産として分配する分には問題ありません。
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