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6RA8ppのパワーアンプを別添の回路図(ネットで入手)に沿って製作しましたが、音は出るものの出力が小さく(0.何W程度)実用には耐えられません。回路図でB電源の51Kは、5.1Kの間違いで取り替えたら規程電圧は出てます。バイアス電圧も-30Vに合わせております。この回路図は山水のSW15-4に付属していたもののようで信頼性(他にも抵抗値等が間違っているかも?)はどうかと思いますがご教授をお願いします。素人で回路図が読めませんので宜しくお願いします。なおCR類と配線は新品ですが、真空管やダイオード、電解コンデンサーは30年前のものをそのまま使用してます。また6RA8のゲッターが薄くなっており上から見ると少し透けて見えます、影響あるでしょうか?
http://art.g--z.com/amp/amp/data/6ra8.html

A 回答 (4件)

まず、おかしな点から。



> 回路図でB電源の51Kは、5.1Kの間違いで取り替えたら規程電圧は出てます。

これは「51k」で正しいはずです。
「5.1kにしないと規定電圧にならない」(=6AQ8のプレート電圧が下がってしまう)とすれば、6AQ8付近の回路のどこかが「絶対におかしい」ということになります。もう一度、下記の点を良く確認して下さい。

・6AQ8のプレート抵抗47k、カソード抵抗33kの値が間違っていないか? ちゃんと配線されているか?
・12AX7のプレート電圧が80~100V位に収まっているか? その電圧がちゃんと6AQ8の2つのグリッドに伝わっているか?(特に下側。ちゃんと1MΩで上側と繋がっているか?)


> バイアス電圧も-30Vに合わせております。

固定バイアスのバイアス電圧は、「電圧値を合わせる」のではありません。
「出力管のプレート電流が規定値となるように、バイアス電圧を調整する」のです。

楽な方法は、予め出力トランスの「B~P1間の抵抗値」「B~P2間の抵抗値」を測っておいて、通電後に「B~P1間に掛かっている電圧」「B~P2間に掛かっている電圧」を測れば、割り算(=オームの法則)でプレート電流が分かりますので、その値を見ながら「出力管のプレート電流が規定値となるように、バイアス電圧を調整する」ようにして下さい。

例えば、仮に「B~P1間の抵抗値」が100Ωで「B~P1間に掛かっている電圧」が1.2Vであれば、V4のプレート電流は1.2V÷100Ω=12mAとなります。
このアンプの場合、1本当たりのプレート電圧が25~30mA位になるようにバイアス電圧を調整して下さい。
(40m位までは流せますが、出力が増えるわけではないし、貴重な6R-A8の寿命も縮むので、30mAも流せば十分でしょう)


出力が出ない原因は色々考えられますが、単に当てずっぽうで「ここが怪しい」とか「あそこが原因に違いない」と予想しても、まず当たりません。最初に上記2点を解決して、少なくとも
・6AQ8が正常に働いている
・6R-A8が死んでいない
ことを「先に」確認して下さい。細かい話はそれからです。
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この回答へのお礼

ご返事ありがとうございます。大変詳細にご指導いただきまして恐縮です。自作するとは言ってもオームの法則も分からずにやってます。自宅に帰りましたら早速チェックしてみます。

お礼日時:2009/08/26 14:58

「真空管やダイオード、電解コンデンサーは30年前のものをそのまま使用してます。

」 オイオイ!!!

はじめまして♪

それぞれのパーツは初期の機能が維持出来ていますでしょうか?

特にコンデンサーは劣化し易い物です。

ダイオードでしたら、一応テスターで導通確認で良い場合もありますけれど、、、

球のペア特性ですかぁ? 最低限の測定器と実験回路が無いと確認もできませんよ(涙)

さらに
「音は出るものの出力が小さく(0.何W程度)実用には耐えられません」って 
きちんと出力を計ってませんよね。

そこそこ効率の良いスピーカー(90dB程度)でしたら、平均0.5Wも出たら家庭内で会話が出来ない程の温良に成りますよ。

「ゲッターが薄くなっており上から見ると少し透けて見えます」
も、初期状態と比較しての話でしたら球自体の劣化と思います。
しかし、同型球でも元から薄い/濃い、ありますからどうでしょうかね。

テスターだけでソコソコの性能が出せるのは球アンプキットまででしょう。 パソコンの自作なんて組み合わせ情報だけでバッチリですけれどね。


そもそも ゲッターって、真空のはずの管内で動作によって出た不要ガスや製造時に残った分を吸収する目的です。極端に薄く成っているのでしたら、真空度が下がってしまったのかもしれません。
この場合は球の寿命、交換(電球ならキレてしまうのですけれど)です。

いろいろな面でご検討の上、対処してくださいね♪
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この回答へのお礼

ご返事ありがとうございます。資金がないアマチュアのしかも素人ですから、使えるものは何とか使いたいと思って30年前のものも使っております。今年の春ぐらいからコントロールアンプをリストアしてまして電解コンデンサーやダイオードは意外と丈夫だと感じております。
先ほど配線ミスが見つかりまして、修正したら何とかでかい音で鳴ってます。欲を言えばなんとなく高音がはっきりしないような気がします。ハムやノイズは問題ありません。

お礼日時:2009/08/27 00:46

大変ですね。

 詳しい事は別として、初心者でのここまで製作はなかなか度胸がいりますね。
接続の間違い無しとの前提で見ると、図面上では、NFBのかけ過ぎでは?
図面の12AX7のカソードに接続のNFB(出力トランスのスピーカー端子よりの8.2KΩと80Pコンデンサーパラ接続の12AX7側)接続を外して、どうなるか見てください。
これで音が大きくなれば、2.7kΩと100Ωの間に接続してみてください。
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この回答へのお礼

ご返事ありがとうございます。先ほど自宅に戻りまして、早速色々と皆様にご指摘いただいたことを試しております。やっと見つかりました、、、47Kと47Kの接続がうまくできておりませんでした。音は出ております。これから色々とチェックに入ります。

お礼日時:2009/08/27 00:39

プレート電圧が300Vとすると、バイアスの-30Vはちょっと高いのではないでしょうか。

「自作管球アンプの出力が小さい」の回答画像1
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この回答へのお礼

早速ご返事ありがとうございます。確かに-25Vで調整したというような記事も見たことはありますが、添付した回路図の補足として(-30Vに設定するように)記入してあるようです。とりあえず一度調整をやってみます。
真空管がペアチューブかどうか調べる方法はありませんでしょうか?
精密でなくても出来る限り特性の近いほうが良いと思いますので。
だいたいこの回路図では細かいバイアス調整は出来ないような気もします。

お礼日時:2009/08/26 11:55

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