江戸時代後期の儒学者、頼山陽が十三歳のときに作った詩について質問です。安岡正篤さんの著書「青年の大成」には
十有三の春秋 逝く者は已に水のごとし。
天地、始終なし 人生、生死あり。
いずくんぞ古人に類するを得て 千載青史に列せん。
とありましたが、他に調べると、
十有三春秋 逝く者は已に水の如し
天地始終無く 人生生死有り
安ぞ古人に類して千載青史に列するを得ん。
といのがありました。最後の部分の古人に類するを得てと、古人に類して~得ん、とではどちらが正しいのですか?詩についてはあまり詳しくないのでよろしく簡単にお願いします。
A 回答 (2件)
- 最新から表示
- 回答順に表示
No.2
- 回答日時:
漢詩の読み下しはかなり自由度が高いので、どのような読み方でもかまわないといえばかまいませんが。
ご質問の読み下しに関しては「得」の目的節が何処までなのかということですね。
得→類古人
と判断すれば「いずくんぞ古人に類するを得て千載青史に列せん」
得→類古人千載列青史
と判断すれば「安ぞ古人に類して千載青史に列するを得ん」
私なら後者の解釈を取ります。
なお、後者の解釈を取りながらあえて前者の読み下しをする場合もあります。詩の場合、読み下しが次の句にまでまたがるのを避ける気持ちがありますから。
でもそれならNo.1の方の「安ぞ得ん古人に類して千載青史に列するを」の方がスマートですね。
No.1
- 回答日時:
頼山陽の「述懐」という詩ですね。
安得類古人
千載列青史
私は前者のように読んでしまいそうですが、ネットで検索すると後者の方がポピュラーな読みのようです。
→ http://www.dokidoki.ne.jp/home2/tokiwa/ginei/jyk …
「安得」は独立させると「いずくんぞ えん」と読めます。
ですから、ここだけを先に読んで、
安得 古人に類して
千載青史に列するを
という読み方だって出来るのではないかと思います。
上記URLのページにある読み方は、「いずくんぞ えん」の間に、その内容をサンドイッチさせた形。
私の示した読み方は、漢詩の朗詠をする場合の読み方かもしれません。
意味は変わりませんから、結局は、その人の好みに帰するのではないでしょうか。
回答ありがとうございます。意味が変わらないのなら、些細なことを気にする必要はないですね。この詩を初めて知ったとき、十三歳でこんなすばらい詩を作れるのに驚きました。そしてその志の高さにも脱帽しました。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
おすすめ情報
- ・漫画をレンタルでお得に読める!
- ・ゆるやかでぃべーと タイムマシンを破壊すべきか。
- ・「I love you」 をかっこよく翻訳してみてください
- ・歩いた自慢大会
- ・許せない心理テスト
- ・字面がカッコいい英単語
- ・昔のあなたへのアドバイス
- ・かっこよく答えてください!!
- ・あなたが好きな本屋さんを教えてください
- ・スタッフと宿泊客が全員斜め上を行くホテルのレビュー
- ・【大喜利】【投稿~8/27】 こんなガソリンスタンド二度と来るか!なぜそう思った?
- ・これ何て呼びますか Part2
- ・人生で一番思い出に残ってる靴
- ・【お題】動物のキャッチフレーズ
- ・【お題】甲子園での思い出の残し方
- ・ゆるやかでぃべーと すべての高校生はアルバイトをするべきだ。
- ・「それ、メッセージ花火でわざわざ伝えること?」
- ・自分用のお土産
- ・人生で一番お金がなかったとき
- ・一番好きなみそ汁の具材は?
- ・泣きながら食べたご飯の思い出
- ・ちょっと先の未来クイズ第1問
- ・ゴリラ向け動画サイト「ウホウホ動画」にありがちなこと
- ・初めて自分の家と他人の家が違う、と意識した時
- ・単二電池
- ・チョコミントアイス
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
おすすめ情報