
キセノンランプ、いや、できるだけ正確な解答を得たいので目的を絞ります。
最近自動車で採用が増えているHIDとかディスチャージランプとか呼ばれる放電灯ですが、これを自作回路で点灯させたいのですが、どうしたら良いのでしょう。
僕は少しですが、電子回路の知識はあると思います。
いろいろ調べたのですが、
「20000Vの電圧」
という事だけしか分かりませんでした。この情報は正しいでしょうか?
周波数はどうでもいいのでしょうか?例えば60Hzとか。
トランスって小さすぎると焼けますよね。大きさはどのくらいになるんでしょうか?
また、トランス以外に、もっと良い昇圧方法はありますでしょうか?
あと、放電管の消費電力はやっぱり電圧に比例するんでしょうか?(もちろん放電が起こる電圧であることを前提として)
少しですが、放電灯、キセノン・ハロゲン・ネオン・水銀灯など、書籍を探してみましたが、放射光の特徴や、照明としての長短等、実際役立つ情報が得られなかったので、困ってます。
どなたでも、どんな些細な情報でも、回答よろしくお願いします。
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
自動車用のHIDについてはあまり詳しいわけではないことを最初にお断りしておきます。
20000Vもの高電圧が必要なのは放電開始時のみです。一度放電が始まってしまえば数100V程度の電圧で放電を持続します。放電開始のトリガとなる電圧を発生する回路をイグナイターと呼ぶようです。数百ボルト程度のDCを電極に印加しておき、イグナイターによりトリガを掛けることで放電を開始させています。数100V程度の電圧まで昇圧するのであれば、トランスを利用したインバーターやチョークコイルによるブーストアップコンバータなどが利用できます。トリガに付いては、コンバーターで発生させたDC数100Vの電圧を、コイルを使ってさらに昇圧して使用するのが妥当でしょう。回答ありがとうございます!
”とても”参考になりました。というよりほぼ解決しました!
本当に有難いです。感謝します。
確認ですが、必ずしも数百ボルトの「直流電流」でなければならないでしょうか?
ブーストアップコンバーターとやらを利用するとDCになるって事ですか?
完全に全回路を自作するとなると多分ACとなりますが、DCに変換しないとトリガとなるイグナイタを使用するためには直流でなければならない様な気もします。
いや、ほぼ確実にそうですね。そうだとすれば、そのDC(数百ボルト)はかなり安定した(脈動が小さい)DCである必要がありますよね?
(出来たら意見(回答)をお願いします。)
問題というわけではありませんが、次なる疑問が出てしまいました。よろしければまた意見(回答)をお聞かせ下さい。
イグナイタにより、瞬間的に2万ボルトもの高電圧を加える時、当然100ボルトへの昇圧器にも高電圧(逆方向に)がかかってしまいますよね?それは大丈夫なのでしょうか?
まさか2万ボルトもの耐圧をもつダイオードがあるとも思えませんし…。
どうぞよろしくお願いします。
No.2
- 回答日時:
参考URLにかなり参考になりそうな情報がPDF形式でおかれています。
基本的な点灯回路のブロック図も掲載されていましたので、参考になさってみてはいかがでしょう。私自身は勉強不足でこれ以上の知識は持ち合わせていませんのあしからず、点灯回路を見ると、なるほどこの方が合理的だという構成です。
参考URL:http://www.hpk.co.jp/products/etd/xej.htm
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