先日、同居していた母が無くなりました。母は独身(離別の為)で私とは苗字が違います。前夫(私の父、すでに死亡)の墓には入れません。
母は曹洞宗ですが(実家はかなり遠方)お墓・お世話になっているお寺も無かった為、葬儀社や近くの曹洞宗のご住職の勧めにより俗名で葬儀、告別式のみ行いました。
お墓が出来るまでお寺にお骨を預かって頂ければと思って相談致しましたら、檀家になってからという事でした。法要等も本来は戒名をもらってから数えた日数で行うものですとお話いただきました。四十九日はごく身内のみで祭壇を整えお線香をあげて偲ぶ会のような形で行いました。お経はあげてもらっていません。
主人の両親も曹洞宗で(お墓は遠地なので将来は移転する予定です。)将来的には我が家で見て行くつもりでおります。そちらの移転が決まりましたら、母も戒名を頂き近くに墓所を設けるか、義父母のお許しが頂ければ一緒に納骨したいと思っております。お寺も主人と義父母と相談の上、決める事になっています。
その為、位牌もまだ白木のままです。
お世話になったご住職はとても手厚く母の葬儀を行っていただきましたが、主人は先のことを考えて檀家にならずに市営墓地や公園墓地に墓を設けたいと考えています。
四十九日も過ぎましたが、まだ遺骨も祭壇も葬儀後そのままです。
私としては、しばらく遺骨をうちに置いたままでも仏壇は用意したいと思っております。お仏壇に白木の位牌、お骨をおいてよいものでしょうか?俗名のまま新しい位牌を作った方がよいのでしょうか?主人は一周忌をめどに戒名を頂いてそれまでは祭壇のままでいいのでは?といっております。仏壇を買いたいというのも母をちゃんと供養したい気持ちなのか、私の見栄なのかよく解からなくなってきました。
なにかアドバイスを頂ければ幸いです。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
大変でしたね。
でも、葬儀の後の方が大変みたいですね。明治期以降は、「○○家の墓」という家意識による埋葬方法が主流になったので、民間墓地でも「両家墓」はまだまだ少ないですね。それよりは、個人や夫婦だけの供養墓が増えました。
埋葬する場合、義父母やご主人、お寺さんと相談する以外には方法はなさそうですね。
民間の墓地なら一人用もありますから、そういう選択肢も一応頭の隅に置いていてください。
遺骨に関する法律では、埋葬する場所の制限がありますが、ご自宅に置かれる分にはなんの差し支えもありません。
また、<戒名>は出家された僧にお釈迦様の弟子になったことを証明するものとしてつけるものですから、死後戒名で誰にでもつける日本の仏教は異端ですね。
本名を俗名などと呼ぶ必要はありません。お母さんの生きてきた証でもあるんですから。
<仏壇>は、その家の宗派の御本尊を奉るためにあるので、ご先祖のためではありません。キリスト像をお社にしたものと言えばいいでしょうかね。もちろん、そのなかには仏像もしくはお経の一節やお題目の書かれた掛け軸をたらします。
日本のお墓は、埋め墓と参り墓を区別した歴史(土葬が中心で、埋葬地にはなかなか近付けなかったので、参り墓を作った影響で、仏壇もそのように考えられたとも言えなくもないでしょうね。
それに、儒教か道教の影響かは分かりませんが、中国の影響で位牌というものが入って来ると、その置き場所にもなったのです。
そういう意味では、<仏壇>と位牌は別物です。
僕は、浄土真宗信者なので、四十九日であの世への行く先が決まるという考え方をしないのですが、他の仏教では四十九日で亡くなられた方があの世に行くので、祭壇はもう必要が無いとも言えます。
遺骨の前に、位牌を置きお供物を備えておけばいいのではないでしょうか。四十九日を過ぎたので、白木の位牌から普通の位牌にすればよいと思います。
僕は浄土真宗信者ですから、その考え方を述べます。
亡くなられた方は、その時にまっすぐにご浄土へと導かれます。すぐに「仏様」になるんです。四十九日を待たないと「仏さま」にならない他の仏教とはここで違うのです。
仏様になられたものは、いわば最終解脱をされ悟りを開いたお釈迦がいる地点まで行かれたと考えます。
亡くなられたものを供養するなどと言いますが、いまだ現生で思い悩んでいる我々のようなものが、もう浄土に行ったものを心配する必要があるでしょうか?むしろそれは、生きているものの不遜な考え方と言わなければならないと思います。
お経をあげたり、お線香をあげたり、お布施をしたりと、こんなことをすれば故人のためになるではとか、しないと自分たちが不幸になるとか勝手に考えたりしますが、むしろ、亡くなったものは、そういう我々をむしろ哀れに思っているんではないでしょか。
供養とは、今までのお母さんに感謝する気持ちを再度確認することではないでしょうか。
宗派が違うので何とも言えませんが、仏様になられたお母さんはあなたを見守っていると思います。
お母さんを浄土まで導き、仏様にさせて頂いたご本尊様を感謝をこめて拝んでください。
それが供養だと思います。
ご返答ありがとうございます。宗派は違いますが、大変参考になりました。
本名は生きてきた証・・・。そうですね、気持ちが楽になりました。位牌は生前のままの名前で新しくしようとおもいます。
仏壇もご本尊様を拝めるよう準備したいと思います。
お心遣いありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
確かに御主人がいう事も良く判ります。
寺の檀家になると、私達の代だけでなく子供たちにも負担が掛かりますよね。私も母に実家と自分の嫁ぎ先(次男)を一緒にして墓を継続していく事を求められて寺と相談していました。
入檀料を納めて下さればいいという事で話は進んだのですが、お墓の手直しをする段になり、石屋の見積もりで揉めています。既存の墓を磨き削り直して、墓誌を建て墓の下に石を敷き(墓所は確保済み)地下工事をするだけで200万円近い見積もりです。
墓所も、石塔も在るのにびっくり!知り合いの石屋は半額でも頂き過ぎです!と言ってました。
お寺に相談した所、石屋を変える事は出来ないとの返事でした。
今、どうしようか迷っています。
このようなお寺の付き合い、法事の度に多大な負担。私達の子供たちは出来るのか?考えてしまいます。
ご主人が心配されるのも、もっともな事と思います。
私、個人の考えとしては、故人を思う気持ちが一番だと思っています。戒名は他の仏教国には無いようです。お母さんに生きた証で在るのは今まで使っていらした名前だと思います。
たとえ、どんな形で墓所を求められても良いのではないでしょうか?
私なら、大谷祖廟のような所に納骨して、年に一回くらい京都に行くのがいいな~などと思ってしまいます。
歌にも有るではないですか!!
「私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 眠ってなんかいません」
ほらね!!お母さんは、いつもあなたの傍にいるのですよ。
大谷祖廟
http://www.tomo-net.or.jp/cere/sobyoinf.html
きれいでしょ!!
http://homepage1.nifty.com/rabbits/kyoto0607/sob …
アドバイスありがとうございます。
お話を聞いて頂いて、気持ちが楽になりました。
お寺とのお付き合い、やっぱり大変ですよね。
よい縁、タイミングが来るまでは急がず、出来る供養を続けて行きたいと思います。
大谷祖廟、いい所ですね。京都へ行く機会があったら行ってみます。
No.3
- 回答日時:
よく、「結婚式は親の甲斐性、葬儀は子供の甲斐性」と母に言われていました。
(まだ母は、生きていますが・・・・)戒名がなければ、お経も誰に対してあげてよいのかわからないですね。
あと、義父母の許可が必要なのかどうかですが、お母様はそれを望んでいるのでしょうか?
頼まれて嫌とは言えないでしょう。
かといって、先祖の墓に義理の他人を入れるのもどうかと思います。
一周忌と区切りをつけたのも、いきなり仏壇を買うお金も無いと言う遠まわしの表現でしょう。
ご主人も、自分の親じゃないのだから、毎年の出費や手間を惜しんでいる状態です。
結局はあなた次第なんですね。
あなた責任を持つから、檀家になってほしいと言う。
旅行の回数や外食を減らす。 洋服やアクセサリーなどは、控えることを言えば、ご主人の態度も変わるかもしれません。
喪中なので色々なことを控えるのが常識ですが。
仏壇は、立派なものでなくても10万程度の物でも良いでしょう。
私は真言宗なので、曹洞宗の事はあまりわかりませんが。
墓地もあなたがメンテナンス出来る近くの公園墓地や市営でも構わないと思いますよ。
ご自宅の規模もわかりませんし、この情報だけでアドバイスは難しいですね。
あと、喪に服すと言うのは、すべての趣向品を断ち切り、旅行や娯楽を辞める事です。
映画好きなら、映画。テレビも報道のみ。
お茶会、旅行、すべてを断ち切ります。
それを一年続けるか。
それとも、簡単な付き合いはするけれども、娯楽だけを控えて、お母様の為に写経をする。
お経が読めなければナゾル写経だってあります。
一日一枚、週に三回すればよいでしょう。
100枚貯まれば立派な供養です。
そういう姿を見て、ご主人は心を動かされるものですよ。
「買ってくれ」じゃなくて、「買えないから、こういった形で供養する」と。その姿をご主人が見ていたら、ご主人の考え方も変わるかもしれません。
まずは、あなたが出来ることをすべてしていきましょう。
説明が足りない中アドバイス頂きありがとうございます。
亡くなった母は2人姉妹の長女で代々の墓は次女が守っています。母は離婚した事もあり。近くに親族はほとんどおりません。
主人の父(同市内に住んでいます。)は20代の頃に両親を亡くし、墓をこちらに移転し守りたい様子。義父は妹が1人おりますが、姓が違いご主人の墓を守っています。
主人は三人兄弟ですが他の2人は未婚の為、墓を守るつもりでおります。
私の方は母の墓は個人墓になっても、構わないのですが、主人は墓は一緒にすると今はいっております。そうはいってもお墓を作る段階になってみないとわかりませんが・・・。私の父が亡くなった際にお墓のことでかなり揉めたこともあり、夫婦共に慎重になっています。将来、子供が墓の事で困らない様にと夫婦では話し合っております。墓石はちがくなっても同じ墓地、霊園にしたいのです。主人は檀家になると将来子供達がお寺とのお付き合いを続ける為に出費が大変なのではと言っております。
仏壇、墓を作る費用は、母が残してくれましたし、私個人の蓄えも少しあります。母の妹からの援助もあり、費用面では問題ありません。(相場がわかりませんが墓と仏壇1式に400万円前後と思っていました。)
一周忌をめどにというのは、親族のみなさんが俗名での葬儀が珍しいかったのか、早く戒名をつけてあげてねと言う声が多く、次に親族が集まる時までには戒名をつけてもらいましょうと夫婦で話し合った結果です。
私の母と10年間同居し、闘病、臨終の際にも支えてもらいましたので、主人・義父母には大変感謝しております。墓の件は焦らず、ゆっくり考えようとおもいます。
No.1
- 回答日時:
戒名は、本来、出家した僧侶の名前です。
明治以前は、葬式を行うのは僧侶だけだったので、在家の人々も死んでから出家して僧侶の葬式をしたのが始まりです。別に戒名が無くてもあの世で困ることはありません(死んだことがないので確証はありませんが)。もし、お墓を寺の墓地に入れるには、墓地を管理している寺の檀家になり住職から戒名をもらう必要があります。もし、公共や私営の霊園を使うのであれば、戒名は必要有りませんがどうしても欲しいとなると、ご自分で付けるか、戒名だけ安価で授けてくれる寺がありますから、お願いして頂くことになります。位牌は、戒名が決まった段階で仏壇屋に注文して作ります。その際、俗名でも作ることは出来ます。戒名を自分で付けるフリーソフトがあのますからご参考にして下さい。
参考URL:http://psyco.jp/kai/
アドバイスありがとうございます。自分で戒名をつける事も出来るんですね。参考になりました。
主人や義父母の考えを尊重したいので、戒名をすぐにつけるのは難しいです。できれば俗名のまましばらく様子をみたいと思います。
白木の位牌のままか新しく俗名で位牌を作るか、もう少し考えたいと思います。
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