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今日ハングル講座(TV)を見ていたら、陽母音はア、ヤ、オ。それ以外は陰母音と説明されていました。歴代のハングル講座の先生や市販の韓国語教科書はみな、陽母音はア、オ。それ以外は陰母音という不正確な説明がされていますが、今日の説明はより正確なので感激しました。あのヒゲのおじさんはなかなかやりますね。

質問でなくてすみません。

A 回答 (2件)

1)>実用上これが正確


あぁ、用言の活用を説明する場面で出てきたのですか。9月9日の文章からはわからなかったので、母音の陰陽自体の説明でア・ヤ・オと言ったのかと思いました。それならその通りですね。

2)確かに「├・┴が陽母音で、それ以外が陰母音」という解説は、へたすると他の19の母音字が全て陰母音字だという誤解の余地があることは私もご指摘の通りと思います。誤解を起き得なくしたいなら、「[a][o]が陽母音。他は陰母音」と言えばいいのでしょうが、学習者の発音記号への不慣れを考慮しハングルを用いているのだと考えられます。よって正確を期す編者の書いた教科書は、例えば「語幹の母音が├・┴ で終わっているのが陽母音」とか「基本形の末尾のタの直前に├・┴の音が含まれている場合」等としています。
一方逆に、「ア・ヤ・オ」と並べても、言い方によっては、却って当サイト1869094にあるような混乱を与えかねません。やはり、チョおじさんがより正確で、陽母音=ア・オは「みな」間違いと、前後を抜きに言い切るのは無理があると言わざるを得ません。(チョさんはその点ちゃんと言葉を選んでいたことと推察しますが)
仮に「語幹末の母音字が├・┴」と書く教科書でも存在するならば、それこそが、まさに間違ったことを教えている本として、指弾されるべきものです。

結局、問題の根本は、母音字と母音(音韻)が峻別されていないことに帰着します。“ハングルが母音字と子音字から成る”のは事実ですが、韓国語音韻は、他の諸語同様{母音と半母音と子音}からなります(ちなみに、言語学上、半母音は、その名称にかかわらず、あえて分類すれば子音の一部と見做します)。大変よく研究なさっているとお見受けされるahkrkrにしてさえ、「『母音と子音がある』と説明しているのだから、半母音を持ち出すのはへ理屈」とおっしゃるくらいですから、初心者は推して知るべしでしょう。
いや、初心者どころか、最もよく母音字と母音、子音字と子音を混同するのは当の韓国人ですね。義務教育で国語の時限にハングルが「母音字と子音字」からできている旨を学ぶわけで、それ自体は正しいのですが、バイトで急に韓国語を教えることになった日本への留学生レベルですと、「韓国語には母音がいくつあるか」ときかれ、「10個です」と答える人が後を絶ちません。もちろん「単母音(二重母音に対して)」を「基本母音字(複合母音字に対して)」と間違えているわけですね。

また、母音の陰陽は当然母音だけを見て定義・判断できるものなので、半母音概念を説明に含める教科書があるわけがありません。母音字が、母音と半母音とを不可分に表すことは、教科書冒頭のハングルの読み方(即ち字母と音韻の対応)のところで触れられます。なお、「半母音」というターム自体は出さなくても教授可能(例えば「日本語のヤ行・ワ行の初めの音」などと)なので、用いない初級教科書も多いでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼が遅くなりました。新しい回答が来るとその旨事務局からメールが来るはずなのに今回はなぜか来なかった(見落としていただけかも知れませんが)ので気がつきませんでした。

murasakimai さんの回答を拝見していて以下のように感じました。「母音」、「半母音」、「母音字」などの用語を使って韓国語を説明する体系と「母音」という用語だけで韓国語を説明する体系があって、前者の陽母音の定義をそのまま後者の体系の中で使っているので矛盾が生じている。後者の体系の中ではそれに合った陽母音の定義をしなければならない。

陽母音を全て列挙するのが一番簡単で分かりやすい定義だと思いますが。

私が普段見聞きする放送や教科書は後者なので陽母音の説明のところでいつも違和感がありましたが、そのような説明(ア、オが陽母音、それ以外は陰母音)が行われている原因は上記のようなものだと考えれば納得できます。

お礼日時:2009/10/08 10:05

それを「正確」というのなら、おじさんは「ア、ヤ、オ、ヨ、ワ」と列記すべきでした。

ヨは、もちろん ┴ に半母音の y がついた音です。
もうお分かりだと思いますが、「ヤ、ヨ、ワ」は「半母音+母音」であって、「母音」ではないのです。
陽「母」音を挙げるのなら、「ア、オ」で十分です。初級者に親切な説明を目指したのでしょうが、それにしては、おじさんは中途半端でした。
少なくとも「ア、オが陽母音」という説明が「不正確」ではありません。その説明の場合、「それ以外」は、半母音を含む母音字21すべてを想定しているわけではないことになります。
蛇足ながら、私もあのチョ先生は嫌いではありません。
妄言多謝
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

> それを「正確」というのなら、おじさんは「ア、ヤ、オ、ヨ、ワ」と列記すべきでした。

はい、私もそう思いましたので「より正確」と書きました。ただ語幹が「ヨ、ワ」で終わる用言はないので実用上これが正確と言ってもいいと思いますが。

> もうお分かりだと思いますが、「ヤ、ヨ、ワ」は「半母音+母音」であって、「母音」ではないのです。

多くのの韓国語教科書やハングル講座ではハングル字母は母音と子音からなると説明しているのですから、陽母音の説明のときだけ「半母音」という言葉を持ち出して、

> 陽「母」音を挙げるのなら、「ア、オ」で十分です。

というのはへ理屈です。

母音、半母音の説明とともに陽母音の定義をしている教科書は見たことがありません。

お礼日時:2009/09/24 06:55

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