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タイトルでわかりにくかったらすみません。要するに、譜面で4分の4と4分の3や4分の2という情報がわかったところで何の得になるのでしょうか。4分音符が何個入ってるという情報は何か意味があるのでしょうか?
自分でもものすごく変な質問だと思いますがどうかよろしくお願いします。

A 回答 (4件)

音楽の拍子というのは、「拍」と「拍節」からなっています。


「拍」というのは、「脈拍」と同じように、一定の間隔で延々と刻まれるもので、時計の秒針がカチカチといって時を刻んでいるのと同じです。「拍節」というのは、延々と刻まれている拍に入れる「節目」ということで、普通は強く打つ「アクセント」により節目が作られます。このアクセントにより、延々と無表情に刻まれる拍にひとつのまとまりが作られます。それが一つの単位となり、それが1小節を形成します。
すなわち、「4分の4」は一小節に四分音符が四つあるというよりは、四分音符四個が一つの音楽的な単位であり、1単位ごとに縦の線が引かれて、結果として一小節が形成されたと言う方が正しいといえます。先にマス目があって、そこに四個の音符を入れたのではなく、音符四個進むごとに区切りの線を入れたということです。
ここで重要なことは、ただ一小節に四個の音符があるということではなく、規則的なアクセントにより、一つの最小の単位が形成されるということです。
クラシック音楽であれば、規則的に「四回に一度強いアクセントを付ける」というのが、四拍子であり、「三回に一度強いアクセントを付ける」というのが三拍子の定義となり、小節線があるかどうかは関係がありません。しかし、この一単位ごとにタテの線(小節線)を入れると見やすいこと、また「小節線の右側には常にアクセントを付ける」と約束しておけば、誰が見ても基本の拍子が理解しやすいという「得」があります。もし小節線を引かずに、すなわち「小節」という概念を排除して、基本リズムの三拍子を表現しようとすると、四分音符3ヶ進むごとにアクセントマーク(>)を付ける必要があり、とてもわずらわしいことになります。また、曲の「ある場所」を示す方法がなくなります。すなわち、オーケストラの指揮者は、「最初から12小節目の最初の音をキレイに出して下さい。」というような言い表し方ができなくなり、「最初から四分音符45個目の音をキレイに出して下さい。」という言い方をしなければならなくなります。これでは練習が進まず、また数え間違いも起こります。
曲の特定の場所を簡単に指定できるというのも、四分音符四個進むごとに、あるいは三個進むごとにタテ線を入れて区切ってあることによる「得」だと言えましょう。
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他の方が書いていない観点から。



楽譜というのは音楽の「情報」そのものです。
クラシック音楽などを練習するときは、何百年も前に書かれた五線譜を見て演奏します。当然作曲者はこの世にいないので我々は楽譜に残された情報を読み取って再現しようとするわけです。

このときに「4/4」か「3/4」か「6/8」かは曲の基本的なノリとかリズムを決定するために必要な情報なのです。またこれがないと、ノリが決まらず、なんともシマリのない演奏になってしまいます。ですから、五線譜を読みながら演奏するプレイヤーにとって拍子は非常に重要なポイントなのです。

今は音楽は楽譜だけでなく演奏データとして広く普及していますので、聞き覚えで歌を歌ったり、耳から入ってくる情報だけで楽器の練習をすることも可能ですが、長いスパンで見れば音楽という作品を時代を超えて継承していくためには、やはりあるルールに則った伝達方法を採らざるを得ません。そういう決まり事だと理解して下さい。
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難しいことではありません。


4拍数えないと次の気分になれないのは4分の4、4拍だと多すぎる。どうしても3拍で次に進まなければならないのが3拍子です。

何が違うかというとノリが違います。また、4分の3については8分の6という紛らわしいものがありますが、数字が違えばノリも違うので、これはこれでやはりノリが違います。

あなたがなにがしかの楽器をやっている、あるいは音楽を聴くとき、カラオケで歌うときなど、足でワンツースリーフォーとかを数えるようにしてみるといいでしょう。これだけで音楽を理解する力がまるで違い、表現する立場になればもはや、言語学者と赤ん坊くらいに表現力の幅が違います。
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こんにちは


 西洋音楽で楽譜から音楽を再生する場合、基本的なイントネーションを判断する重要な情報です。
 例えば、日本語で「はし」と「はし」、「あめ」と「あめ」文字上では同じでもイントネーションを変えて読むと違うものになりますよね。

 楽譜の場合4分の4拍子と4分の2拍子では以下の違いがあります。
拍子  拍位置のイントネーション
4/4 O・o・|O・o・|O・o・|O・o・||
2/4 O・|O・|O・|O・|O・|O・|O・|O・||
●上記の記号の意味
O 強拍
o 中ぐらいの拍
・ 弱拍
| 小節線のつもり
|| 終止線のつもり

【注】楽典によると強拍と弱拍等の区別は、あくまで内面的な感じ方の問題であって、強拍が物理的に強い音量で演奏され、弱拍が弱い音量で演奏されるという意味ではないとされています。

 4分の3拍子の場合は下記の例が一般的だそうです。
3/4 O・・|O・・|O・・|O・・||

 露払い的回答で済みませんm(__;m
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