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新発見の西郷隆盛の辞世の漢詩を書き下し文にすると
どうなりますか?

肥水豊山路已窮
墓田帰去覇図空
半生功罪両般跡
地底何顔対照公

意味は、「【西郷南洲顕彰館による漢詩の解釈】
 肥後や豊後への道はすでに窮まった。故山に帰り骨を埋めよう。維新完遂のために覇を唱えたが、今となってはもうむなしい(ここで戦いをやめよう)。我が半生を振り返ってみると、功罪両様の跡が残ってしまった。泉下で一体どんな顔をして、照国(島津斉彬)公にお会いすることだろうか。」だそうです。(読売新聞)

A 回答 (5件)

肥水豊山路已窮


墓田帰去覇図空
半生功罪両般跡
地底何顔対照公

肥水(ヒスイ)豊山(ホウザン)路(ミチ)已(スデ)に窮(キワ)まる
墓田(ボデン)に帰(カエ)り去(サ)りて覇(ハ)を図(ハカ)ること空(ムナ)し
半生(ハンセイ)の功罪(コウザイ)両(フタツナガラニ)般(ワタリテ)跡(アト)す
地底(チテイ)何(ナンノ)顔(カンバセ)ありて照公に対セン

小説「気張りもんそ」(大西郷の生涯)の作者の鷲尾村夫子ですが、本物の辞世の漢詩のように思います。斉彬公の遺志を叶える事だけに人生を捧げた西郷隆盛の痛恨の思いが胸に満ちて、涙がこぼれそうになります。
簡潔な表現、韻の踏み方など西郷の癖が認められます。
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No.1です。


Big-Babyさん、手解きくださいまして、ありがとうございました。
「対さん」は「対せん」に訂正します。他は、もっとよく勉強します。
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わたしもやってみましょう。


肥水、豊山、路(みち)已に窮まる
墓田に帰りなん、覇図(はと)空(むな)し
半生の功罪、両般の跡
地底に何(なん)の顔(かんばせ)ありて照公に対せん

「帰去」というと「帰去来の辞」を思い出します。「歸去來兮」では「帰りなん、いざ」と読まれています。
なお、「対す」はサ変動詞なので「対さん」はないでしょう。
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勝手な読み下しです


 
肥水豊山路已窮 肥後(の)河 豊後(の)山 路(みち)已に窮まる
墓田帰去覇図空 墓田に帰らんかな 覇図の空しきを
半生功罪両般跡 半生は功罪両般に跡(せき)して
地底何顔対照公 黄泉に照公に対す何ぞの顔や

 西郷さんらしい、野心や私心のないしみじみした情感ですね。
 お気持ちがよく判ります。
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素人です。

勉強がてら、解釈を頼りにやってみました。

肥水、豊山の路(みち)已(すで)に窮まり、
墓田に帰去するも、覇図空(むな)し。
半生の功罪、両(ふた)たび跡を般(めぐ)る。
地の底に、何(なん)の顔ありて照公に対さん。
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