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こんにちは。MRSAについて教えて頂きたく、こちらに質問させて頂きました。少々長いですがお答えいただけたら幸いです。

先日プールに入ってから右耳から黄色い水が垂れてきたり、痛かったりしたため耳鼻科に行ったところ軽い外耳炎だと言われました。薬は処方されなかったので数回通ったのですがいまいち治りが悪く、別の病院に行って黄色い水の培養検査をしてもらい、昨日結果を聞いたところMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)が発見されたと言われました。
この病院では検査を受けた日に点耳薬を2種類処方されており(普通の外耳炎の治療用)、点けていたところ黄色い水や痛みはほとんど無くなって治った気でいたのでかなり驚いています。先生も「一応今の薬が効いているようなのでとりあえずそれを使い、まだ変だったらMRSA用の点耳薬を出します。」と仰いました。
MRSAを調べると敗血しょう、内膜炎、最悪死に至る…と恐ろしいものばかり出てきて血の気が引いてしまいました。また「黄色ブドウ球菌は常在菌だが大人になると減る。耐性になると治療は難しく、長引く。完治はない」ともありました。

Q1. 外耳炎でMRSAが発見されるということは良くあることなのでしょうか?
Q2. MRSAが全身に蔓延するということはあるのでしょうか?
Q3. 20代で耐性に変化(?)するということは一生この菌に怯えなければならないのでしょうか?
(免疫力が落ちると危険…ということは風邪もあぶない?エイズのようなもの?感染(発見)≠発症?)
Q5. 家族にうつってしまうということもあるのでしょうか?

幼い時にひどい中耳炎を起こしていしまい、それ以来耳だけは他の方より少し敏感です。数か月前も右耳にカビが繁殖した際、一時的ですが聴力ががた落ちしました。プールに入る前に「特に異常はない」と言われたため、治ったつもりで入ったのですが…。
また、今まで入院・手術をしたことがあるのは数年前の盲腸だけで健康診断でも特に問題もなく健康体だと思います。

乱文、質問ばかりで申し訳ありません。正直とても恐ろしく、昨日はなかなか寝付けませんでした…。
よろしければお答え頂けると幸いです。
ここまで読んでくださりありがとうございました。

A 回答 (2件)

耳鼻科領域には詳しくないのでMRSAに関する一般論です。



MRSA自体は健康な若い人間にとりついても基本的に重篤な症状は何も起こさないケースがほとんどです。

また、われわれ病院で医療に従事している人間にはMRSAはかなりの確率でついています。鼻の穴から麺棒で採取してきたものを培養すると医療従事者ではけっこうMRSA出ますから。

ですから貴方が20代で健康体なら基本的に心配いらないでしょう。外耳炎の症状が悪化しているわけでもなさそうですし、かなり軽快してきているようですから。

MRSAが問題となるのはもともと糖尿病などを持っていて免疫機能が弱っていたり大きな手術後などで抵抗力がなくなっている人についてしまった場合です。それも特に80代以降の高齢者。こういう人たちにMRSAがとりつくと敗血症や肺炎など最悪死にいたるような事態をも招きます。

我々はこのMRSAが今述べたような重症の患者についてしまわないように手洗いを中心とした院内感染防御策をとっています。しかしながらMRSAは感染力も強くどうやっても防ぎきれない面もあるのでそういった場合、MRSAの院内感染という事態が起きることがあるのです。これが起こるとマスコミなどで大きく取り上げられるので一般の人にはMRSA=怖いというイメージがかなり定着しているものと思われますが、実際は健康体の人間にとっては問題になる可能性は極めて低いものです。

まとめますと、外耳炎でMRSAが検出されることが統計的に多いかどうかは知りませんが、若い人で健康体なら全身に蔓延することはまずなく、家族への感染も家族に寝たきりの重症な高齢者の方でもいない限りそこまで神経質になる必要はないと思います。
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この回答へのお礼

お返事が遅くなり大変申し訳ありませんでした。
詳しい解説、本当にありがとうございます。
体が大きく弱っている時が重大な事態を引き起こしやすいのですね。
健康には気をつけていこうと思います…

ご回答、本当にありがとうございました。

お礼日時:2009/10/08 20:21

1.当院でデータでは外耳炎ではあまりありませんが(検体自体が少ない)、慢性化した中耳炎ではそんなに稀ではありません。

ただし、培養で検出されたからといってそれが起因菌かどうかは不明です。グラム染色で貪食像があったなら確実ですが。実際、抗MRSA薬でなくても改善した事は、起因菌ではなかった可能性が高いと思います。
2.基本的にはありません。子供の”とびひ”なども2割、報告によってはそれ以上がMRSAによるものですが、皆、ピンピン遊び回っています。ただし、将来、心臓手術をする場合は術後の縦隔炎などのリスクになる可能性はあります。
3.普通は、他の常在菌が優性になりブドウ球菌自体が検出さなくなります。が、一度、MRSAが検出され、その後も黄色ブドウ球菌が検出された場合はまずMRSAです。MRSAが検出された人を3000人ほど経過を追っかけましたが、MRSA→MSSAとなった人は1人しかいませんでした。
4.あります。耳掃除をしたあとは手を洗って綿棒は使い回ししないでください(綿棒を再使用する人はまずいないとは思いますが)。
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この回答へのお礼

お返事が遅くなり大変申し訳ありませんでした。
ピンポイントなご回答、本当にありがとうございます。
とびひにMRSAですか!私もとびひが酷く、今は市販の薬で対処しているのですが…皮膚科にも行ってこようかと思います。
リスクは負うことになるのですね。わかりました。健康には気をつけようと思います。

ご回答、本当にありがとうございました。

お礼日時:2009/10/08 20:24

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