【大喜利】【投稿~9/18】 おとぎ話『桃太郎』の知られざるエピソード

このカテゴリで良いのか分かりませんが、質問させていただきます。

国に 王様 がいた場合、それ以下に続く役職(階級)名は何になるのでしょうか?

王というのは、日本の天皇とかではなく、西洋の王の方です。ファンタジー世界での王様でもかまいません。
その国の方針(軍事国家とか)で色々階級名が変わってきたりするのかもしれませんが、そこらへんは特に 気にしないので、ご存知の方は教えていただければと思います。
よろしくお願いします。

A 回答 (8件)

 No.4です。



 私があげたものはあくまで、貴族としての爵位になります。貴族の仕事は大雑把に言って、与えられた領地の統治、また、貴族院あるいは元老院の議員として政治家になる、軍の仕官として軍に関わるといったことが上げられます。

 宰相はあくまで、王の部下の文官に過ぎません。無論、王がお飾りになってしまうと、実権を握っていたりしますが・・爵位を持つ貴族のこともありますし、平民出身の文官を取り立てることもあります。基本的に王の直属の部下といってもいいでしょう。その下に実務を行う、文官がいます。彼らの集合体が行政府といえるでしょう。

 元帥は王ではありません。王が兼任することもありますが、基本的に王以外の人間がなります。(王族、つまり、王の身内がなることも多いです。)お飾りのこともあります。

 軍の構成ははっきり言って、国や時代によって大きく違います。近代であれば仕官・下士官・兵士と大きく分けられます。
 仕官はさらに、元帥・将官・佐官・尉官に分けられ、元帥以外はさらに大中小准をつけて、たとえば、大将等と呼ばれます。
 下士官は曹長・軍曹・伍長の順になります。
 兵士は上等兵・一等兵・二等兵の順になります。
 すべて、上から下に並べてあります。また、これは戦前の日本軍を参考に書き出しました。米軍や現在の英軍も似たようなものだと思います。(私は軍事マニアではありませんので、詳細まで一致している自信はありませんが・・・)
 現在は軍に入るには基本的に出身は問われませんが、国・及び軍によっては、多少問われることがあります。有名な例としては英陸軍が挙げられます。下士官までは関係ないのですが、仕官以上は貴族階級出身でなければなれません。その代わり、彼らは無給です。
 
 これが、中世ということになりますと、ここまで厳密に分けられるかどうか怪しいです。王と領主(貴族)は主従契約を結び、その契約に基づいて王に兵士を提供します。命令系統は上下がありますが、基本的に対等の立場といってもいいです。ある王が外国に戦争を仕掛けようとして、軍を召集しようとしても、契約に反していれば従う必要はありません。極端な話ですが、領地から3日以内の場所であれば提供するといった契約であれば、それ以上遠いところに提供する必要はありません。また、日本と違い、2人以上の主君を持ってもかまいませんでした。

 絶対王政時代の軍制についてはそれほど詳しくありませんので、どなたかの補足があるのをお待ちします。 

 基本的に身分の上下は出身つまり、王・貴族・平民と言ったことになります。軍や行政府(文官)は地位の上下といってもいいと思います。

 以上、かなりの長文ですが参考になれば幸いです。
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国や時代によって相当違うと思いますが、多少知っているのは英国の例なので、それを書きます。


英国の場合、日本や中国(他にも例はあるかも知れませんが)のように、古い時代から整った官僚制が存在した訳ではないので、No.2が誰か、というのは結構難しいような気がしますが、敢えて言えば、次期王位継承予定者、つまり「皇太子」という事になると思います。典型的な例は、ヘンリー三世治世末期(13世紀後半)の、(後の)エドワード一世でしょう。14世紀後半のリチャード二世の場合は、王自身が幼く、叔父のJohn of Gauntが実力者でした。
これが、ばら戦争(15世紀後半)の王位争いの後のチューダー朝になると、いわゆる「絶対王政」になったので、身分的にはDuke(≒公爵)といった爵位を持つ貴族が上位であり続けましたが、王に次ぐ実権は王の信任の厚い特定の個人が握ります。その権力は、王との個人的なつながりに基づいていて、身分上の位が高いとは限りません。例えば、ヘンリー八世の時に絶大な権力をふるったThomas Wosleyは、聖職者出身(元は肉屋の息子)で、役職はLord Chancellor=大法官です(教会組織の中の地位は高いです)。このように、元の身分はそれほど高くない「王のお気に入り」が権力をもつ傾向は、ばら戦争以前の絶対王政への過渡期である、リチャード二世末期ぐらいからありました。
18世紀前半の、最初の首相とされるWalpoleの時代からは、次第に実権が王から議会に移り、議会の指導者=首相というべき状況に変わっていったので、この場合は、身分上は王がトップで、王に近い貴族(Dukeなどの爵位を持つ)がそれに次ぎましたが、実力としては王自体がNo.1ではなくなった、と言うべきでしょう。

尚、首相、宰相といった日本語の原語は、英語ならprime ministerとかchief ministerとかになると思いますが、これはあくまで官僚組織の中での最上位の者ということであって、Duke(公爵)といった身分制とは別の世界の話ですから、首相になった者がEarl(≒伯爵)などといった爵位を与えられる事はあっても、身分上のランクには影響はありません。

ところで、全く別の観点から見ると、中世ヨーロッパでは、司教(Bishop)は王の部下でもあり、またローマ法王を頂点とする教会組織の上位者でもあったので、「ある程度独立した権力基盤を持つ者」という観点からは、司教を王に次ぐもの、という事もできるかも知れません。

質問にストレートにお答えしていないかも知れませんが、英国の例からクソマジメに考えると、こんなところになると思います。
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この回答へのお礼

こちらにまとめて失礼させていただきます。
長い間放置してしまって申し訳ありません。
ご回答くださった皆様のお陰で色々勉強になりました。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2003/06/07 12:59

大小の領主(これが貴族)がたくさんいて、


その中で力のあるもの(これが国王)がその他を束ねる。
そんな形が西洋では取られていました。
それゆえに、役職というよりも領土の広さや国力(実力)が
問題であったのだと思います。

一般には国王-公爵-侯爵ー伯爵ー子爵ー男爵 …… でしょうね。
(この順は大体、実力順といえますし)
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こんにちわ。



あとは補足で役職「摂政」・「宰相」が
王様もしくは皇帝の下(実権は上の場合も)に。
摂政-王様が幼少だったり女性だった場合
宰相-日本で言う総理大臣
有名なところで、仏-ルイ13世の時のリシュリュー、ルイ14世の時のマザラン。

蛇足ですが参考になれば。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
摂政は分かるのですが、(昔歴史の時間にやったので;) 宰相というのは 他の方がお答えしてくださったような貴族階級の王様の下に入るのですか?
それとも、宰相が王様の直ぐ下に入った場合、それ以下の階級名は変わったりするのでしょうか?

もしよろしければ もう少し詳しく教えてくださいませ。お手数お掛けいたしますが、お答えいただければ幸いです。
ありがとうございました。

お礼日時:2003/04/28 00:00

 戦前の貴族の爵位ということであれば、公爵・侯爵・伯爵・子爵・男爵の順です。


 英国であれば、この下にナイトがあります。これは一代限りの準貴族というべきものです。
 また、単純に分類するのであれば、時代にも寄りますが中世であれば王・貴族・騎士・農民で、比較的近代ですと王・貴族・ジェントリ(郷紳)・農民になります。都市に住んでいる商人や職人は、基本的に王の直轄となります。地域によっては独立した都市国家を形成していたりもします。
 イギリスは国教会制ですので違いますが、基本的に王は法王の下につくものとされています。

 ドイツなどであれば、辺境伯などもあります。これは、その地域においては王の代理人ともいえる立場です。(ちょっと格は忘れたのですが・・・)

 以上、貴族の階級についてです。

 軍ということになりますと、元帥・将軍・そのほかぐらいだと思います。(もちろん将軍の下にもいますが団長や、隊長などがいるのですがこれらは、その国の軍制によって大きく変わってくると思います。)騎士団は独立している場合もあります。

 以上、参考になればよいのですが、これで失礼します。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
貴族階級について、他の方のご回答にもお伺いしているのですが、 もしご存知でしたら 各貴族がどういった仕事をするのかもお教えいただければ幸いです。

軍の階級もご存知でしたら 上から教えて下さい。ごく一般的なもので良いですので^^; 元帥は王様のことでしょうか?

たくさん質問してしまって申しわけありません。もしよろしければもう一度 回答お願いします。
ありがとうございました。 

お礼日時:2003/04/27 23:53

所謂、貴族の序列は、イギリスを例に取ると、



国王
公爵(貴族で、なおかつ世襲制)
侯爵(同上)
伯爵(同上)
子爵(同上)
男爵(同上)
ナイト爵(貴族だけど、その人一代限り)
準男爵(貴族じゃないけど、世襲制)

となります。

政治上の役職は、日本と同じ三権分立の国であれば、

総理大臣  最高裁判所長官  国会議長

の3職が同位に位置し、その下にそれぞれの大臣等の役職がくることになるかと思います。

軍事国家なら、国防大臣が総理大臣並みの権限を持っていたりすることもあるでしょうし、総理大臣と国防大臣を兼任していたりすることもあるかと。(戦前の日本の東条英機総理は陸軍大臣兼任でした。)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
かなり 階級名についてご存知とお見受けします。もしよろしければ、各貴族がどのような仕事をするのか等お教えいただければ 幸いです。

三権分立…。 そういえば昔 政治の授業でやった記憶が…。
ありがとうございました。

お礼日時:2003/04/27 23:46

URLではこんな感じもありました。


旧約聖書のエルサレムのソロモン王では、
階級は上から王、公爵、王子、侯爵、統領、伯爵、騎士だそうです。

参考URL:http://mastema.hp.infoseek.co.jp/akuma/soromon.htm
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。しかも親切にURLまで載せてくださって、重ねてお礼申し上げます。
公爵とか、貴族の階級を教えてくださるのは予想外でしたが、すごく参考になりました。
自分の中で、貴族には「優雅に毎日を遊んで過ごす」という認識があるのですが、彼らは特にどういった仕事をするのでしょうか?

もしご存知でしたら、各貴族が どういう仕事をするのか、もう一度教えていただければ 幸いです。

ありがとうございました。

お礼日時:2003/04/27 23:37

「閣下」では?日本では、高位高官をさす呼称で、古くは勅任官、天皇により直接に任ぜられた官職にある者を意味します。

外国の元首の場合も使うようですが、王様の直属の部下ということで、閣下でよいのでは。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
「閣下」ですか、そういえばそう言う役職もありましたね。
自分の考えていたのとは 少し違ったのですが、参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2003/04/27 23:31

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