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萌えアニメがアニメを駄目にした、という意見は
このサイトでもしばしば質問に挙がります。

しかし、いわゆる萌えアニメが登場する直前、
少子化による視聴者減のためか、
アニメの放送枠が減少していました。
あのままいっていたら、
おそらくTVアニメそのものが無くなっていたか、
ドラえもんやサザエさんのようなアニメが細々と残るのみに
なっていたのではないかと思います。

したがって、萌えアニメがアニメを駄目にしたのではなく、
むしろ事実は逆で、
萌えがアニメを救ったのではないでしょうか?

A 回答 (7件)

 アニメと一口にいっても、娯楽「産業」としての側面と娯楽「芸術」


としての側面があると思います。
 「萌えアニメがアニメを駄目にした」と主張する方の多くは、娯楽芸
術の面から、そう考えているです。

 質問者の方が指摘されるように、萌えアニメは商業的に一定の成功を
収めたといえます。ただ、それが、アニメ作品の質の向上に寄与したと
か、芸術性を高めることに成功した……とは、いえないわけです。
 その点から、「萌えアニメがアニメを駄目にした」という意見が出て
くるのだと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

芸術性を高めることに成功したとはいえないという点については、
私もそのとおりだと思います。
一方、作品の質に関しては、むしろ良くなったと感じます
(これは私がアニメをDVDで鑑賞することが多いためかもしれませんが)。

萌えアニメが登場する直前(90年代後半ごろ?)は
タイアップの主題歌、作画の悪さ、冗長な引き伸ばしのために
作品の質もひどかったと記憶しています。

お礼日時:2009/10/09 21:59

どういうのを萌えと捉えているかにも依りますね…


涼宮ハルヒとか、人によっては「ハレ晴れユカイ」とか「みくる」「長門」萌えとか捉えてるかも知れませんが、内容的には結構中身があるものだと思いますが。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>どういうのを萌えと捉えているかにも依りますね…

その通りですね。
意見の食い違いの原因をそれかも知れないです。

お礼日時:2009/10/12 02:10

>TVアニメは無くなるか、


>またはドラえもんやサザエさんのようなアニメが
>細々と残るのみになっているはずでした。

深夜アニメ枠の拡大は、エヴァンゲリオンの再放送による影響です。
萌えアニメが切り開いた訳ではございません。
そこからアニメ枠は深夜へと移行していきます。
では、何故深夜アニメ帯のアニメに萌えが多いのか?
昔OVA程度でしか出せない内容の物が破格の条件でTV放送(広告)できる市場を手に入れる事が出来ただけの事です。
萌えアニメが素晴らしいから、萌えアニメがTV放送に向いているから、地上波放送している訳では無いのです。
OVAがTV放映に堪えれる内容を手に入れて手に入れた訳ではなく、DVDを売る為の30分CMとしてなし崩し的に手に入れただけであって、それをいかにも萌えアニメが素晴らしい偉業を成し遂げたと何故いえるのでしょうか?
TV放送全体におけるパーセンテージを稼いでいるのは萌えアニメだと高々に述べてしまう短絡さそのものに萌えアニメがアニメ業界をダメにしたと言わざるおえないのです。
もっと極論を展開すれば、ドラえもんやサザエさんのようなアニメ以外の全てのTVアニメが萌えアニメになったとして、萌えアニメがTVアニメを救ったといえるでしょうか?
そこにはオタク化したアニメファンが貪るだけの偏見の塊としてTVアニメが存続しているだけに過ぎません。
要するに「萌えアニメ市場の拡大」=一般視聴者のアニメ離れを引き起こしています。
現に人気の萌えアニメがセールス的に成功していても一般的な知名度の低くさが示しています。
90年代でもTVアニメ化出来るような原作でも無い物が平気でTVアニメ化出来てしまう品質の低さは、TVアニメの量を増やした事以上に質の低下を表しているのです。
これが現在アニメ業界の抱える最大の難題にして、萌えアニメが残した爪あとなのです。

逆にお聞きしたいのですが、萌えアニメがTVアニメの駒数を稼いだ事でどんな利点があったのですか?
「TVアニメだと好きな萌えアニメがただで見れて嬉しいですね~」
なんて書かれたら腹が立つでしょ。
その程度でしかないのです。
様々な選択肢(ジャンル)の中から視聴者が選べる状況が最も好ましいのであって、様々な萌えアニメの選択肢しかないTV(深夜)アニメ事情のどこに救いがあるのでしょうか?救われているのでしょうか?

家畜化(萌えというだけで関連商品を貪り買ってしまうオタクに)されたアニメファンが無料で見れる萌えアニメに群がっている様がTVアニメを救ったと等という見方がされる事そのものに「萌えアニメがアニメを駄目にした」と言われるのです。
ハッキリと述べさせていただければ、萌えアニメの中にもしっかりとした内容の物もあるでしょう。
しかし、「萌え」というだけでどれだけの人が見ないアニメにしてしまっているのかは「副作用」ではなく直視しなければなりません。
それは深夜TVアニメ帯にのさばるアニメが「萌え」を好む人たちの為だけになっている事を意味しており、それがアニメ界の発展に繋がらなければより一層のオタク化を進めるだけでアニメの視聴者層の拡大には繋がってないのです。
TVアニメを見る人が減ったからアニメだけを見てくれるオタクを囲い込もうとしているようにしか見えない状況をそれでも萌えアニメがTVアニメ枠を救ったといえるのであれば、「おめでたい人ですね」としか見つかる言葉がありません。

TV放送に限っていえば、別にローカルネット帯の深夜アニメ枠なんて、人気のあったアニメを再放送するだけでも成り立ちます。
90年代に関西地方であった「ヒーローは眠らない」なんていうのがいい例です。
萌えアニメが平日のゴールデン帯を追われたワンピースやコナンの枠を奪還したのなら「萌えがアニメを救った」と言えなくも無いでしょうが現状を考えるとどこも何も救ってません。
救っているのは萌えアニメファンの快楽のみです。

この回答への補足

char1977さんの回答は全体的にヒステリックで我田引水的。
どうしてそんなに嫌いなのかわからないけれども、
萌えが憎くて憎くてしょうがないという感情と今回の質問のトピックを
切り離して考えないからそうなるし、
二度説明されたことも理解できないでしょうね。

補足日時:2009/10/14 18:39
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この回答へのお礼

2度目の回答ありがとうございます。
何が伝わっていなかったのか、やっと分かりました。


>逆にお聞きしたいのですが、萌えアニメがTVアニメの駒数を稼いだ事でどんな利点があったのですか?

これが伝わってなかったようです。
質問文でも一回目のお礼でも書いたのですが、
伝えることができなかったようで残念です。

萌えアニメが登場する前から、TVアニメは衰退する方向に進んでいて
あのままいっていたら、TVアニメは(ドラえもんやサザエさんなどを除いて)
将来消滅する運命にありました。
TVアニメがなくなるよりは萌えアニメ中心であっても
作り手に仕事があり、新作が出る場があり、
とるに足らない作品が多いけれども、時には良作もある現状のほうが
よほど良いはずです。

これでo.k.ですか?理解して頂けたでしょうか?


>様々な選択肢(ジャンル)の中から視聴者が選べる状況が最も好ましいのであって、

私は萌えアニメばかりになって良かったというようなことを言うつもりはないし、
私も引符にあるような状況が最も良いと思っています。
しかし、萌えアニメが無かったらそのような状況が実現したのかというと、
それはまずありえないと考えています。
このあたりにも多分齟齬があって、
char1977さんはもしかして、
萌えアニメがなければ様々な選択肢(ジャンル)の中から視聴者が選べる状況が実現したと
お考えになっているのではないですか?

お礼日時:2009/10/10 18:49

世界に通用したのはAKIRA・攻殻機動隊などの高レベルのSFと宮崎作品のようなディズニー作品のクオリティーを上げたようなものです。


いわゆる萌え作品は日本国内と一部の外国のマニアだけが見ています。
はっきり言ってソフトなエロアニメのようなものなので作品の格が低いと思います。
この手の作品が増えたせいでオタクはより気持ち悪いものになり、一般人との差がより開いたのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

こちらは、例えるならば、
売り上げ減に苦しむ書店が、エロ本の品揃えを充実させて
生き残りを図った。
それでまあ、閉店はせずにすんだ、といったところでしょうか。
それを、あそこの書店はエロ本が増えて残念だと考えるのか、
それとも、とにもかくにも潰れずにすんでよかった考えるのか。

>ソフトなエロアニメのようなものなので作品の格が低いと思います。

作品に貴賎をつけるような言い方はあまりしたくはないですが、
ご指摘はごもっともだと思います。

お礼日時:2009/10/10 10:36

安易な商売をするアニメ会社にしたら救われたでしょうね。


萌えを作っていれば小銭稼ぎになるんだから。

ただしアニメに限らず他ジャンルでも言える事ですが、アニメ好きが見るアニメと新しい世代を育成していくアニメは違うのです。
私は80年代に少年時代を送りましたが、萌えアニメを見てアニメの面白さや楽しさを感じた訳ではありません。
逆に今の子供達が萌えアニメに歓喜してアニメが好きになっているとしたらそれが「救い」なのか?と感じずにおれません。
商売として成り立っているから救われたとするのは安易で、萌えアニメを見て育った世代の事を考える余地があるのです。


ゴールデン帯のTVアニメが減ったのは娯楽の細分化で視聴率の取れるアニメが無くなりそれまでに知名度を獲得していたファミリーアニメしか生き残れなかった事を意味しています。
それを証明するようにゴールデン帯に放送している萌えアニメはありません。
どれも深夜帯のスポンサーの要らない時間帯であったり委員会システムを利用してローカル局が手を組んだものに過ぎません。
これもDVDでペイできるかどうかでしか判断基準が無い為、制作体制としてはよろしくありません。
また、一時はその萌えアニメも好調でしたが、現在ではその売上も激減傾向にあり萌えアニメに頼っていた企業が窮地にある現状もあります。


何を持って救ったのかよくわかりませんが、巡礼などで観光客が来るようになった地域や萌えイラストを入れた商品で地域ブランドを当てたような事くらいで、萌えによってアニメの未来が開けたような感じは受けません。
逆に「アニメ=萌え」のようなレッテルで見られる事の方が増えたようにも感じます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
私が言いたいことがうまく伝わってようですので少し補足させて頂きます。

TVアニメは無くなるか、
またはドラえもんやサザエさんのようなアニメが
細々と残るのみになっているはずでした。
未来なんてもともとなかったんです。
その死ぬ運命にあったアニメに対して「萌え」という薬を使ったわけですよ。
それで、良かった面と悪かった面と両方あるけれども、
何とか一命はとりとめた。
そのような意味で「救った」と書いたのです。

副作用の面ばかりを挙げて、
萌えアニメがアニメを駄目にしたというけれども、
死んでしまうよりはましだったのではないのかな。

お礼日時:2009/10/10 01:54

私も萌えアニメがアニメを駄目にしたと思っています。

深夜とかにその手のアニメがいっぱいやってますよね。追いやられているような感じがするんですけど。だから救ったとはあまり思いません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

追いやられている、萌えアニメが、
というより、アニメが追いやられていますよね。
ワンピースやコナンもゴールデンタイムから移動になりましたし。
アニメの現状はやはり厳しいと思います。

お礼日時:2009/10/10 02:39

萌えアニメのおかげでアニメ枠が増えたのか詳しいことは私は知りませんが、確かに最近の萌えアニメの増え方はすごいですね。

これだけたくさんの萌えアニメが作られるということは、それが効率よく採算がとれるからなのでしょう。製作者側からすると萌えアニメは救いなのかもしれません。
 しかし、視聴者の観点から最近の萌えアニメの乱発を見て不満を感じませんか?私は、「可愛い女の子達の何気ない生活を描いてみました」的な萌えアニメはもういいだろうと辟易しています。「かわいい女の子を出せば見るんでしょ?」と思っている製作者が生まれてしまっているのは事実なのではないかと思います。
 萌えアニメにも面白い作品があるので、結局は製作者の能力・やる気次第なんじゃないでしょうか。萌えアニメだからダメだとか一概には言えないと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

私自身は割と萌えアニメは好きなほうですけれども、
「こんなんすきなんでしょ、どうぞ」と出されると
逆にイラッとくることもあります。
萌えを狙うことと実際に萌えるということは
別なんでしょうね。


>萌えアニメにも面白い作品があるので、結局は製作者の能力・やる気次第なんじゃないでしょうか。萌えアニメだからダメだとか一概には言えないと思います。

この点に関しては甚だ同意です。

お礼日時:2009/10/09 23:17

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