生活保護受給者の料金滞納について

当方、電気会社に勤務しております。
お客様の中には電気代を滞納される方がいらっしゃいます。
原因としてたまたま忘れていたというのが大半なんですが…
ギャンブルに負けた、借金があるなどいろいろです。

困っているのが生活保護を受けている方で、
「支給されたお金をパチンコにつかって電気代は払えない」
という方が一人や二人ではないことです。

こういったケースの場合行政機関に申し立てすれば
保護金の差し押さえなどできるのでしょうか？

No.3 回答者： laing 回答日時： 2009/10/11 17:14

電力会社に勤務しておられる方なら、生活保護の受給者であれ、

債務をチャラにはできないことはご存知のはずです。
（法律上でも契約者でなくても、使っている人に電気代は請求
ができます。契約者が仮に逃げたご主人であっても、残っている
奥さんがいれば名義に無関係で請求できます。支払わずに使ってい
れば窃盗罪になるのが電気なんです）

因みに東京電力のうちのエリアでは事情は無関係に２ヶ月延滞
したら火事防止の為の電灯を渡して、サッサと電気を止めてます。
基本的に、質問者様のようなことにならないように東京電力では
カードか銀行引き落としでの支払いのみにさせてるエリアが圧倒的
です。

都会ではそれが普通になってますが、地方の電力会社は甘いの
かも知れませんね。行政へのクレームは可能ですが、福祉事務所
は多忙なのはご存知ですよね？
どちらにしても、通報が原因で保護費の停止や廃止になれば尚更
逃げられたり自殺されて回収が不可となるので、不利になるだけです。
ですから、さっさと行動を起こして下さい。

都会は人件費節約の為もあり、強制的にカードか銀行の自動引き落と
しでの契約にさせてますよ。銀行の引き落としだと６０円の割引サー
ビスもありますから、そういうことも説明して集金をしないように
することです。

生活保護の人の中には法的知識がない方が多いですから、公的機関
なら強制的に回収はできないと思い込んでる人がいます。
電気料金の債務は支払いを終えない限り、転居しても債務は利息を
含めて残ることを説明すれば分割でも支払いますよ。
（福祉事務所に通報しても当事者同士でやるように言われるだけです。
債務の請求権は契約している公的機関にあるんですから。分割で返済
させて大丈夫ですよ。自己破産してもチャラにならないのですから、
自己破産してるし、生活保護だから・・・と言ってきてもその言い分
は通用しません。その場合は法律で対抗して下さい）

うちは賃貸マンションを持ってるので、東京電力さんで無知な非正規
職員さんがいて、こちらが説明することがあって非常に手間がかかる
ことが多く困っているのですが、非正規さんが法律の知識がなくても
責めれないので、とにかく教えるのみです。
踏み倒されないように頑張って下さい。中には知能犯もいますので、
賃貸であれば、不動産屋に相談するのも一つの手です。
おかしな生活保護世帯はあちこちから不動産にクレームがきてたり
しますので、状況が把握できることが多いです。不動産屋もそうい
う情報は歓迎なんです。家賃の支払いもしてない場合も多いですから。

行政に関しては、保護費の銀行振り込みを認めてないところが地方
などに多いですので、現金渡しなのでその日に使い切ってしまう方
などがいると聞くので、行政のやり方にも問題があると思います。
うちのエリアは現金渡しと振込みの選択を受取人が決められるように
柔軟にしてますが、トラブルを起こす人は現金渡しを選択してる人が
圧倒的です。

No.2 回答者： 20071229 回答日時： 2009/10/11 09:20

行政機関に相談することが一番良い解決策です。

差押は出来ませんが、優先的に支払う指導をしてくれます。

生活保護者は最低限の生活ではありません。
国民年金で暮らしている方は半額以下の生活費で行政の世話にもならず暮らしています。大きな問題です。

No.1 回答者： hiroki0909 回答日時： 2009/10/10 23:46

　電気会社の方ですか。

日々のお仕事ご苦労様です。

　生活保護法　第58条
　被保護者は、既に給与を受けた保護金品又はこれを受ける権利を差し押えられることがない。

　・・・とシッカリと規定があって、いかなる事情があるにせよ、何人たりとも生活保護で役所が支払うお金を差し押さえることは許されておりません。いくら役所にご連絡していただいたところで、役所が電気代を立替えて払ってくれるなどの恩恵にあずかれる望みは、まずありません。
　生活保護とは、日本国憲法第２５条に言う『健康で文化的な最低限度の生活を営む権利』を実現するために必要な、まさに最低限度の生活費に他なりません。これを差し押さえることを許したら”普通は”明日食べるものにも困る生活に陥ってしまうからです。

　ただ、国からもらったかけがえのない血税を、最低限度の生活を維持するためでなく、パチンコや競馬などの遊興に消費してしまうような連中に、情けは無用です。どうぞご遠慮なく、通常の滞納と同じように、電気を止めるなり何なりしていただいて一向に構わないと思います。後は本人たちがどうすべきか考えるでしょう。生活保護者だったって子供じゃないんですから。
　まぁひと月やふた月電気が止まったところで、すぐに命がどうこういう事態にはならないでしょうからね。

参考URL：http://www.houko.com/00/01/S25/144.HTM#s8