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日本の教育がどういう教育か?と言われればやっぱり詰め込み教育に近いものだと思います。
小学校での詰め込みは読み書きと九九くらいで比較的余裕がありますが
中学高校と上へ上がるにつれて詰め込みの度合いが大きくなる感じがします。
教室では教師から生徒への知識や方法の伝達が主要でやり取りは双方向ではなく一方向が大半です。
お互いの議論や自分で自由に考える余地は作文や数学くらいでしょうか?
最近は数学でさえ和田式暗記数学というのが流行ってます。
大学入試問題では知識の有無を問う問題が大半です。
隣の韓国はというと大前研一によるとかなりの詰め込みらしいです。
そして中国は強烈な詰め込みをやってるようです。
数学では日本の高校数学に比べて中国の高校生の数学は暗記する式がやたらに多いという話がありました。
台湾は分かりませんがかつての日本の領土で中国の影響も大きいのでおそらく詰め込みじゃないかと思います。
シンガポールはかなりの学歴重視ですが詳細は分かりません。

一方で西洋を見てみるとニュージーランド、アメリカ、北欧を見る限りは
授業中の双方向での議論が主要なイメージがあります。
それから自分で自由に考えさせることを重視してる感じもします。
米国の大学院に入る場合はGMATなどの選択式のテストと本人の書いたエッセイが重視されペーパーテストの比重は決して高くないようです。
フランスやドイツは分からないし中東も分からないですが
詰め込みをやってるのは世界で主に中国の文化圏(儒教文化圏)ということになります。

そこで質問ですが詰め込み教育と儒教思想に関係があるんですが?
ここでの儒教思想というのは上への絶対的な忠誠で封建的な考え方です。
例えば明治時代の東大法学部のある教授は斬新なアイデアを答案に書いた学生を
謀反人としてつるし上げ場合によっては落第させたと明治35年の中央公論に掲載されてます。
今の日本ではこういうことはないでしょうが学生がテキストや教師の教えた物に
できるだけ忠実な答案を書いてできるだけ独自の判断を避ける傾向が強いという傾向はあると思います。
儒教思想が強いところでは教育は自然と上から下へ問答無用に習わせる詰め込み式になるんですか?

A 回答 (2件)

イスラム圏ではコーランを暗記している人が珍しくないそうですし


ユダヤ人も幼いころからタルムードを暗唱しています。
インドやロシアでも教育は丸暗記が基本と聞いています。
この辺の情報は検索すれば出てきますし、勉強法の本等にも出てくることです。

というわけで、詰め込み教育と儒教思想に関係があるとは全く考えられません。儒教が関係ない地域でも詰め込み・記憶重視型の教育は普通に行われています。
むしろ、質問者様が例に出した米国・ニュージーランド・北欧の情報が正しいと仮定した上でですが、それらの地域が詰め込み教育の例外と見た方がまだ合理的です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なるほどインド、ロシアでも暗記重視ですか
でもそれが高校大学と暗記重視が続いていくんですかね?
それともどこかで転換がなされてるんですか?

確かにひょっとしたら欧州系の教育が例外の可能性はありますね。

お礼日時:2009/10/18 16:18

関連するQ&Aのように反例が挙がっていることを考えると、フランス・ドイツ・中東の情報や、大前研一氏の出典、明治35年の中央公論の該当部分の引用が、仮説の検討・肯定のために必要かと思います。



中国や韓国、日本が詰め込み教育なのは科挙の影響があると言われますが -OKWave
http://okwave.jp/qa5367088.html
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
おっしゃるとおり科挙は関係あると言われてるしおそらく関係あるでしょう。

お礼日時:2009/10/18 15:40

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