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こんばんは、お世話になります。
先日、日本史を受けてる際にちらっと道鏡が称徳天皇に気に入られ法王になったという歴史を著した小説があると聞いたのですが、その小説の作品名、著者名、出版社をどなたかお教え下さいませ。
奈良時代の藤原氏と皇族の目まぐるしい政権争いに最近興味を持ち始めたのですが、特に道鏡がどのようにして称徳天皇に取り入ったのか(どうも加持祈祷により病気を治しただけじゃないようですし)気になりましたところにその話を聞いたので、この場を借りてこのような質問させて頂きました。

もし複数ある場合には複数挙げてもらっても構いませんが、もし読んだ方がおられましたら以下の点をポイントにその中でもオススメの作品もお教え下さると大変助かります。

1)あくまでも時代小説として読めるようなもの。歴史書の書き写しみたいなものは出来れば回避したい。
2)宇佐八幡宮神託事件の詳細がしっかり述べられているもの。
3)官能的な表現を多く用いられてるもの。また称徳天皇を性行為によって手懐けたとされる説を採用しているもの。
4)より興味をそそられるようなフィクションが入っていても構わない。(もちろんなくても構わないです。)

情報の方お待ちしております。

A 回答 (1件)

1)~4)の条件を満たす小説と言えば、もう絶対的に、今東光「弓削道鏡」をお勧めします。

おそらく授業で先生が述べられた本もこれかと思います。文芸春秋新社、徳間書店から全集で出ていて、昔は文庫本でも出ていたのですが、残念ながら今は絶版のようです。図書館かヤフオク等で調べてみてください。

読まれてみて違和感が生じることがあるとすれば、それは道鏡に好意的な視点に立って記述していることでしょう。宇佐八幡宮神託事件も称徳天皇を取りこもうとする公家側の陰謀によるもの(すなわち最初の信託こそが真実であり、2回目が公家によるねつ造であった)と言う説を採用しています(私もこの意見にはある程度真実味があると思います)。小説の中で道鏡は人も殺したりして善人扱いと言うわけではありませんが、陰湿な公家社会を土足で踏みにじる痛快な悪漢と言う役回りになっています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

それは面白そうですね!全く鵜呑みにするわけには行きませんが知識の浸透や話のタネに、なにより楽しく読める小説として大変興味がそそられました!

絶版になってしまったのは残念ですが、中古かなにかで探してみます。

情報提供の方、誠にありがとうございました。

お礼日時:2009/10/18 11:12

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