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 日本語を勉強中の中国人です。日本語で文章を書く力をつけたいので、作文の練習をしています。次の文章を自然な日本語に添削していただけないでしょうか。

   出会い

 今日いつもと違う、歩いたことのない道で家に帰ることにした。

 夜のとばりが降りた。周りの景色が夜のとばりに包まれていた。私は新しい道を歩いていた。道に沿って植物が一列に植えていた。ひとしきり風が立った。空気にほんのり香りに満たされていた。金木犀のいい香りだ! 立ち止って、隣の植物をよく見たら、金木犀のこまごました花の形が見えた。なんと金木犀がこの道にたくさん植えてあったのだ。その出会いにささやかな喜びを感じた。明日もこの金木犀の植えた道を通りたい。

 また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

1mizuumiさん、こんにちは。



個人的な意見ですので、参考程度に・・・
先頭の数字は無視してください。
 出会い

1.今日<、>いつもとは違う、初めて通る道を歩いて家に帰ることにした。
2.夜が訪れ、周りの景色<は>夜のとばりに包まれ<る>。(or 包まれていく。)
3.その道には、道沿いに植物が一列に<植えられて>いた。
4.一瞬、風が通り過ぎる。その風は、ほんのり<と良い>香りに満たされていた。
5.金木犀の香りだ! 立ち止って、<その辺りの>植物をよく見たら、
金木犀の<可憐な>花の形が見えた。
6.なんと<、>金木犀がこの<道沿い>にたくさん<植えられて>あったのだ。
7.私は<この>出会いに<、>ささやかな喜びを感じた。
8.明日もこの金木犀の<植えられた>道を通りたい。

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変更した理由
1.「今日」の後ろに「、」を書き足すと、文章にリズムが生まれます。
 (読む人が読みやすく感じる。)

文章全体のつながりを考え、
「歩いたことのない道」を「初めて通る道」に変更しました。

2.「とばり」が2つ有るので、文を合体し、「とばり」を1つ省略しました。

<が>は強調を表すので、文章に柔らかな印象を与える<は>に変更しました。
(この文章は「出会い」を題材にしているので、
  文章の印象がSoftになるように変更しました。)

<る>は進行形の<る>です。

3.1番で「初めて通る道」を使ったので、3番では「新しい道」を省略しました。

すでに1番で帰宅中=歩行中なので、3番の「歩いていた。」を省略しました。

<植える>は能動態なので、受動態の<植えられる>に変更しました。
(自分の意思・希望で行動する(行動した)場合、能動態の「~れる」(~れた) 
 他人の意思・希望で行動する(行動した)場合、受動態の「~られる」(~られた))

4.「ひとしきり」は「暫く」の意味で、
「5分~数時間くらいの間隔(時間)」を表す場合に使います。
そのため、「数秒~数十秒」を表す「一瞬」に変更しました。
(例 ひとしきりに(数時間)降った雨で、川の水かさが一気に上昇した。
 ひとしきりに(数十分間)吠えていた隣の(家の)犬が、やっと静かになった。)
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%8 … 
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%8 …

「風が立つ・風が起(た)つ」は、その場所で「風が発生」したことを表します。6-2参照
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E7%A …
金木犀の「匂いが流れてきた・漂ってきた」の場合は不適切です。

文章全体のつながりを考え、こちらに「良い」を足しました。

5.4番で「良い」を足したので、こちらは省略しました。

ここの「隣の」は不適切なので、「辺り」に変更しました。

「こまごま」は「雑多、事細かい」と似た意味で、
ネガティブな場面で多く使います。
あまり良い意味では「こまごま」は使いません。
ですので「可憐な」に変更しました。
(例 あのお客は、いつもこまごまと注文を言う。)←客に対する批判、悪口
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%8 …

6.「道に植える」だと、「道の中央(道全体)にも金木犀を植えている」になるので、
「道の端側」の意味の「道沿い」に変更しました。

ここも、受動態の<植えられる>に変更しました。

7.金木犀に出会った「今現在」の感想を書いているので、
「この」が適切です。

8.ここも、受動態の「植えられる」に変更しました。

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大きな間違いは「ひとしきり」と「こまごま」の使い方と、
能動態と受動態の使い方ですね。

その他の部分は細かなニュアンスの違いなので、間違いではありません。
少しずつ日本語を使い慣れていけばよいと思います。
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この回答へのお礼

 kentaulusさん、こんばんは。ご親切に添削していただきありがとうございます。間違いは多いですね。とても参考になりました。本当にありがとうございました。頑張ります。

お礼日時:2009/10/21 22:45

訂正します。


× 3.その道には、道沿いに植物が一列に<植えられて>いた。

○ 3.その道沿いには、植物が一列に<植えられて>いた。

こちらの方が、より、読みやすいと思います。
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この回答へのお礼

 再びありがとうございます。よくわかりました。

お礼日時:2009/10/21 22:51

こんにちは。


気になった文だけ、指摘します。
指摘の通りに変えたとしても、全体としては違和感が残ると思います。

>周りの景色が夜のとばりに包まれていた。
 → この文は不要です。
   前の文の”夜のとばりが降りた”は、あたりが暗くなっている状態ですから、
   ここで改めて周囲の景色が暗くなっていることを言っても意味がありません。

>私は新しい道を歩いていた。
 → この文も不要だと思います。
   「歩いたことのない道で家に帰ることにした。」という文で、すでにその道を歩いていることは分かります。
   また、「新しい」=「できたばかりの」という意味にも捉えられます。

>道に沿って植物が一列に植えていた。
 → 受身形である「植えられていた」が適切です。
   ただ、「植物が植えられている」と書いてある場合、
   たいていは草花のことを指します。
   ここで言う植物は金木犀という”木”ですから、
   「道に沿って街路樹が並んでいた」
   としたほうがいいでしょう。
   「道に沿って並んでいる」だけで、一列であることは分かります。
   ただ、金木犀はイチョウなどの一般的な街路樹とは形状が違うので、誤解の元になるかもしれません。
   難しいところです。

>空気にほんのり香りに満たされていた。
 → 「空気”が”ほんのり”と”(いい)香りに満たされていた。」
   どんな香りかを書いておかないと、読み手が感情を抱きにくいです。

>金木犀のいい香りだ! 
 → 前の文で「いい香り」と言ってしまうので、
  「金木犀の香りだ!」に変えます。

>立ち止って、隣の植物をよく見たら、金木犀のこまごました花の形が見えた。
 →「立ち止まって、近くの街路樹をよく見たら、金木犀のこまごました花が見えた。」
  「隣の」というのは、違和感があります。
    移動しているときに偶然横に並んだものを「隣の」とは言わないです。
    止まっているもの同士か、同じ速度で並んで移動するものなら、隣の、と言えます。
    したがって、「隣の植物」だと、「今まで注目していた植物の隣にある別の植物」だと感じるので、
    金木犀ではない別の木があるように思えました。
  「こまごました花の形が見えた」は、少し冗長だと思いました。
    花が見えるということは、形が見えているということですから。
    また、”こまごま”しているのは”花”であって”形”のほうではないと思いますので、
    「こまごました花の形」は修飾関係が複雑です。

>その出会いにささやかな喜びを感じた。
 →「私は、”この”出会いにささやかな喜びを感じた。」
  今日起こった(=時間的に近い)できごとなので、”この”が適切です。
  ”その”だと、何年も前のことのようです。

>明日もこの金木犀の植えた道を通りたい。
 →「明日もこの金木犀の”並ぶ”道を通りたい」
  「植える」を使うなら、「金木犀が植えられた道」です。
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この回答へのお礼

 早速のご回答ありがとうございます。いろいろ大変参考になりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2009/10/21 22:28

 出会い



 今日はいつもと違う、歩いたことのない道で家に帰ることにした。

 夜のとばりが降りた。周りの景色が夜のとばりに包まれていた。私は新しい道を歩いていた。道に沿って植物が一列に「植えられていた。」ひとしきり風が立った。「空気がほんのりと香りで満たされていた。」金木犀のいい香りだ! 立ち止って、隣の植物をよく見たら、金木犀のこまごました花の形が見えた。なんと金木犀がこの道にたくさん植えてあったのだ。その出会いにささやかな喜びを感じた。明日もこの金木犀の植えた道を通りたい。

全体的にはすばらしい日本語です。
添削した場所を「」で囲いましたのでご確認ください
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この回答へのお礼

 早速のご回答ありがとうございます。大変参考になりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2009/10/21 22:20

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