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「累加法・非累加法」で自工程の単位原価を計算する際の「当期投入分」について


商学部の学部試験の勉強でつまずいています。
おそらく会計士どころか日商検定レベルの問題ですが。。


総合原価計算で出てくる「累加法・非累加法」なんかで自工程の単位原価を計算する際の「当期投入分」の計算がどうもしっくりきません。

---以下例題
先入先出として、( )内は加工進捗度をしめします。
材料は第一工程の始点で投入されます。
「第二工程」以後は省略しています。

<第一工程>
期首仕掛品 1000個(80%)
当期投入 5200個
合計 6200個
期末仕掛品 600個(40%)
完成品 5600個

<原価データ>
直接材料費 1,133,600円
加工費 443,520円

---以上例題 

FIFOなので直接材料費は5200個で割る(、そして×600を期末仕掛品の原価に参入)
ってのは理解できますが、加工品がなぜ5040個で割るのか理解できません。。

完成品5600個のうち800円(=1000個*0.8)が期首のものなので当期投入は4800、それに当期投入→期末仕掛品の240(=600個*0.4)を足して5040になるからという理解なんでしょうか?

でも、
当期投入は5200個で
うち600個が期末仕掛品(40%)
うち4600個が完成品(100%)
なので240+4600で4,840で割ってよい気がします。
後者だと何がだめなんでしょうか?

A 回答 (2件)

こう考えてみたらどうでしょう。

(当期を12月と仮定します。)

12月末迄に合計で5600枚年賀状を書き終えた
→5600枚分の労働が必要
12月末時点600枚は途中まで(40%)しかできなかった
→240枚分の労働が必要
12月始めの時点の1000枚は途中まで(80%)仕上がってた
→800枚分の労働を節約

というわけで当期(12月)の投入(労働)は 
→5600+240-800=5040 (12月は5040枚分の労働をした)
ことになります。
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こんにちは。



上記の例ではやはり5,040個でわる必要があります。

材料費は期首時点で投入されるため、加工時点のどの時点においても材料費の進捗度は「1」になります。一方、加工費の場合は最初はゼロ、完成時点で「1」になります。そのため、仕掛品を評価する場合、単純に個数で割るのではなく、加工進捗度を加味してあげる必要があります。

材料費の場合、
当期投入数量=完成品5600+期末600-期首1000=5200個となります。そのため、1,133,600÷5200個=218円ですね。

加工費の場合、
当期投入数量=完成品5600+期末240-期首800=5040個となります。そのため、443,520円÷5040個=88円ですね。

当期の加工費を4,840個で割ってしまいますと、期首分が考慮されていないため、誤りとなってしまいます。

頑張ってください。
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