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生き物の寿命の短長はなにで決まるのですか?

A 回答 (6件)

人類の細胞も、DNAの最後に回数券のようなくり返し配列が(50回ほど)


あり、一回細胞分裂するごとにくり返しが1つ減って、なくなるとそれ以上
細胞分裂できず、新陳代謝できずに老化して死ぬようになっています。

生物は、有性生殖以前の「突然変異による多様化と、その淘汰による選択」
という人まかせで遅い進化に対して、交配する事で、遺伝子の配列をシャッフル
して多様性を生み、また交配のための種内の競争による選択という、すばやい
進化を可能にしたのです。
そこにおいて、世代交代しなければ個体数が増える一方なので、自ら寿命を
制限しているのです。

細胞分裂で増えるゾウリムシ(単細胞生物)は、有性生殖など必要ないよう
ですが、実は時おり、他の細胞とくっついて遺伝子を交換する、「接合」を行います。
もし接合をせずに、細胞分裂だけしていると、百数十回ほど分裂したところで
それ以上分裂できなくなり、死んでしまいます。
接合をすると、また若返って、百数十回分裂できます。
それほど「遺伝子の交配」というのは、進化に有効なのです=長生きは退化。

死は世代交代を意味し、その有性生殖において愛は生じ、親や子供は
存在するのです。
人は往々にして不死に幻想を抱きますが、人も愛さず、子供もいない、
そんな社会が魅力的には思えません。
逆に愛があれば、自己の肉体の限界を超えて、意志(=精神的充足)は広がります。

生と死は対立概念ではなく、「より良く死ぬことが、より良く生きること」なのです。
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ある人の研究によるとほ乳類の寿命は心臓の鼓動数と同じだそうです


すべてのほ乳類の寿命は鼓動数にすると同じになる
鼓動の早いものは短命
鼓動の遅いものは長命
すべての動物で一生の間に打つ鼓動は同じになっている
数は忘れました
ただし人間だけはこの法則に当てはまらず5倍の長寿命です
アシモフの科学エッセイ 早川書房参照
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 生物でくくると既出のようにややこしいので、哺乳類ということにします。

諸説入り乱れており、#2 trajaa様ご紹介の説も有力です。他の主な説としては、
1)体重依存説
2)脳重量の体重に対する割合説
などがあります。生物カテのほうがいいかも、ですね。
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「寿命」を定義しておかないと問題になるような気がする.


例えば, 分裂で増える単細胞生物の「寿命」はどう考えますか?
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生まれてからの心拍数のトータル。



って言うとなんか眉唾ですが

この説は、生物学者の本川達雄さんが仰っていることです
本川さんについては
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AC%E5%B7%9D% …

そう言った生物に関する時間の概念については「ゾウの時間 ネズミの時間―サイズの生物学」で読むことができます。
アマゾンでの紹介はこちら
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%BE%E3%82%A6%E3%81 …

ネット上でその概要を見つけることができなかったのですが
要は、ネズミの要に非常に心拍数の早い生物の寿命はごく短く、逆に心拍数のごくゆっくりとした象のような生物は長寿である。
試しに、心拍数とその寿命の関係を調べてみたら、寿命の長短に関わらず生物が生まれてから死ぬまでの心拍数はある一定の範囲である。

と言うような感じだったかと。

ま、本当はいろいろな要因があるのでしょうけど、ある一つの考え方としては非常に興味深いモノでした。
詳しくは、先生の著作などでお願いします。
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生命の最終的な寿命は細胞分裂の回数です。


細胞中のDNAにはテロメアという配列があり、分裂するたびに短くなって最後には分裂できなくなります。
クローン羊の寿命が短かったのはこのためでないかと言われています。

しかしたいていの人はその前に事故や病気で死ぬので、自分の生活習慣や環境に左右される人がほとんどです。
また病気の中でも遺伝によるものがあるので、DNAで決まっていると言うのが正しいのかもしれません。
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