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いつもお世話になります。

可変容量ダイオードがバイアスにより容量を変化できる原理はわかったのですが、その使われ方(用途)がわかりません。
逆バイアスで電荷をためて、なにか得することはあるのでしょうか?
用途として、どんなときに放電や充電がおこなわれるのでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

直流バイアスでダイオードの容量を変化させる「電圧制御型のコンデンサ」のようにして使います.下記は電圧制御発信器をバリキャップを使って実現した例です.


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E5%9C%A7% …
こちらはFMワイヤレスマイクの例ですね.
http://www.zea.jp/audio/fmw2/fmw2_01.htm

バイアス電源直結では意味がなくなってしまうので,直流分は抵抗やチョークコイルなどを通して与えます.(信号側からは,バリキャップと,大きな抵抗やコイルが並列につながっているように見えるため,バイアス回路側の影響は小さくなる)
また,共振回路でコンデンサのところを単純に可変容量ダイオードに置き換えてしまうと,当然並列につながったコイルを通してショートしてしまうので,バリキャップと直列にコンデンサを入れて短絡しないようにします。

バイアスだけではなく信号によっても容量が変化するのではないか?といえば確かにバリキャップにとっては信号だろうと,バイアス電圧だろうと区別は無いのですが,通常信号はバイアス電圧に比べて非常に小さいので信号による容量変化は無視できるわけです。
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> 逆バイアスで電荷をためて、なにか得することはあるのでしょうか?



ためるだけでは得することはないと思いますが、
「電圧で容量値」を制御できる点を応用できます。

昔の電子工作記事に FMワイヤレスマイク回路がありました。
音声マイクからの電圧変化で容量値が変化するのを利用して、
発振周波数を変化(即ち周波数変調)させられるので、
回路がシンプルなんだとか。

この回答への補足

回答ありがとうございます。

>>「電圧で容量値」を制御する

ということは、ダイオードに、電池かなんかを並列につないで、
一定の逆バイアスを掛けれる状態で、
自分の求めている静電容量値にして
コンデンサとして使うということでしょうか?

補足日時:2009/10/30 12:22
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共振回路に使われます。


LC共振周波数は1/√2πLCで表されますので、共振回路のCを可変にすると共振周波数が変化します。

ラジオやテレビなどは放送局によって周波数が異なりますが、その異なった周波数に区部をチューニングするために可変容量ダイオードが使用されています。
最近では地デジなどの受信機のアンテナ部分にもこれが使用され、短縮コンデンサとしてアンテナの電気長を可変しています。

この回答への補足

回答ありがとうございます。参考になります。

まだはっきりしないのですが、

>>共振回路のCを可変にすると共振周波数が変化します。

と、あるのですが、
自分の求めてるCにするためには、
ダイオードにかかる逆電圧を一定に保ってるということでしょうか?

また正弦波入力のさい、
ダイオードにかかる電圧は変化しなくていいのでしょうか?

この2点で悩んでいます。

よろしくお願いします。

補足日時:2009/10/30 12:26
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