激凹みから立ち直る方法

サブプライムローンについて質問です。 
サブプライムローンが与えた影響について小論文を書かなければいけません。 
で、自分なりにサブプライムローンについて調べたんですが 
  
>アメリカの金融機関が比較的信用力の低い人に貸し出す住宅ローン。 
>しかし、返済能力の無い人々にも貸し出したため、全然貨幣が返って来なかった。 
>そのため、アメリカの経済が衰退して、外国で物を買ってくれる人がいなくなった。 
>そうなって輸出してる日本企業の物が売れなくなり、日本の輸出産業が大きな打撃を受けた。 
>そのため、日本企業はやむを得ず、生産調整や解雇を行った。 
>ゆえに、非正規雇用者や失業者が増加し、企業の倒産が相次いだ。 
>その結果、税金を払えない人々が増え、所得税が確保出来ず、また、企業収益も落ち込み法人税収も確保出来ず、国の税収は減った。国の活力は失われた。>解決策として内需拡大にも目を向ける 
 
これであっていますか?

A 回答 (7件)

他の回答様の言うように、これで纏めては「可」も貰えませんでしょう。

それは何故か。重大な要素が欠けています。USA政府は、AIG倒産を回避しました。つまりサブプライムローンには、保険が掛けてあるのです。サブプライムローンの借り手が自己破綻すれば、誰かが債務を弁済しなければななければならなのです。最終的にはその可なりの部分がAIGの負担になるのです。政府が倒産後の財政負担と、公的資金の投入の負担とを秤にかけ、倒産を回避したのです。

 この保険自体は、貸出金額が少ない間は不動産の値上がりが有れば問題は全く有りません。従って各全米の金融機関は、サブプライムローンを分割して、貸出債権を保険商品として金融市場に売り出したのです。このシステムを喧伝して推し進めようとしていたのが、「金の平蔵」こと竹中平蔵大臣なのです。未だにTVに出てくるのは、ゴールドマンサックスの高収益と無関係では有りません。

 金融工学理論は、債権の細分化を起こし、3,000種以上の債権の組み合わせと成ったとも言われ、組み合わせの解明は容易ではありません。だから不動産が下がり始めた時点で、金融界では大騒ぎとなったのです。それが2008年です。大多数の債権商品にサブプラムローンが組み込まれていたのでたまりません。何とかしようと1年頑張ったのですが、ギブアップが、昨年だったのです。

 平蔵君が頑張ったにもかかわらず、郵貯は民営化に後れてこの商品を買えませんでした。勿論シティ銀行も乗り遅れました。健全さを誇っていた農中は、政府に近いだけ多くの買い物をして、最大の被害者となりまいた。この金融システムは、債権が利益を生むと言った不自然さを露呈して崩壊したのです。USA版「みんなで渡れば、怖くない」です。これを積極的に支持したのは、英国です。そして指を咥えるだけでなく飛び込んだのがEUなのです。

 結果アメリカ経済が衰退したのでは無く、庶民は借金が極端に出来つらくなって、購買力が借金の出来ない金額になったのです。中国の繁栄と、日本のバブルからの立ち上がりは、USA国民の借金漬けによるものだったのです。従って内需拡大を怠った自民党は選挙に敗れたのです

 国民の貯蓄が1,500兆円に近いという事は、良い事でもあり、不幸なことでもあります。老後の不安から、貯蓄が増えているのです。この状態から、内需拡大は有り得ません。贈与税、相続税の大増税他の税制が必要となります。

 
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> これであっていますか?



大方、間違っています。

米国バブル崩壊の切っ掛けはサブプライムローン問題ですが、それは切っ掛けでしかなく、原因そのものではありません。
米国バブル崩壊の中の氷山の一角としてサブプライムローン問題があるという事です。サブプライムローンは”ここまで腐っていた”という象徴として持ち出されているだけです。
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>> これであっていますか?



この部分だけがご質問なら、ほぼ間違っているのでは?
視点が一番大きな肝心な部分に全く届いていないです。

サブプライムローンとそこから組まれた証券の直接被害を受けたのは、アメリカの企業だけですか?
被害がサブプライムローンによる損失額以上に広がった理由は何でしょうか?
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 まず、日本なら金を貸すときには担保をキチンと取ってから金を貸します。

売ったとそのもに何十%かの担保を取って貸す場合もありますし、親の財産が担保になる場合もあり得ることです。それを十分にしなかったことが原因だとも思いますが、根本の問題は庶民の金利と金持ちの金利が違うことが一番の問題だと思います。日本の銀行なら私も一流企業の社員も同じ金利で金を貸してくれると思います。
 銀行以上に高金利なのはサラ金やヤミ金しかありません。大手の企業がサラ金やヤミ金に手を出したら誰が見ても失敗すると思いますがサブプライムはそのリスクを証券化してばらまいた結果が失敗の原因です。
 日本の商人は「信用は金で買えない」と決めに命じていましたがアメリカの商人は「信用を金で買った。」がサブプライムローンの失敗です。日本もバブル経済の時に同じような失敗をしていますので笑うことは出来ませんが・・・・・・
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まあ、小論文の採点をする人でも、実態なぞわかっていない可能性が


大ですので、ロジックが誤っている部分だけは、訂正すれば良いだけ
のことだと思いますが・・。かくいう私もわかっているわけではあり
ませんし、偉い経済学者さえ、様々な検証が行われた後にしか正解
はわからないのです。

>しかし、返済能力の無い人々にも貸し出したため、全然貨幣が返って来なかった。

返済能力の低い人には、そのリスクプレミアムを乗せた金利を設定
することが前提で貸出が行われたのが当該ローンです。正しいリスク
プレミアムの計算より、不動産価格の上昇を前提にしていたことと、
当該ローンが金融商品として転売されたため、信用システムそのもの
が影響を受けるような量に膨れ上がったことが問題と言われています。

>ゆえに、非正規雇用者や失業者が増加し、企業の倒産が相次いだ。 

各企業は、非正規雇用者の雇用継続打ち切りや、雇用調整を行ったに
もかかわらず、景気後退スピードについていけない企業が続々と
倒産しました。

小論文、頑張って下さい。


 
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一項目から三項目までが少し違います。


返済可能性の低い低所得者に住宅ローンを組んだ(表現の違いだけです)
リスクが高いので投資銀行は、他のローンと混ぜて分割後、評価会社にAランクを付けさせた証券を世界中に売った。(日本はあまり買っていない)
不動産価格が高騰し担保価値があがりローンが膨らんだ。
ITと不動産バブルが弾けて住宅価格が下がった。(09年始)
サブプライムローンを組込んだ証券の投売りが始まった。
米国投資銀行や証券会社の経営が不安定になり金融当局が合併・吸収を進める。
政府救済がなかったリーマンブラザーは破産した。(リーマンショック)
米国国内の需要が大幅ダウンした。

このあと、4項目に繋がります。
ただし、日本は米国をはじめとして世界には、製品輸出は極めて少なく、製品を造る材料や工作機械などの資本財が多いのです。(加工貿易国ではない)   日本の輸出が減ったのは、韓国、中国および東南アジア向けが半分以上占めています。    これらの地域の世界向け輸出が減り国内の在庫調整が日本に影響したので。
今後、米国がバイアメリカンをするとこの不況は永くなります。
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金融市場の信用収縮という視点は、必要ではありませんか?

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