
高温で結晶粒が大きくなる現象を「オストワルド成長」といいます。
オストワルド成長の駆動力は界面エネルギー(「表面張力」と同じもの)です。
例えて言うならば、小さく膨らませた風船と大きく膨らませた風船をチューブでつなぐとどうなるか?小さいほど表面のゴムが空気に与える力が強いので、小さい風船から大きな風船に空気が流れていきます。同じような原理で鉄原子が小さな結晶粒から大きな結晶粒へ流れていってしまうのです。
鋼の場合結晶ですので優先成長方位だとかいろいろと複雑な機構があるのですが基本はこんなところです。
とあるのですが、大きな風船のほうが圧力が大きいので大きい風船から小さい風船へ空気が流れるのではないかと思うんですが、そこらへんを説明してもらえませんか?
A 回答 (3件)
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No.3
- 回答日時:
質問者様、それから「inara1様」は、大きな間違いをされておられますね。
圧力というのは「単位面積あたりの力」ですので、小さい風船の方が圧力は高いのです。したがって
<小さく膨らませた風船と大きく膨らませた風船をチューブでつなぐとどうなるか?小さいほど表面のゴムが空気に与える力が強いので、小さい風船から大きな風船に空気が流れていきます。>
は正しいのです。
これって知恵袋の回答でしょ。
この方の回答履歴をご覧になってください。
偉大な方です。
これしきのことを間違えるような方では無いようですよ。
参考URL:http://nanoplanet.weblogs.jp/blog/2009/08/2-3-7c …
No.2
- 回答日時:
「オストワルドライプニング」または「オストワルド熟成」ともいいます.微結晶と粗大結晶が共存する場合,微結晶の方が溶解度が大きいため
(小さい結晶の方が溶けやすいため),微結晶が溶解します.溶けた分は原料として粗大結晶晶の成長に消費されます.「オストワルドライプニング(熟成)」は,微結晶が溶解する現象を指すので,「オストワルド成長」だと,オストワルドライプニングを利用して粗大結晶が成長する現象を指すのだと思います.お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
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