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ちょっと場違いかもしれないのですが、自動車のことですから、ここで質問させていただきます。

天皇陛下が移動の際に乗られる自動車って、
外国の高級車だと思っていたのですが、
先日、会社での雑談で日本の車だという話が出ました。

しかし、どこのメーカーのなんと言う車なのか
誰も知らないままになってしまい、
なんとも気になって仕方がなくなってしまいました。

ご存知の方がありましたら、教えていただけないでしょうか。

それと、ここより他のカテゴリーで聞いた方が良いという
意見がありましたら、教えてください。

A 回答 (11件中1~10件)

 御料車の専門家って???とゆぅ感じですが、自動車の研究を生業としておりまして、自動車史の研究も守備範囲なので、一応専門、とゆぅことで。



 御質問のクルマは、他の方の御回答の通り日産プリンスロイヤルですので、ここではちょっと補足を。

 プリンス・グロリアは、西陣織りシートや無段階速度可変ワイパを装備しているなど、当時セドリックよりクラウンより更に高級な国産最高級車で、一方スカイラインGT-Bは、国産最高性能のGTカーでした。
 プリンスはその後日産と合併したワケですが、日産はプリンスの高級車作りのノウハウを吸収して御料車『ロイヤル』を、高性能車作りのノウハウを吸収してR380や「ハコスカ」GT-Rを完成させました。

 このクルマは、リヤドアの後方にクォーターウインドゥがあり、後席の乗員の頭部はリヤドアのウインドゥ位置では無くリヤクォーターウインドゥの位置に来る(即ち、リヤドアを開けてもリヤシートの座面が見えない)とゆぅ、正統リムジンレイアウトをとっている唯一の国産車です。
 現在このクルマは部品供給以外は行われておらず、追加生産や新型開発の話はない様です。恐らく現在(平成)の陛下御夫妻は、主にセンチュリーの特別仕様車を御乗りではないかと思われます。

 尚、ついでに。
 昭和天皇はkaz niki様御指摘の様に戦時中ベンツに御乗りでしたが、これにもちょっと補足です。
 このベンツはヒトラーから送られたグロッサー・メルセデスとゆぅヤツです(当時のベンツの最高級グレードは今日の様なSクラスではなく、Kクラス、通称「グロッサー」とゆぅ車型がありました)。
 このクルマのボディは日本で荷装されたモノでしたが、何と竹の骨組みに漆で麻を積層するとゆぅ、すごい作りでした。(樹脂=漆をファイバ=植物繊維で補強するとゆぅ、天然素材のFRPです)。
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この回答へのお礼

お礼とポイントが遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。

みなさん大変参考になるご意見で、
できればすべてにポイントを差し上げたいほど
だったので、今まで悩むというより、
逃避しておりました(苦笑)

loftybridge様のご意見が、具体的で興味深かったと
判断させて戴いて、代表してお礼とポイントを
受け取ってください。

お礼日時:2001/04/20 23:24

皆さんが書かれてるのと同じで「ニッサン プリンス ロイヤル」です。


A30グロリアをベースに天皇家公式行事用製作。
鋼版ボディ・二重ガラスのウインドーを採用して、エンジンはプリンス製6・4  
V8OHVを搭載。時速8km/hのパレード走行でもオーバーヒートしないという。
ミッションはボルグワーナー製 3速AT。
タイヤはブリジストンの特製で、当時開発費に2億円かかったといわれてます。
合計6台が作られたが、一台は昭和天皇崩御の時に霊柩車に改造されてます。

全長X全幅X全高:6155X2100X1770mm 車両重量:3200kg
エンジン W64型8気筒OHV6379cc
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聞いた話によると、プリンスロイヤルは7~8台(廃車になったが捨てられないものも含め)パッカード・ロールスロイス・メルセデスなど(他にも数台)が、あるらしく、昭和天皇がご崩御された際の霊柩車は、当時の図面を元に特装されたもの(超短期間)らしいです。

あくまで、聞いた話です。
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プリンスロイヤルのこぼれ話で面白いものを聞いたことがあるのでちょっと。



あれは日産と言えどもR380同様完全なプリンス製で荻窪工場の試作部門で作られた物だそうです。
グロリア同様シ-トは西陣織りですが、そんじょそこらのもので無く『菊のご紋』模様で、これをふんだんに織り、最も体裁の良い部分だけを使ったらしいです。
当然、余り布が沢山出た・・・・・しばらくすると菊のご紋の布で出来たクッションが試作の現場に現れたらしく、それが会社の上層部にばれ・・・菊のご紋を一般人のお尻の下に敷くとは何事かっ!と大目玉くらったとのこと。

余り知られてませんがあのプリンスロイヤルは1台どころか10台前後まとめて納入されたもので、現在は部品取り車と走行可能車にわかれてしまっているようです。
昭和天皇がかなり危なくなってきた頃、日産は頼み込んで試作部に分解したロイヤル数台分の走行関係部品を運び込み、磁気を用いた微小クラックの完全チェックが行ったそうです。
いざ大嘗祭の際の長旅の最中、日産の誇りロイヤルに恥ずかしい思いをさせない為の親心だったようです。
(後ろをワゴン型にした霊柩車を製作する為だったって話しもありますが、実際作られたんでしょうか?)

ちなみに平成天皇はすっかりトヨタ派になりセンチュリ-にのっていますが、古株の日産社員の中には美智子妃殿下とのデ-トやテニスの足にプリンス1500ス-パ-を使われていた現天皇の学生時代を知るものも多く、かなり複雑な心境のようです。
日産なら苦しい今でも、天皇家用に、ということになればオ-テック使って特装車くらい用意するでしょうしね。天皇用でもセンチュリ-出しちゃうトヨタって・・・あの割りきりが日産との収益の差なんでしょうね。
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昭和天皇は、昔メルセデスにもお乗りになられていた様ですね。


確か、戦中から戦後すぐだったと記憶しております。

↓こんな本もアリます。
小林彰太郎:編 天皇の御料車
(株)二玄社 1993.6.30
18×25 仮綴じカバー 127頁
定価1800円(本体1748円) <C6>

天皇が愛乗する専用特殊自動車の変遷史。世界でも類例のない皇室占有車
:ニッサン・プリンス・ロイヤルに関する詳しい開発記が中核。
既発表記事の加筆再録を含む。
巻末に各国元首の専用・愛乗車の一覧あり。

執筆:小林彰太郎、増田忠、森典彦、高島鎮雄ほか

参考URL:http://www.arrows.ne.jp/marble/library4/1116.htm
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直接天皇が乗るかどうかは見たことありませんが、TVでトヨタセンチュリー、日産プレジデントは見たことあります。

どちらもVIPが乗るというコンセプトにつくられたものでセルシオやシーマよりも格が上の、まさに日本最高級車です。
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明仁さんの車は今はどうか知りませんが、以前は他の方が述べているように、「日産プリンスロイヤル」と聞きました。

腕利きの職人が板金を打ち出して作った、言わば、日本版の「ロールス・ロイス」だそうです。

昭和天皇は、色々乗っていたようですが、私がたまたま見たのは、黒の「ロールス・ロイス」です。高校生の時靖国神社の横をジョギングしていたら神社の参道を走って行くのが目撃されました。天皇には感心がなかったので、そのまま見送っただけですが、同級生の一人が最後まで着いて行ったところ、車から降りて、帽子を取り周囲に会釈していたそうです。「The Beetles」の武道館公演の頃だから1966年前後です。
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今上天皇がまだ皇太子であらせられたころ、経緯は知りませんが合併する前のプリンス自動車の「プリンス」を選ばれ、新聞紙上でもかなり大きく取り上げられていました。



たしかご成婚の前で、下々の我々はプリンス自動車は名前で得をしたなどと戯言を言った覚えがあります。
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皇室には何種類かの車があります。

もっとも格式が高いのは、プリンス(現日産)のプリンスロイヤルです。
日産からメカニックが1人きており定期的に分解整備をするそうです。30年以上前の車なのでまだ使っているかどうかは、さだかではありません
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トヨタのセンチュリーの防弾仕様です。


今の最新のセンチュリーではなく1つ前の型だったはずです。
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