プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

大学のサークルでB♭クラリネットを毎日吹いています。
以前、先輩のリードを吹かしてもらったときにとても鳴りやすかったので、先輩にリードについて聞いてみたところ、「リードを育てている。」とききました。そこで自分も先輩に聞いたやり方でやってみたところなかなかうまくいきません。むしろ、リードが変に振動しているような気がしたり、きつい音のするリードになってしまいました。

先輩に教わった育て方
リードを開けてから最初の1週間は毎日1回、最低音から1オクターブ、ロングトーンをする。その後は、徐々にふきならしていく。そのうち吹きやすく、よく鳴るリードになる。

これは、みなさんから見ると賛同できるやり方ですか。
また他におすすめの育て方があれば教えてください。
自分の失敗した原因なども予想できれば教えてください。

A 回答 (4件)

こんにちは


 まさに今、並クラとエスクラとアルトクラのリードを育てています(コンサートとエキストラ用)。
 方法は、質問者さんが先輩から教えていただいた通りで大体同じです。

 もし、先輩の教えて貰ったとおりにしているなら育てられるでしょうけれど同じにならないとすると..
 質問者さんが失敗した原因は我慢が足りない(結果を急ぎすぎる)ようなテンがあるのかなと思います。 気長に半年ぐらいは付き合ってください。
 夏に鳴りにくいリードも冬には良くなったり、逆に冬に鳴りが悪かったリードが夏には良くなったりする経験はしました。

 リードは最初は短い時間だけ吹き込みます。これはロングトーンに近いです。低音を中心に吹くのはリードを適度に湿らせ馴染ませる目的です。1枚2~3分ぐらいmfぐらいで吹いていますね。 1週間ぐらいで音が変わってきますがキツイ音がしたり変な振動をするものもありますが気にしないで1ヶ月間続けます。 10枚吹いたときに吹き心地が強いリード弱いリードが頻繁に入れ替わる間は新しいリードが安定していないと感じています。
 また、時々リードの表面をティッシュペーパーで植物の導管と呼ばれる水の通り道を埋めるように磨いています。 また音質はよいけど鳴りが悪いリードは、反っていないか確認し反っていたらリード・リサーフェイサー(目の細かい紙ヤスリを平らな堅い板に張ったのと同じようなもの)で平らでなくてはいけない裏面を調整しています。 平らなリードは、だいたい鳴りがよいですよ。

 先日某HARD-OFFという、いろいろな中古を扱うお店のジャンク品コーナーの箱の中で旧パッケージの(つまり古い)ヴァンドーレンの3半リード青箱が一箱があるのを見つけ¥840で購入しました。
 元々のリードの原材料であるケーンの当たり年だったのか音質も良く1ヶ月で使えるリードになりました。
 完全に個人的印象ですが入荷して買ったばかりのリードを育てて早い時期に良いリードに育ったという経験があまりありません。一方、入荷してから売れ残ったリードのようにある程度時間が経過したものの方が良かった経験が多かったような気がします。
 最近の新しいリードは、製造時のコンディションのまま輸入されているようですが、ある程度の期間は日本の環境に慣れさせるシーズニングが必要なのではないかと感じています。
 また保管には湿度をコントロールできるリードケースは有効かなとも思います。お高いので私は買えませんが(;_^)
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この回答へのお礼

結果を早く求めすぎていた気がします。
平らなリードのほうが鳴りがいいことはいままで意識していませんでした。
とても参考になりました。
ありがとうございます。

お礼日時:2009/11/05 00:35

意味ないと思います。


リードのなりよさなりにくさとかは、はじめからある程度決まっています。その後にどうこう操作しても、最初の個体差を超越できるような事態にはならないと経験上感じます。
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クラリネットを吹いて十数年になるものです。


私も質問者さんの先輩やNo.1さんのようにリードの吹き始めには気を使っています。

開封したてのリードは、保存のためにしっかりと乾燥してあるため、そのままでは演奏に向きません。そのままで演奏しやすいリードもありますが、水分を含む毎に性質が変わるため、演奏の安定が得られません。ですので、まずはしっかりと水分を含ませて戻した状態でリードの良し悪しを判定する必要があります。

このときに急激に水分を含ませたり、リードが硬い状態で長時間演奏でのストレスを与えると、平らな面が反ってしまったり繊維が傷んだりということになります。このため、ゆっくりと水分を与え、だんだんと吹き慣らしていく、という段階が必要になります。

個人的な手法としては、まずは開封したリードを清浄な水で濡らした後すぐにしっかりふき取る、これを毎日1回1週間ほど。それから音出しを一日1回5分以内程度でこれも1週間程度、ただしシャリュモー音域(レジスターを押さない)のみ。その後は全音域吹きますが、これも2,30分程度で1週間。これくらいの工程で育ててます。もちろん全てのリードは使えません。吹き始めで3割ほど、時には半分ほど、そののちも調子を見つつ取捨選択し、最後まで残るのはいつも2割程度でしょうか。ここ一番(コンクールやオーディション)の際は4箱くらいいっぺんに開けて2~3枚を準備してましたが。(^^;

削るのは始めは失敗することの方が多いので、使えないリードが使えたらラッキー、くらいで始めるのが良いと思います。先端2,3mmは微妙ですので、目視で明らかに厚さが異なる場合以外は触らないほうが無難です。陽にすかしての中央部のカーブの芯が中央に来るようにしたり左右の厚みの調整がとっつき易いと思います。私は耐水ペーパーの800番を用いています。No.1さんもおっしゃられている裏面の調整ですが、私はケント紙を用いてます。平らな面(私は専用にガラス板を用意しています)にケント紙を当て、その上でリードを10~20回程度こすります。削るというよりは目止めしている感覚です。

オーボエほどではないと思いますが、リードの管理は演奏者の力量の一部となってきますので、今のうちにいろいろ試行錯誤して自分なりの方法を確立しておくと先々の苦労が減ります。^^
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この回答へのお礼

具体的な育て方を教えていただきありがとうございました。
実践してみようとおもいます。

お礼日時:2009/11/05 00:29

私は何人かのプロの先生のレッスンを受けまてきて、今現在私自信もレッスンをしています。


レッスンを受けたとき、最初にやるのはリード、マウスピース、リガチャーなどの選定、育て方などを教えます。それだけこの3点はクラリネットにとって重要なものになります。管全体の8割がここで決まるといっても過言ではありません。
私もリードは基本的に育てるものだと思います。リードの体質はそう変わらないものの、アンブシュアや息使いなどがリードに影響されて、レベルアップしてゆきます。つまりリードを育てるというよりも、リードに育てられているのかもしれません。
そうなると、最初のリードの選定が重要になります。大事なのは使えるリードを何枚もっているか?が大切です。「下手な鉄砲数うちゃあたる」ではないですが、多くのリード育ててゆく中で、いいリードに出会える確立が増えてきます。最低でも5枚は必要でしょう。
また日によって口の状態も変化しますので、1枚のリードが昨日よくても今日は駄目だというケースもあります。ようするにロングトーンをやるときに、リードの試し吹きをして、その日ナンバー1のリードを曲や合奏で使うようにして、最終的に本番用のリードを決めてゆく、それがリードを育てるということだと思います。
はじめから吹きやすいリードを選ぶのではなく、買ったリードはあるていどは、全て吹き試してそだててゆくことが大切だと思います。吹きやすいのばかり吹いていると、そのリードでしか演奏出来なくなりますので、そこは要注意です。
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この回答へのお礼

本番リードを決めてゆく考え方は本当に参考になりました。
ありがとうございます。

お礼日時:2009/11/05 00:27

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