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 現在、教育について調べています。
 ズバリ、今の日本の教育で 問題にされていることは何でしょうか?
 
 大きな質問を、このようにどっかり投げかけてしまうのも、微妙な質問の仕方かもしれませんが、調べるとっかかりとして、ここに載せさせていただきました。
 
 ○ゆとり教育の是非
 ○奉仕活動 よしあし?
 ○学力をどう取り戻すか
 ○あれた学校が多いなど・・

 そういったところでしょうか・・・。

 ご存知の方がいらっしゃいましたら、よろしくお願いします!

A 回答 (5件)

政策者側の問題



責任の所在がはっきりしていません。だれが、どこが、責任を取るのか明確ではありません。たとえば、現在、新学習指導要領が一部先取りされ、今回大幅に後退した「ゆとり」教育ですが、昔、旗を振った人は誰なのかはっきりしません。旧文部大臣でしょうか。
「ゆとり」が後退したのは、それが間違っていたということでしょう。「ゆとり時間」を削減し、教科学習の時間を増やしたことは新指導要領ではっきりしています。
つまり責任を取る必要がないので、ころころと変わります。

現場の問題

これは学校の先生が中心となります。学習指導要領で縛りをかけられていて、そのなかでの行動となります。逆に言えば、多くの先生は指導要領から逸脱しないようにしています。一部の先生は、世間を騒がし、このサイトで保護者の方々から疑問を投げかけられて、普通の「おじさん」「おばさん」たちであることに、改めて気づかされます。

もう一つは、競争原理が全くといってよいほどはたらかない世界です。つまり、大半を占める公教育において、優秀な先生をトレードできない仕組みになっています。トレードやフリーエージェント制を導入したら、先生方も張り切るのかも知れません。予算の関係もありますが。いわゆる「ダメ教員」は退場していただく仕組みがありません。一部の先生に対して、国民の税金が無駄遣いされているのが問題でしょう。

保護者側の問題

現代では、多くの保護者は学校の先生を「尊敬」する対象とはしていないでしょう。先生も保護者も大卒など同じレベルになり、当たり前の世の中となりましたから。「聖職」「全人教育」は死語の世界となりました。
受験の相談も、学校よりは塾(予備校)を信頼する保護者や生徒がほとんどでしょう。
それなので、保護者の方々に言葉で「学校の先生を信頼して」と言っても無理でしょう。
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この回答へのお礼

誰が、悪いというわけではなく、
それぞれの立場で、いくつもの問題があるようですね。

三つの観点から整理していただきありがとうございました!
とても分かりやすかったです。

お礼日時:2009/11/13 22:29

挙げられていない問題点としては、


学校の組織作りや組織のあり方も考えられます。

競争原理の導入や不的確教員の排除は、『教員のアタリハズレ』に端を発します。
これは、学校が組織として生徒にあたっているのではなく、
個々の教員が自己流で、時に場当たり的に生徒や保護者に相対していることの裏返しです。

例えば、ある課題や問題にたいして、判断や対応の基準、裁量の範囲が明確ではありません。
監督にあたる行政も、特に生徒に直接相対する問題ほど明確な結論を出しません。
よく聞くパターンが、『個々の実情に応じて、柔軟に対応する』ですが、
実態としては、現場に判断を丸投げした結果、場当たり的な対応を繰り返すわけです。
民間企業の、例えば営業で言えば、裁量や権限の範囲も定めず
営業資料どころか仕切価格も知らされず、ただ仕事をとってこいというようなものです。
現在の学校の問題の多くは、こういった不備を改善することでも解決できるでしょう。

個人的な意見(解決に向けた方法)ですが、
学校教育の目標、そのための達成すべき項目(達成基準)、その手段や手法、
そういったものを整理し直して、教育サービスの最低水準を保証し、
それを達成するための組織作りや人材育成について、民間企業をも参考に再編すべきでしょう。

例えば、教育実習なんて極論すれば不要です。
試用期間が1年あるのですから、それでみっちり研修すれば良いのです。
授業は、学科選抜を通ってきていますから経験を積めば上手くなります。
むしろ、声で児童や生徒を制止する訓練(安全管理上絶対必要です)など、
教員としての基本的な振る舞いを身につけさせる方が重要です。

教材準備などの訓練を積み、ベテランの授業補助を通じて学ぶ。
保護者との懇談を一緒に行い、組織の一人として毅然とした判断を下す。
そういった訓練を積んで初めて、教壇に立てるようにすべきでしょう。
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この回答へのお礼

学校が、「公」であることによる、弊害ですね・・。
論点がわかりやすかったです。
どうも、ご回答ありがとうございました!

お礼日時:2009/11/13 22:27

学校教育においてであれば、以下の点です。


・向学心を持たせる事
・何のために学ぶ事が必要か、目的観を持たせる事。
学ばなくても人間は生きていけますが、それでは昆虫と大差無い。

・もっと開かれた「場」に変えていく事。情報公開など。
従来の教職課程だけでなく、社会人からの転換。所謂、現代社会にもま
れた人間の登用。大臣を民間人から選ぶ事もあります。それと同じ。

・可能であれば、教育機関の行政からの独立。時代の変遷に左右されない
部署の設立。但し、これは教える側が大きくレベルアップしないと、衆愚
政治の温床のようになる可能性があります。

・教員資格の改訂---教員免許更新制、さらなる厳格化を。現場に不必要な
ウンチクではなく、現場での研修を重視。

例えば、君が代斉唱を拒む教師がいます。彼等はそれを自由という理由で
自己正当化していますが、社会で生きる以上ルールを守る必要がある事を
彼等は生徒に教える資格がありません。教育者以前に社会人としても
失格です。

学校教育以外としては、サポートの場を拡充する事が必要ではないかと
考えます。具体的には俺も分かりませんw 人を追い落とすための勉強
ではなく、拾い上げるための教育を。

最後に、生徒のためと謳うのであれば、小中学校の敷地内の全面禁煙は
標準化した方がいいでしょう。
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この回答へのお礼

すばらしい教員がたくさんいることは、知っています。
ですが、たしかに、問題のある学校の先生も、いるようですね。
それが、問題になるのは、「独占企業」のような状況になっていることだと、皆さんの意見を聞いていて、だんだん見えてきた気がしました。

どうも、ご回答ありがとうございました!

お礼日時:2009/11/13 22:30

○学力をどう取り戻すか



 1980年代以降、文部省は高校の教育内容の削減政策を行った。現在、高校の理科の科目は、伝統的に物理、化学、生物、地学に分けられていた科目を13科目に細分化して、そのうちの2科目を選択すればよい。さらに、以前は、大学入試で理系、文系に関係なく理科、社会で6科目履修し3科目か4科目の受験であったが、センター試験では 社会、理科はそれぞれ1科目、二次試験では、国立大の場合、理系に、社会無し、理科は、2科目、文系に理科無し、社会2科目となっている。地方の国立大、私立大等は、学生募集の関係で更に受験科目は少なくなっている。高校でも受験科目に合わせて勉強することになり受験に関係のない科目はおろそかになっている。

 従って、高校で履修しなかった科目の場合、大学に入ってもその科目の知識水準は中学レベルである。立花隆氏の著書によれば、東大の理科二類は農学、三類は医学部への進学コースであるが、生物を学んでこなかった学生は約4割に達する。生物が中学レベルの学生がバイオを学んだり、医者を目指すことになる。東大でも生物の補習授業が行われている。機械系の学生がニュートンの力学を知らないようなことも生じている。

 1980年代の教育システム変更後、約30年経過、専門以外は中学時代のレベルの知識しか持たない人間がそれぞれの分野で中核な人物になりつつある。専門以外は中学レベルの教授も出現しているだろう。そのような教授に教わった学生が卒業して小学、中学、高校の教師になる。すでに、学力低下の連鎖反応が生じている。また、卒業する学生の割合、米国2割、ドイツ3割、イタリヤ6割となっているが、日本の場合はかなり甘く、学生が勉強しない、学力低下の原因になっている。

 早急な教育政策の見直し、入試制度の改革等が必要である。
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この回答へのお礼

学力を取り戻す方法というのも、非常に重要な論点ですね。
仕組みを変えるというのは、確実に重要なことだと思いました。

どうも、ご回答ありがとうございました!

お礼日時:2009/11/13 22:31

○ゆとり教育の是非



別にいいと思いますけど。賛成でした。もう終わったことだから今さら言っても仕方ないけどね。
総括すると、問題はそれ自体じゃなく、その先の高校教育や大学教育や社会教育にあったんじゃないかと思います。
例えばモデルになった北欧では教育は無料だけど大学進学率はそんなに高くない。
それは国民全体が、「税金を使う以上やる気のある人だけが行くべきだ」と考えていることと、またそういう観点からレベルに達してない生徒・学生には平気で何年でも留年させてしまうからです。
だから子どもは自由だけど、一方で覚悟や試練のようなものを必要とされる。
日本はどっか寝てても享受できる社会保障的価値観で進めてしまったし、大学側にも意図が伝わってなかったと思う。よく「○レベルに達してない」とか大学の先生が言ってるけどそれは当然で、
そういう「昔の教育」から脱却しましょうと言うことで、子どもは興味や自主性を持ちましょう、とやった。今の中高年が英会話やパソコンが出来ないように、今の子は日本史や読書や微積分が苦手なわけです。
それを自分の英語力を見過ごして「最近の子は」とか言うのはおかしいということ。
青少年の犯罪行為にしても、今の老人はアジアで人を殺したわけでしょう。国を守るために立派な行為だった、とはなかなか言えないですよ絶対に。
地上戦やったのは沖縄だけだし、そこで民間人を平気で見殺しにしたわけです。国を守るの国ってのは土地と民間人でしょ要は。
でも結果、子どもや女性や老人が多数死んだ。殺したのはアメリカだけど、関節的に殺したのは日本ですよ。軍部や天皇に責任があると言っても殆どの日本人は手先になって銃を撃ってたわけですから。
オウム事件で「教祖が言ったからやった」って人が多数死刑になったけど、同じ理屈なら日本人の多くも死刑なんですよ。あとで騙されたとか嫌々だったとか言ってもやったもんはやったわけだし。

中高年も革命だとか言って警官を殺したし、仲間をリンチで殺したわけですよね。
もちろん理由はあったと思うけど、そういう総括もせずに、責任も取らずに最近の子はどうだこうだって言うのはおかしいわけです。
過去回帰ってのは変だと思います。

ゆとりは文科省主体でむしろ日教組は反対だったわけですけど、スコア的にはそんなに変わってないんです。それを100人中いったい何人が分かってて「学力低下だ」って声高に言ってるか疑問ですね。
そもそも数ポイントしか下がってない。昔の子が80点取ってたのが75点になったと。これで本当に学力低下なのか?と思うんです。
もっと言えば1位だったのが、3位になったとか10位になったってあるけど、スコアを見れば下がってない。
じゃあどういうことかと言うと他国が上がってるんですよね。
韓国とか中国とかインドネシアとかベトナムとかシンガポールとか。
もの凄い勉強させて、スコアがどんどん上がってるんです。彼らのモデルは間違いなく20年前の日本ですよ。
だから僕が親やマスコミに言いたいのは「じゃああなたは学力世界有数の韓国やベトナムでお子さんを教育したいのか?それで幸せになれるのか?それで大成できると信じられるのか?」ってことですよ。
彼らがアジア各国に移住してそこで何かしたいってことはまず無いと思うんです。ただ順位が下がった、スコアが気に入らないと言ってるけど中身は何も見ていない。

出来ることはあると思うんですよ。学力についても公立高校の入試問題や東大入試を見れば今のレベルは分かる。そんなの書店行って2,3000円出せば買えるし、それでああ、こんなもんなのかと思うかやるじゃないかとなるかは数時間で分かってしまうんですよ。
荒れてるかどうかは地域のイベントがある時に学校に行けばいい。本当に荒れてるかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
でも10人いたら9人はそんなものもしないで、
「なんとなく」且つ「間違いないと言った口調で」教育問題を話すんですね。マスコミもそうなんですから変ですよ。

今やってる覚せい剤なんてのもそうです。
子どもがやってるイメージが強いけど、実際は検挙率が1番多いのが30代、次いで40代ですよ。本来は大人への啓蒙が必要なのに全然無い。
それで子どもにばかり啓蒙して子どもが事件を起こすと問題にする。
そもそも麻薬絡みでは、年に2万人ぐらい捕まってるし、そういう意味で酒井法子が使用してたことは、異常でもなんでもない。
事件性が高いというだけで異常なことのようにマスコミも市民も警察も躍起になる。
で飽きたらなかったように次へいく。
でも彼女が捕まる前からそういう問題はあったし、今後もなかなか減らないと思われるわけです。
彼女をスケープゴートにしたところで麻薬犯罪は増えたり減ったりしないわけです。

市民1人1人は、権限は無いけれどちゃんと調べて、言葉には責任を持たないといけないんですよ。
鵜呑みにしてそのまま話すのは頭が悪いと思うし、倫理の面から言っても間違ってる。
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この回答へのお礼

非常におもしろい点だと思いました。
怠けていても、進級していけるのであれば、合理的に考えれば怠けますよね。
非常に重要な点ですよね。
それがあるから、大人は頑張る(はず)んですものね。

どうも、ご回答ありがとうございました!

お礼日時:2009/11/13 22:33

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