プロが教えるわが家の防犯対策術!

二次試験で使うような現代文は読んでると突然ごちゃごちゃになってしまい全体的に何を言ってるのかがわからなくなってしまいます。

解答解説などできちんと整理された文章構成を見たらすんなりと理解できます。
解答解説みたいな文章構造を頭の中で作れるようにしなくちゃいけないのだと思うのですが、どうしても途中で迷子になってしまいます。

ちなみにセンター試験の文章はきちんと読めます。(いままでセンターの現代文ができないと悩んでましたが、それはあくまでマーク模試の問題であって、実際に赤本の問題をやってたら案外文章が簡単で驚きました。でも模試の文章あたりのレベルから自分は躓いてしまいます。現代文の点数はだいたい34/50あたりです)

文章が読みづらいので読むスピードが遅くなってしまう→読むのが遅いので後半になると前半のことをわすれる→嫌になって眠くなる・・・と最悪な状態になります

コツとかよりも慣れるしかないのでしょうか?
読みなれてる人は、難解な文章でもすらすらと頭の中で構造を作れるものなんでしょうか?


語彙力を付けるために評論のキーワード集みたいなのも勉強しましたがあまり効果はなかったです。

A 回答 (11件中1~10件)

 大学生(1.2年生)を対象にした、少し上級な話。



第一回 論述問題とは何か
 まず、論述問題は問題文を確実に読むことに始まる。だから、前回こういった。
 作者の主張が色濃いのは、段落の始めと終わりだ。真中は説明。
 問題文全体を一読しろ。

 それは、誤解して解かないためだ。つまり、作者の主張を正しく読むには問題を読む前に本文全体を一読する事。

 論述問題の書き方。(相手の主張の要約→自分の意見→その根拠や理由を述べる)である。

 相手の主張の要約
 点線部を含む段落全体をまとめる。あるいは、直前の段落や文章から読み解ける点線部の意味を書く。それは、問題によりけりです。

 自分の意見
 作者への賛否を書く。

 根拠や理由
 問題文の人物の描写や行動から、読み解く。自然描写や風景から、読み解く。だから、文体の描写から読み解けることを根拠に使う。自分がその文章で感じられる、イメージや想像できることを書く。

第二回 小説の構造理論
主人公 一人称。主人公を中心に描く。
その他登場人物 三人称。ある段落のみの主人公。

 一人称か三人称か
一人称 ぼく 私 あたし
三人称 彼 彼女 彼ら 先生 医師 牧師
 つまり、人称の問題

 小説の神話的構造
ミステリー
 最後で、犯人は罪の意識が強くなり反省する態度に転じる。

歴史
 罪を憎んで、人を憎まず。つまり、サスペンスでも検事系はそんな一般論をいう。

医療系
 ブラックジャックに見られる天才医師の見事な手さばきや腕前。それと挫折。

 つまり、小説を読めば構造で神話的手法みたいな方法や、伝統的手法が分かるようになる。

第三回 それだけは読もう 文学史
太宰治 斜陽
太宰治 人間失格
太宰治 ヴィヨンの妻
太宰治 惜別
太宰治 津軽
太宰治 晩年
太宰治 グッド・バイ
太宰治 きりぎりす

 つまり、太宰は二次試験で毎年出題する大学が必ず一校はあります。
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>解答解説みたいな文章構造を頭の中で作れるようにしなくちゃいけないのだ



頭の中で新たな文章を作る必要はありません。
書かれているものの要約をメモすればいいのです。

センターの問題か二次の問題か
新聞の文章か現代文の文章か

そういうジャンルの違いも無関係です。
試験に出るような文章というのは
段落ごとにきちんとしたキーワードがあります。

この段落では何を言っているのか?
文章の上にでもメモをしていけばどうでしょう。
意外と簡単ですよ。
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まず、入試の現代文とはどういった文章なのか。


おそらくあなたが言われているのは論説の問題についてだと思われます。
こういった文章は小説などの物語とは違い、筆者の言いたいことが明確に文章の中に入れられているのです。
ではあなたが筆者だとして、読む人に効果的に伝えるにはどういった文章を書けばよいのでしょうか。
おそらく以下のパターンで文章展開するでしょう。

1、話題提供
(例:近年、国公立二次試験での国語が苦手な若者が急増している。)
2、主張、問題提起(疑問形式で主張される場合もある。)
(例:それは現代社会全体の日本語力の低下を意味しているのではないだろうか。)
3、具体例
(例:日本全国の国公立大学の入試傾向の移り変わりとしては……)
4、結論
(例:これからの社会を担う若者を育てるためには、まずは義務教育課程での日本語力の再構築を考えなければならないであろう。)

中には一風変わった文章もあり、そういったものを好んで出題する大学もあります。
しかし、論説文の基本はこの4つ。話題、主張、具体例、結論。
慎重に読み解けば、どんな文章にもこれらの要素が入っています。
論説を書く場合はこの要素からアブストラクトを作り、肉付けしていくのですから当たり前です。
大学側が主に問いたいのは、複雑に論述が展開された文章でいかにこれらの要素を発見できるのか。
つまり、裏を返せばその他の肉付け部分はさほど重要でないということになります。

ではこれを踏まえたうえでの効果的な文章の読み方。
具体例、肉付け部分は読み飛ばす。
これさえ慣れればどんな文章でも一定以上の実力が発揮できます。
なぜなら、時間切れという最悪の事態に陥らないから。
センターはできるのに、国公立二次の現代文はできないと言っている受験生の多くは、文章の構造を把握せずに馬鹿正直に読んでいきます。
それはセンター試験の問題に慣れすぎたことが大きな原因です。
センター試験では、文章を大きく数ブロックに分け、それぞれの部分で問題を作ります。
そのためすべての文章を読まなければ回答できないようになっているのです。
国公立二次では筆記なので、要約や論述が求められます。
その際に具体例は必要ありません。
ですので国公立の問題ではじゃんじゃん読み飛ばして読んでいきましょう。

具体例は、筆者の主張が分からないときに役立ちます。
具体例とは主張の言いかえですので、どうしても主張部分がよく分からないときには読むようにしましょう。
その部分が問題に出されることもあるので、そういったときも読まなくてはいけませんよ。

はじめのうちは主張だと思えるものに線を引きながら読んでいきましょう。
いきなり国公立二次の過去問で実践するのではなく、まずは今まで間違えたセンターや模試の過去問の復習から試す方がいいと思います。
最後に文章の要約をして、先生に添削してもらうと二次対策にもなります。
慣れれば線など引かずとも主張が分かり、どの部分が問題に出題されるかなども分かるようになります。
一歩一歩こういったことから始めれば、現代文の基礎力は格段に向上するはずです。
頑張ってくださいね。
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センター模試なら解けないが、センター過去問なら解ける。


私のように、センター試験のみです、というのならそれで良いです。
でも、二次があるわけで、問題なのは学力、基礎学力です。
その基礎学力では、難関大学の問題はおろか、おそらく入試標準レベルの問題にも手が出せないハズなんです。
それが拙い、と言っていたのですが、きちんと理解できていたでしょうか。

まさか、センター対策と称して、過去問をやる前に、「予備校等の模試の過去問集なんぞ」に手を出してないでしょうね。
痛い目に遭って判ったと思いますが、模試と過去問は違います。
傾向を掴むのに、模試や模試の過去問は無意味です。
模試というのは学力が測れれば良いのですから。
感触はどうしても違うでしょう。
センター本番ほど思い切った問題は出せないと思いますんで。
模試の過去問なんぞに手を出しているのであれば、出口でも板野でも田村でもやった方が、余程伸びます。
センターはクリアできてもセンター模試はクリアできない程度の学力しかないわけです。
当然、MARCH辺りにも全然届いていない、ということになりそうです。
基礎学力の不足ですから、基礎学力を身につけることがまず肝心でしょう。
センターは基礎ですし、出口や板野や田村の問題集を使えば基礎の演習は足りるでしょう。
センター現代文の場合は、それから過去問でしょう。
模試の過去問にまで手を出している暇があるのかどうか。
センター直前に暇になればやればよいと思いますが。
当然二次を考えるなら、基礎を終えたら徐々にレベルアップです。

> 読むスピードが遅くなってしまう→読むのが遅いので後半になると前半のことをわすれる

英文を読むとそういうことがもっとありますね。
いえ、私の学力なら、ですが。
慣れと言えば慣れですが、基礎学力がない人に慣れですとはちょっと言いにくいですね。
基礎学力+鳴れですから。
片方に(まぁ両方でしょうが)間違いなく問題がある場合、それを解消するのが先です。
大学入試は人を選別しているのです。
基礎学力が無くて混乱する人はお断り、と大学から言われているのです。
なお、現代文は、闇雲な勉強をする人が多すぎるために、殆どの人が伸びてない科目だと思います。
慣れねぇ。
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 大学生や大学院向け(主に大学1・2年生)を対象とした国語や現代文の話をします。

高校生や予備校生には難関な話をします。つまり、大学生以上でないと私の話全く分からない理屈の話になります。

第一回 国語の読解法
 日本語を正しく読むためには、安い文庫小説を多読した方がいい。例えば、400円以内では次のような本がある。
太宰治 人間失格 集英社文庫
太宰治 斜陽 集英社文庫
太宰治 走れメロス 集英社文庫
宮沢賢治 銀河鉄道の夜 集英社文庫
夏目漱石 こころ 集英社文庫
夏目漱石 三四郎 新潮文庫
夏目漱石 坊っちゃん 新潮文庫
 以下の出版社が新本の最安値です。近代文学の小説を全文読めば、文学的センスが生まれます。
 とにかく、小説を読みなさい。特に近代文学を読みなさい。大学生は金がないのだから、安い文庫を読みなさい。バイト代は下宿費や交通費や食料費や生活費にまわしなさい。いくら節約して本を大量に集めても、自身が健康でないと病院での治療費など思わぬ大出費になってしまう。だから、安い本を多読せよ。特に文科生(文学部生)なら。
 とりあえず、原文を知れば国語の入試問題は楽になる。

第二回 大学受験国語の考え方
 国語の問題の基礎。傍点線の部分の意味や解釈に関する問題は直前や直後の節や段落を読んで考える。また、段落始めと段落の終わりは特に論者の主張が色濃く書かれている。つまり、段落の真中は説明。

 選択肢の問題の解き方が消失法を使う。選択肢は明らかに間違っているものから消していく。大抵、解釈の問題で難しくなるのは2択に絞れた時。そこで、文章の前後であり得ると思う方をマークせよ。つまり、的外れな回答が5択なら3択あると思え。ただし、明らかにそれしか答えがないと確信した時は、時間短縮のためその回答を正解として仮定して埋める。

 論述の場合は、本文をしっかりと読んだ上で述べた方がいい。だから、試験が始まった直後は本文をまず一読してから、回答すべき。まず、慌てて回答する癖があるなら、まず冷静に本文を全て一読してから解く癖を身につけろ。つまり、慌ては禁物。

 それと解き方。分からない問題は後回しにする。時間制限があるから分かるものから先に解いていくのが基本。時間が余れば、分からない問題を解いていく。つまり、後回し戦略の方が点数的に有利。

第三回 国語問題の理屈
 まず、主に国語問題は
(1)テーマは何か
(2)論者の考えに気付くこと
の二つである。

 ただし、そんな理想や高尚な考えは持つな。大学受験は解ける問題から解くべきで、文学の永久のテーマなど考えるべきではない。だから、それは採点者の目だけです。
 受験は時間内に解けることを最優先すべき項目です。だから理想は説くな。

 後、国語が分からん奴は生まれて時からダメ人間で一生治らないは間違いです。ただ、読書習慣がなく勘が養われなかっただけです。だから、これから活字になれましょう。
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こんにちは



お使いの問題集の問題文が長いと思われるなら、短いものから始めるのがいいと思います。
英語の長文問題もそうですが、長いといってもせいぜい数ページなのですから、短いものがきちんと読み取れれば長いものも問題なく読み取れるようになると思います。
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>解答解説などできちんと整理された文章構成を見たらすんなりと理解できます。

解答解説みたいな文章構造を頭の中で作れるようにしなくちゃいけないのだと思うのですが、どうしても途中で迷子になってしまいます。

あくまで難関大2次についてですが、あれはむしろ迷子になるように構成されてる。レトリックが大事だから、1行ずつ掴んでいく。あっちやらこっちやらへ飛ぶし、比喩のくせに比喩になってないような面倒な表現が大好き。ちょっと流し読みすると迷子になるからしっかり掴んでいく。解説書いくら読んでも最初から掴むのははっきり言って無理だから、解いてくしかない。

読んで解いて解説読んで繰り返して。
国語ができない人は頭が悪いのだと言われる。
別に頭が悪くてもいいだろう。
要はそれを認識した上で、結果に結びつけるかだ。
自分より賢い人を嫉妬したり羨望するのは時間のムダと言うものだ。
量をやりつつだったら「現代文と格闘する 河合塾」とかも効果あるけど、「現代文を格闘する」を1年間欠かさず読んでもそれだけでは
スコアは上がらない。

コツはあるけど、分かるというのと出来ると言うのは違う。
分かるのは大変だし、出来るのはもっと大変。
逆接すればある意味分からなくても解ける。
最初は出来なくて当然だから2回目3回目で8,9割取れればいいやって思ってやりなさい。


例えばこれは魔球を説明してるけど、理屈として分かるとしてもやってみろと言われてすぐ出来る人はいない。
ディティールがあるし、その部分がコツだから。コツとは彼らプロが毎日必死に練習して、何年もかけて習得するようなもの。
「レトリックを掴め」と言うのも同様だよね。コツを意識しつつ、繰り返すしかないよ。
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#2さんや#3さんの手法は要するに、英語の「構文把握」と同じだと


思いませんか。以前あなたは「英語構文の勉強はできています」との
ことでしたが、私は「勉強はしたかもしれないけれど、できてはいない
だろう」とコメントしました。

英語の構文把握の方法が身についているのなら、「現代文を英語だと
思って読む」ことができれば、文意を把握できるはずです。古文も
そうやって読んでいる人は多いでしょう。

英語も国語も一緒だ、といったのはこんなところです。言語が何であれ、
文意を把握するには文の骨格を浮き立たせねばなりません。そのために
記号を使ったり表題をつけたりするわけです。白文読みできなければ、
レ点をつけるのです。数学で言えば、補助線を引くのです。
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二次試験が弱い



迷子になる

センターはなんとかなる

読むのが遅い

こつは何だ?

例えば質問者の文章のそれぞれのパラグラムに表題を付けるとこうなります。
表題を読めば、全体が分かります。

二次試験が弱く、それは迷子になるから。センターはそこそこなので読むのが遅いと思うが、こつは何だ?
というのが、質問文のまとめになります。

パラグラムごとに、自分で表題を書き込み、分からなくなったら、その表題だけをさっと読み返す。

ヘンゼルとグレーテルが、迷子にならないように、小石を残しておいて、家に戻れた。あの方法です。
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わたしも現代文の文章を読むのは下手なので、自分なりに方法を考えて今のところうまくいっている方法を投稿します


参考程度にどうぞ

文章にはたいてい「幹」となる部分が存在します
それは段落ごとに1つは少なくともあるはずです
そしてわたしは「ここだ!」と思った場合は迷わず線で囲みます

その幹には具体例を伴うことがあります
そこには「 [ ] 」の記号をいれて、最終的に幹についての問題に解答するときにはあまり参考にしない程度にします
ただし、幹に対する問題で、自分の考えがまとまりきらないときは具体例を利用して文章をまとめるのもいいかも知れません

また、幹と同じようなことを、遠まわしだったり、分かりやすくだったり、言い換える場合があります
そういう場合は一番自分が分かりやすいと思う幹以外の部分は「 ( ) 」でくくっておいたほうがいいと思います

線で囲って拾った幹の部分で文章の内容がある程度わかれば、この手法はある程度成功です
前半部分を読み直す時間は大幅に短縮でき、何を言っているかを確認するのも十数秒で済むはずです
この場合は「 [ ] 」「 ( ) 」でくくった部分は読み飛ばしたほうがいいです


あんま参考にならないかもしれませんが、試してみてください
誰にでも通用する近道は存在しないと思うので
受験一緒に頑張りましょう
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