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 民主党の小沢幹事長は10日、和歌山県高野町の高野山・金剛峯寺を訪ね、102の宗教団体が加盟する「全日本仏教会」会長の松長有慶・高野山真言宗管長と会談した。

 小沢氏は会談後、記者団に、会談でのやりとりについて、「キリスト教もイスラム教も排他的だ。排他的なキリスト教を背景とした文明は、欧米社会の行き詰まっている姿そのものだ。その点、仏教はあらゆるものを受け入れ、みんな仏になれるという度量の大きい宗教だ」などと述べたことを明らかにした。

 さらに、小沢氏は記者団に、「キリスト教文明は非常に排他的で、独善的な宗教だと私は思っている」とも語った。

 小沢氏の発言は、仏教を称賛することで、政治的には「中立」ながら自民党と古くからつながりのある全日本仏教会に民主党との関係強化を求める狙いがあったものと見られる。しかし、キリスト教やイスラム教に対する強い批判は、今後、波紋を広げる可能性もある。

 小沢氏の訪問は、来年夏の参院選に向けた地方行脚の第1弾という位置付けで行われた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091110-00001 …

ってあるんですが、そうなんですか?
ユダヤ教の方が排他的なイメージが強いのですが。

簡単に言って、どう違うのでしょう?
日本人なので、全然わかりません。。。
小沢さんはユダヤ教なんですかね?仏教?

あと、ユダヤ教って、イスラエル以外にどこの国に広まっているんですか?シオニストというらしいですが。
ユダヤ人が全世界に散らばっているので、特に国もなく、ばらばらなんでしょうかね?

また、米国はユダヤとキリスト教どちらが多いのでしょうか?←これは知りたい。

A 回答 (18件中1~10件)

はい、そうなんです。



ユダヤ人が神の名の下に、他の文化や文明を抹殺したという事例は私には寡聞にして聞かないのですが、キリスト教徒が神の名の下に抹殺した文化や文明は、南米の文明をほんの一例として、幾らでもありますね。

アメリカが所謂先進国の中で、最も宗教的な国であることご存知ですか。ヨーロッパで毎日曜日に教会に行くと答えた人の一番多い国はフランスで約15%だそうですが、(イギリスは5%)、アメリカ人は50%を越えています。最近の統計によると、アメリカ人の80%程の人がダーウインのよ進化論を信じないと出たそうです。統計の取り方にもよりますが、少なく見積もった統計でも進化論を信じない人の数は60%以上でした。その人達は、神による創造説を信じています。最近なんか、アメリカのキリスト教徒達は創造説に適当にオブラートを包んで、インテリジェント・デザインなんて言う説を称え出し、多くの州でそれを学校で教えることを義務付けることによって、進化論の教育を妨害しようとしていることは、質問者さんもきっとご存知でしょう。ウェッブサイトで調べることが出来ますから、ご自分で納得して下さい。

私はウン十年アメリカで生活しておりますが、その経験で、彼らは、何が正しく、何が間違っているかを世界中に人達に教えて上げようと心から考えているらしいことを知りました。こと程左様に、彼らの独善と非キリスト教徒に対する優越感と排他性は特筆に値します。特に911同時多発テロ以降では、テレビ・ラジオのイスラム教徒たたきは目に余るものがあります。アメリカで一番視聴者が多いとされているFOXニュースは、フェア・アンド・バランスというキャッチフレーズの下にイスラム教徒たたきの大キャンペーンをやっております。昔、小中学校の頃、戦前の日本では国とメディアによって、日本礼参、鬼畜米英の大キャンペーンが行われ、まともなことを言った人は皆から白い目で見られたり、場合によっては牢屋に入れられたりしていたと先生が言っていたのですが、大人達ってそんなに馬鹿なの?っとその頃の私は半信半疑でした。しかし、アメリカに生活するようになって、なるほど先生はこのことを言っていたのか、と納得しました。そう言えば、日本でも戦後見事に180度方向を変え、今では戦争反対と言っておりますが、よく調べてみると、朝日新聞も毎日新聞も戦前は戦争を煽る急先鋒だったんですね。

皆さんの意見の中には、その宗教自身はそうでないんだが、その宗教の教徒や指導者がおかしなことをやるのだ、という人も居られるようです。しかし、宗教とはその信者の行動を律っし、その行動様式に決定的に影響を与えるものです。ですから、言葉を弄ぶのでない限り、その信徒達の行動様式だけが、その宗教の何たるかを判断する基準であり、それ以外にその宗教について判断する方法はありません。例えば、その宗教の聖典に書いてあったことを、ああだこうだと屁理屈を捏ねながら、ああも解釈できる、こうも解釈できると言ってみても空で意味のないことです。そこに書いてあることによって、信者達がどういう行動形態を喚起されたかによってのみ、宗教の何たるかは判断されます。

>米国はユダヤとキリスト教どちらが多いのでしょうか?

以下のデータは、U.S. Religious Landscape Survey. Pew Forum on Religion & Public Life. 2007. Retrieved 2009-05-09.、 のものです:

キリスト教:78.4%
ユダヤ教徒:1.7%
仏教:0.7%
イスラム教徒:0.6%
ヒンドゥー:0.4%
その他宗教:1.2%
無宗教:16.1%

もし英語が聞き取れるようでしたら、



を聞いて見て下さい。ここで話している人達は、アメリカのメディアで大変影響力のある連中です。FOXなどの巨大メディアでイスラム教を非難しています。この画像の中でも、かつて太平洋戦争が始まったときに、アメリカ政府が、日系アメリカ人の財産を没収して、彼らを強制収容所に入れたのは正しかった。危険なイスラムの宗教を信じる連中を、また強制収容所に入れるべきだと喧伝しています。繰り返し出てくるお爺ちゃんはパット・ロバートソンと言うアメリカで支持者の多い大変有名なキリスト教伝道者です。下のURLを参考にして下さい。

そう言えば、911同時多発テロの直後に、ブッシュ大統領が、これは現代の十字軍であると宣言してしまい、それをイギリスを当時のブレア首相がもみ消すのに躍起になっておりましたね。ブッシュ大統領の選挙基盤として重要な役割を演じたのは、2000年の選挙のみならず、イラク戦争真っただ中の2004年の選挙でも、福音派エバンジェリストというアメリカのプロテスタントの最大組織でした。

皆さん、お願いですから現実のキリスト教徒の行動から目をそらして、聖書によるとどうのこうのと、言葉の陵辱をしないで下さいね。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/パット・ロバートソン
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chrisdiorです。


追加で書かせて頂きます。
あなたの質問を読み返している内に妙な言葉に気が付きました。
小沢のブーニャンが発言した「キリスト教文明」ていったい何なんですか?
歴史的に見ても例えばメソポタミア文明、インダス文明、エジプト文明etc..などは聞きますが、ある宗教の名称を使って「xx文明」と聞いたのはお初です。それでは日本は「神道文明」あるいはインド、中国、タイetc..などの「仏教圏文明」ということになりますね。
ブーニャンの発言は全く話になりませんね。
質問者さんに大変失礼なのが、このような方の発言を気にしてもあまり価値がないのではと思います。
政権を担う等の代表的立場の方がこのような発言をして恥ずかしくないのでしょうか?本当に何をかいわんやですね。小沢ブーニャンこそ宗教とは何たるかを全く理解していませんね。
このような次元の低い発言を気にする価値は無いと思います。
逆側に立場言うと、キリスト教を国教とする国々を十羽一からげで「キリスト教文明」逆のと表現してくれることは誇れることではないでしょうか?
その理由として、これらの国の人はキリスト教に対して「信仰」を持つ本当の意味でのキリスト教徒が多いからです。
その逆に日本はどうでしょう。日本人はよく「日本は殆ど仏教徒だから。」や「私は仏教徒だからクリスマスは関係ない。」など発言します。
日本人は仏教徒?何をもってそう思っているのでしょうか。
ただ先祖代々のお墓が仏教のとある宗派のお寺にあるだけで仏教徒ですか?
日本において仏教徒はお寺のお坊さんか、信心深い一部の日本人ではないかと思います。何故ならそこには「信仰」というものがあります。
信仰とは、御仏の教え、戒律を心に留め、普段の生活の中でそれを実践していることです。そのような方々を仏教徒というのです。
そういう日本人がいったいどれだけいるでしょう。
そんな仏の教えに信仰を持たない国民が殆どの国が仏教徒の国であるとは言えるはずありません。
そういった意味では、日本は「仏教圏文化」から除外されてしまうでしょう。「無信仰」は無宗教を意味します。そういった日本人が溢れているのです。
ですから、「キリスト教文明」といわれ国々は誇れることと考えることができます。
ですから、日頃信仰のない人が「日本は殆ど仏教徒だから。」などと発言する日本人の実態は宗教的レベルが幼稚過ぎることを意味します。

話しは変わりまして、ユダヤ教の方が排他性が強いのは事実だと思います。先程の回答でも申し上げましたが、旧約聖書の中にはかなり明確に読み取れると思います。
あと、ユダヤ人がにどこの国に広まっていかですが、欧州、米国が一番多いと思います。明確でなくてすみません。
米国はユダヤよりもキリスト教が多いいと思います。
米国のクリスマス時期には当然クリスマス休暇になりますね。
米国社会全体がクリスマス休暇ですのでユダヤの人も会社を休まないわけにはいきません。そこでユダヤの人はクリスマス休暇とは言わずビッグ・ホリデーという言い方をすると聞いたことがあります。
この状況からみてもキリスト教の方が多いことが伺えます。
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あまり難しいことはいえませんが、「キリスト教」即ちキリストの教えが排他的なんでしょうか?


それは一般の民ではなく、権力を持った人達が本当の意味でのキリストの教えに従わないせいではないのでしょうか?
確かに旧約聖書(ユダヤ教)においては、そういう部分が端々に見られますけれど。
錯覚してはならないのは、一般に言う「キリスト教」や「仏教」というときは、その団体組織やそれを国教としている国の権力者を含めてイメージするもので、「キリストの教え」や「仏の教え」となると人間が生きて行く上において失ってはならない御言葉であり、最終的に両者は人に対する慈愛という共通の教えになります。両者とも排他性などどこにもありません。
従って、小沢のブ-ニャンが言っていることは宗教団体組織をイメージして論じているものです。
しかしその議論にも矛盾が生じています。
「キリスト教」は排他的だが「仏教」はそうではないと比較(非難)する言動そのものが、他を排除しようとする行為の始まりなのです。
先進国であるならば日本社会において様々な宗教の共存を考えることが一番必要なのではないでしょうか?
小沢のブ-ニャンも、たとえそれがリップサービスであろうとも同じことをしているのですよ。
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Np.7です。


No.12さんのコメントを拝読して、「廃仏毀釈」を思い出しました。
国の政策によってはそんなことも起こります。

(今回の小沢さんの発言は場が場ですから、幾分リップサービスもあったんだろうなとも思います)

宗教から離れてしまいますが、日本も別の意味で排他的と見られることがあります。
細かく見ると、どこの国でも寛容な面と不寛容な面があるのだと思います。

南米は・・・・・宗教と言うより、世俗的な勢力が滅ぼしたのだと思いますよ。
確かに、キリスト教文明からやってきた人々ではありましたが。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%AB% …

>ユダヤ人が全世界に散らばっているので、特に国もなく、ばらばらなんでしょうかね?

イスラエルがあります。
パレスチナや周辺国ともめてますが。
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      *** オウム真理教サリン事件は中国が望む日本属領支配への序章 ***



ご質問は、民主党の小沢氏と特定宗教との関係についてのようですが、
民主党幹事長である小沢一郎氏が民主党の影の実力者といわれているような、日本の未成熟な民主主義と二重権力の
政治構造から生じる、実に危険な動向ではないかと回答者が個人的に思う意見であり、参考にして頂ければと思います。

今回の選挙で60年余続いた自民党から民主党への政権交代が実現しましたが、中国やインドなどかつての経済後進国は
その豊富な国土資源を元に世界の大国を目指しています。
特に中国は共産思想から市場経済へと経済の構造は変化したものの、旧共産勢力が依然として独裁支配していますが、
この変貌する世界勢力地図によって日本は将来、中国や北朝鮮など特権支配国家との同盟共同体か、それとも今のような
自由民主主義を維持するかの選択を迫られることになります。

中国や北朝鮮などとの同盟共同体を選んだとしても中国はもはや共産国家ではないから、共産主義的政治にはならないと
思いますが、中国や北朝鮮は依然として特権階級による “ 独裁支配国家 “ ですから、今の日本の自由民主主義的平等は
否定されて、戦前日本の天皇絶対崇拝のような “ 特権独裁国家 “ への変貌を迫られるでしょう。

日本でもこの中国や北朝鮮などとの同盟共同体を組むことで、” 強権支配によって “ 今の経済寡占や利権を維持
しようとする経済界の一部やその手先となる超党派政治家グループと、戦前の絶対崇拝をもくろむ皇室が一体となって
“ 特権支配国家 “ への移行を画策しています。
特に “ 民主党員の仮面を被った小沢一郎氏 “ は民主党政権となったこの機会に、日本の経済不安や社会不安を
増大させて、それを民主党の失政であるかのように押し付けて “ 特権独裁国家 “ への政権交代を狙っています。
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#10です。



>>キリスト教徒が神の名の下に抹殺した文化や文明は、南米の文明をほんの一例として、幾らでもありますね。

に対しての#12さんのコメント、

>こういった歴史をしらないやからによるデマが蔓延していることが、キリスト教への誤解を生むことになります。

に関して、一言。

もう一度繰り返します:
しかし、宗教とはその信者の行動を律っし、その行動様式に決定的に影響を与えるものです。ですから、言葉を弄ぶのでない限り、その信徒達の行動様式だけが、その宗教の何たるかを判断する基準であり、それ以外にその宗教について判断する方法はありません。皆さん、お願いですから現実のキリスト教徒の行動から目をそらして、聖書によるとどうのこうのと、言葉の陵辱をしないで下さいね。

どうも所謂宗教家と言われる方は排他的なようで、ご自分の宗派の非を指摘されると、普段寛容を説いているにも拘らず、しばしば感情的になるようですね。この点が、科学を志す人とは違う、宗教家の特徴なのでしょうか。科学者は、その本質を理解するために常々キーワードを探っております。所謂キリスト者の反応を分析することによって、宗教とは何か、科学とは何か、そして、その違いとは何かを探る面白い情報を与えてくれそうですね。
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 実は曖昧(つかみどころがなく)で確証も物証もしない、できない宗教や信仰というものの意味を見下げていました。


 宗教も論理性の中で、神学的にとか理屈で理解しようとしていました。
 しかしインド思想の一つを勉強し始め、納得しながら理論を理論外から理解するインドの宗教に入っています。
 この会の創始者が一定の考えでヨーロッパ文化圏に広める意図からか、キリスト教の教義や聖書もインドの思想と強調させて理解できるようにしております。
 私自身は元は、西洋哲学をかじり、禅宗の読書をしてきて、このインド発祥の思想に違和はないのですが、キリスト教のことが出てくると、少しひっかかります。
 
 何も信仰していないで勉強しているうちは、寛容です。何に対しても。特にラートブルッフやカントなど西洋のことをしているうちは、価値相対論でもありますが、一人の人間が信仰に入るとやはり価値相対論は社会生活でのことです。
 信仰の内容としては、わが仏が一番。という諺の通り、わが信仰が一番です。
 その絶対主義の信仰を多様な社会と歴史の中でどう生きていくかの事になりますね。
 つまり、現れ方はどうであれ、信仰は寛容ではありえないと存じます。
 しかし信仰自体も寛容を第一の教えとしなければなりません。
 でも絶対主義です。
 信仰がなければ、はは暢気、呑気だね。という寛容です。
 仏教は、ヨーロッパに伝わったキリスト教に比べ、理知的ですし歴史条件も異なりますので、異教に対して攻撃するばかばかしさは在りません。
 仏教同士も底は同じという感情がありえます。
 キリスト教はやはり私には違和感があります。
 たくさんのクリスチャンも親しい友人であり、恩師もキリスト者なんですが、明確に言えば受け入れがたい異文化です。
 小学校や青年のある時期は教会にも通い多くの友人も今も付き合っていますが、どうもわたしには違いますね。
 ヨーロッパにおけるキリスト教はともかく、キリスト教もどんな宗教も根底は寛容であるが、異教や異文化との関係の仕方は民族の心性や個人のあり方で異なると存じます。
 キリスト者にも仏教的な寛容を示す方もおられますし、創価学会みたいな信仰団体もあります。
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この発言は、リップサービスが過ぎたものでしょう。


キリスト教を排他的と言うのであれば、神道はもっと排他的です。
その神道を根幹に持つ日本は、ユダヤ教を根幹に持つイスラエルよりも排他的といえます。
そもそもユダヤ教は、イスラエルの民族宗教であり、他民族に広めようとする考え方を持ちません。
この点神道も同じです。
また両宗教とも、自身にかかわらない限り、他宗教を排除しようとしません。(戦前の国家神道という異端は別にして)
これは、そもそも排他的と言うのでしょうか?
イスラエルでは、ユダヤ教だけが認められているわけではありません。
多数のキリスト教徒も住んでいますし、バハイ教の本部もイスラエルにありますし、イスラム教のドズール派の本拠地もイスラエルです。

>キリスト教徒が神の名の下に抹殺した文化や文明は、南米の文明をほんの一例として、幾らでもありますね。

こういった歴史をしらないやからによるデマが蔓延していることが、キリスト教への誤解を生むことになります。
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キリスト教のとーいつきょーかいがアップを始めたようです。

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小沢氏の発言については、その真意が分からないので言及は避けておきます。


なんで、受け入れ方という意味で、改宗について述べてみます。

ユダヤ教は基本的に改宗や布教は行っていないので、血縁関係によって受け継がれてきた宗教といえます。
敬虔なユダヤ教徒は、自分の子供が異教徒と結婚したら、その子を破門するくらい頑なな態度を取っています。
しかし、全く布教や改宗者を受け入れていないかというと、そうでもありません。
むしろ、改宗が受け入れられるとユダヤ人以上に立派なユダヤ人として称えられることもあります。
また、少数ながら米谷ふみ子氏や小辻節三氏など日本人の改宗者もいます。
「ユダヤ人」というのは民族名でなく「ユダヤ教信者」という意味の方が強いかもしれません。

キリスト教は色々な宗派に分かれますが、多くは何度かの講習で聖書の内容や教会の考え方を知った後、納得したら洗礼を受けて改宗することができます。
また、別の教会(カトリックからプロテスタントとか)に移ることも比較的自由に行えます。
歴史的に言えば、カトリック信者やプロテスタント系信者は大航海時代~植民地時代に支配地の人々を改宗させて人口を増やしてきたという背景があります。
まぁ、原住民を支配するツールの一つとしてキリスト教が利用されてきたわけですね。

イスラームへの改宗ですが、コーラン(イスラーム法)にはその手続きは明記されていません。
改宗も比較的簡単で、改宗者が無宗教者や多神教者の場合は、「アッラーの他に神はない」とアラビア語で唱えると、アッラーに認知されたとして改宗したとみなされます。
次に、改宗者が神の存在は認めながら預言者(ムハンマド)の存在を否定していた場合は上記に加え「ムハンマドはアッラーの使徒である」とこれまたアラビア語で唱えると改宗したとみなされます。
最後に改宗者がユダヤ教徒・キリスト教徒の場合は、上記の二つの呪文に加え自分が所属していた教会に対して帰属の否定をしなければいけません。
歴史的に見れば、イスラム教徒はキリスト教徒からの改宗者が一番多いのですが、それはイスラム教が無理矢理改宗させたわけではなく、イスラム教国家(オスマン帝国など)に支配されているときに自主的に改宗する者が多かった故です。
その理由ですが、イスラム国家に支配された地域では、異教徒でも普通に生活することができました。
しかし、人頭税を初めとした異教徒のみに適用される法律などがあり、生活面でイスラム教徒に改宗した方が有利な場合が多いので、宗教にあんまりこだわらない人は気軽に改宗していたようです。

次に仏教ですが、こちらはあまり「改宗」という考えはしないようです。
「改宗」というのは、ある意味「出家」することであって一在家信者には仏の教えを受け入れればそれで良いようです。
しかし、この一事をもって仏教が他の宗教(特にアブラハムの宗教)と比べて寛容的で優れていると言い切ることは出来ません。
仏教にも「密教」のように、「大衆」に向けたモノではなく、個々人の修行を重視し門戸も固く閉じている集団もあります。

おまけとしてヒンドゥー教を取り上げると、こちらは多神教としられますが、実は「一神教的」宗派があります。
ブラーマ(梵天)、ビシュヌそれにクリシュナの三大神を一種の「三位一体」とし、世界の真理とする考え方で、他の神々はただその神がそうした形で表出したのであって、根本は一つだということです。
同じような思想は仏教にもあります。
つまり、一神教VS多神教でどちらが寛容・非寛容かは一概に言えないわけです。

>また、米国はユダヤとキリスト教どちらが多いのでしょうか?

最後にこちらも回答しておきますね。

プロテスタント(51.3%)
カトリック(23.9%)
モルモン教(1.7%)
エホバの証人(0.7%)
東方正教会(0.6%)
ユダヤ教(1.7%)
仏教(0.7%)
ムスリム(0.6%)
ヒンドゥー教(0.4%)
無宗教(16.1%)
その他(2.3%)

詳しくはアメリカ合衆国国勢調査局の報告書を
http://www.census.gov/compendia/statab/tables/09 …

ついでに、おおざっぱですが世界の宗教人口を
キリスト教信者 約19億人
イスラム教信者 約10億人
ヒンドゥー教信者 約7億人
仏教信者 約3億人

因みに、イスラム教徒は今後大幅に伸び世界の総人口の約25%になると予想されています。
日本人もムスリムに対する理解を深めないと、グローバル化の波に飲み込まれかねませんね。

長文になりましたが、参考になれば幸いです。
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